宮城県北トレッキング 草木と遊ぶ

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

山裾のミヤマカラマツ

2017-07-11 | 日記
栗原市栗駒町沼倉の、栗駒ダムサイトの岩山から続く北向きの斜面が、かなりの急傾斜で
道路法面へ落ち込んでいて、そこにミヤマカラマツの白い小花が咲いていました。
前後に5株ほど咲いていたのですが、どの株も背丈の低い小さな株です。
この自生地は道路法面ですから年に1~2回刈り払いされ、それで株が大きくなれないの
かも知れませんね。




                             二枚とも2017.6.27撮影

深山に生えるカラマツソウということで「ミヤマカラマツ」と名付けられましたが、実は低山
にも生えています。今回私が撮ったミヤマカラマツも、標高200mほどの地点でしたからね。

ミヤマカラマツは花の時季が他のカラマツソウ属の植物よりも早く、6月から咲き始めます。
繊細な白い花が線香花火のようで、好みの花なのですが、まとまって咲いているのを見た事が
ありません。沢沿いのブナ林に2~3株、北向きの斜面に1株だけ、そんな寂しげな自生地
が殆どです。


                                 2017.6.27撮影

キンポウゲ科カラマツソウ属の多年草で、北海道~九州に分布する。
低山〜高山の、やや湿り気のある草地や林縁に自生し、草丈は20~80cm。
カラマツソウに比べて小型で、茎や葉も繊細な印象。
根生葉には長い柄が有り、2~3回3出複葉、小葉は長楕円形で長さ1.5~8cm、葉縁は浅裂する。
基部は広い楔形、葉裏は白っぽい。茎葉は2~3枚付き、上部の葉は小さく単葉になる。
花期は6~8月で、枝先に直径8~10mmで白色または淡紫色の花を散房状につける。花弁はなく、
多数の雄しべの花糸が花弁のように見える。その上につく葯は広がった花糸より細く小さい。
萼片は広倒卵形で白色~淡紫色、早落性。
果実は長さ4mmほどの扁平な半月形の痩果で、横に張り出して付く。片面3個ずつ稜がある。
ジャンル:
植物
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