宮城県北トレッキング 草木と遊ぶ

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

農道に咲くノハラアザミ

2017-02-22 | 日記
大崎市南東部の丘陵地へ上がっていく農道や、周辺の農地の法面に咲いていた
ノハラアザミの花です。ふつうはもっと背高になるのですが、コンパクトにまとまって
いますから、一度刈り払われたものと思われます。
秋に咲くアザミの仲間では、最もふつうに見られる種でしょう。




                             二枚とも2016.8.21撮影
この花には虫たちがたくさん寄ってきます。
小さなミツバチやクマンバチ、キアゲハやヒョウモンチョウの仲間をよく見ますし、
カメムシやアリが蜜を吸っていることもあります。これらが写り込むとゴミのように
見えることがあるので、今回は除けてから撮りました。

アザミの名の由来は、古語の「あざむ」が転訛したものと言われています。
その意味は「傷つける 驚きあきれる」で、美しいアザミの花を手折ろうとしたら、
鋭いトゲに刺されて、驚き慌てたと言うことでしょうか。


                                 2016.8.21撮影

キク科アザミ属の多年草で、中部以北の本州に分布する。
低地の道端や耕作地周辺から、亜高山帯の草原などに自生し、草丈は50~100cm。
根はゴボウ状の直根。根生葉が花時まで残っていて、地際でロゼット状に広がる。
葉は羽状に中~深裂し、長さ25~40cm、鋭い刺が多数あって、中肋は紅色を帯びる。
茎は直立し、上部で分枝する。茎葉は互生し、上部ほど小さく、基部は茎を抱く。
花期は8~10月、頭花は紅紫色で、枝の先に直立又はやや横向きに、2~3個集合
して付く。頭花は小さな筒状花の集合体で、花の先の長い針状のものが雄しべで、
先が枝分かれしているのが雌しべの花柱である。
花柄はごく短く、総苞は幅1.5~2cm、くも毛が多い。総苞片はトゲ状で6~7列、
斜め上に開出する。総苞片に腺体がなく、粘らない。
果実は痩果で長さ5mmほど、種子には長さ1cmほどの白い冠毛が付く。
ジャンル:
植物
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« キタカミアザミか | トップ | 休耕田のヘラオモダカ »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL