宮城県北トレッキング 草木と遊ぶ

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

名残のナンテンハギ

2017-03-07 | 日記
登米市東和町錦織の嵯峨立地区に、年に二三度通う山域があります。
そこに上がって行く林道沿いに、ナンテンハギが群生する一角があるので、是非とも
花の写真を撮りたいものと、出かけてきました。
ところが、林道を上がって行くと花は殆どが散った後で、既にエンドウマメのような
豆果がぶら下がっていました。10日ほど遅かったようです。


                                 2016.6.27撮影

止む無く、荒れた林道を経由して西側の山へ移動し、牧草地跡や林縁を探すと、
日当たりの悪い場所で何本か花が残っていましたが、いずれにしても盛りを過ぎた
残り花で、今年はもう終わりということでしょう。
こうして撮影日を記録しておいて、来年こそ盛期の花を撮りたいものです。

ナンテンハギの名の由来は、小葉が南天の葉に似ていることから。
別名にアズキナがあり、飛騨地方では古くから山菜として食されているとのこと。


                                 2016.6.27撮影

マメ科ソラマメ属の多年草で、北海道~九州に分布する。
丘陵~山地の日当たりの良い草原、耕作地周りや道端などに自生する。
地下には木質の太い根茎がある。
茎は束生して直立し、稜があって草丈は50~100cm。巻きひげはない。
葉は2個の小葉からなる偶数羽状複葉。小葉は菱状卵形で長さ3~9cm、先が尖る。
托葉は腎臓形で茎を囲むようにつき、両端は鋭く尖る。
花期は6~7月で、葉腋から総状花序を出し、蝶形花を10個ほど付ける。
花冠は青紫色~紅紫色で、長さ1.5cmほど。苞は長さ1mmほどで開花前に落ちる。
果実は豆果、長楕円形で扁平、長さ20~35mm、幅5~7mm。
鞘の中には、球形で直径3mmほどの種子が、3~7個入る。
ジャンル:
植物
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