宮城県北トレッキング 草木と遊ぶ

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

ノアザミのロゼット葉

2017-02-13 | 日記
松島町北小泉地区を東西に走る送電線があり、それに沿って電力会社の巡視路
が通っています。送電線を支える鉄塔下はよく刈り払われた草地になっていますから、
厳寒期ながら何かのロゼット葉が出ているのではないかと、巡視路を歩いてみました。

林道を行くと尾根上に鉄塔が立っていて、そこに細道が上がっています。
これを登り詰めると鉄塔下に出て、そこは凡そ10m四方の草地になっています。
何かないかと腰を屈めて歩き回ると、半ば枯草に埋もれるかのようにノアザミが
ロゼット葉を広げつつありました。
そのままでは枯草が邪魔で写真にならないので、丁寧に枯草や落葉を除けてから
撮影しました。




                             二枚とも2017.2.8撮影

アザミの園芸種にドイツアザミというのがあります。
色が多様で赤・ピンク・白などがあり、切り花や花壇のアクセントに利用されています。
ドイツアザミと呼ばれているものの、ドイツとは全く関係が無く、在来種のノアザミを
国内で品種改良したもので、花期を長くして棘を少なくした園芸品種なんだとか。

それになぜ「ドイツ」が付くのでしょう ?
改良されたのは大正時代で、当時は優れたものに「ドイツ」と付ける傾向があったとか、
舶来崇拝が強い時代で、園芸商が花を売り出そうとして適当に付けたのだとか、ともかく
そんなことで命名されたようです。商売人には敵いませんねぇ ( 笑 )


                                 2017.2.8撮影

キク科アザミ属の多年草で、本州~九州に分布し、草丈は50~100cm。
山野の草地や道端等に生え、我国でもっとも普通に見られるアザミである。
茎には白毛が密生、直立して上部で分枝する。
葉には鋭いトゲがあり、さわると痛い。
根生葉は中裂し、花期にも残る。茎葉は基部で茎を抱く。
花期は5~8月で、頭花は多数の筒状花からなり、直径は4~5㎝、枝先に上向きに付く。
総苞は幅2㎝ほどの球形、総苞片は6~7列で、葺瓦状に張り付いて殆ど反り返らず、くも毛がある。
総苞片の中央に白色~紫色の盛り上がりがあり、これに蜜腺があって粘液で粘る。
痩果は長さ3㎜ほどで無毛。冠毛は長さ1.5㎝ほどで、羽毛状に枝分かれし、基部は合着する。

ジャンル:
植物
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