里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

フクジュソウ 田束山麓の小泉地区

2018-02-25 | 日記
気仙沼市本吉町の小泉地区から山田地区にかけて、集落道や農道を歩きながら
フクジュソウの花を探してきました。

細い沢沿いの集落道を上っていくと、南東向きの斜面に早くもフクジュソウの花を見つけ
ました。撮影しようと斜面を少し上がると、既に花は散りかけていて絵になりません。
冷たい北~西風が当たらない斜面ですから、ずいぶん早くから咲いていたものと思われます。
少し枯れ草の多い場所で、何とか一枚だけ撮ることができました。


                                 2018.2.24撮影

集落道を南に上がって行くと舗装が終わり、そこから先はしだいに道が細くなっていきます。
やがて深い杉林の中の道になり、路面が雪に覆われてきました。
まもなく林道の終点に突き当たりますが、地形図を読むと別の林道が上を通っているようです。
杉林内を登ってその林道に移り、今度はこれを下って隣の集落へ向かいます。

林道を下っていくと一軒の民家があり、おばあさんがあぜ道で何かを探しているような ?
「こんにちは。フキノトウを採っているんですか ? 」
『あー、ビックリした ! そう、何個か出ていたからね』
『ところでどこから来たの ? 何しに来たの ? 』
「隣の集落から林道伝いに来たの。そろそろ、フクジュソウが咲いたかと、写真撮りに来たの」
『家の裏山に咲いているよ。おじいさんが案内するから』

残念ながら、裏山は花が終わりかけていましたが、畑の法面にも咲くのだそうです。
そこに向かうと、今度はツボミの状態で、花の盛りに撮るのはなかなか難しいですね。




                             二枚とも2018.2.24撮影

フクジュソウは2016年3月に観察して、記事をアップしています。
属性や特徴については、下の青字をクリックして参照願います。

フクジュソウ群生地 田束山麓


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