宮城県北トレッキング 草木と遊ぶ

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

イヌナズナのロゼット葉

2017-03-21 | 日記
気仙沼市本吉町馬籠地区北西部の、角柄集落の集落道を行くと、低地の田んぼへ
下りていく畦道があって、そこに様々な野草が芽生えていました。
何か珍しいロゼット葉でも開いていないかと、中腰で探しながら歩いていると、小さな
黄色いツボミを付けたロゼット葉を見つけました。
黄色い小花を付けるロゼット葉・・イヌナズナかも知れませんね。
土が露出した狭い範囲に、20株ほど生えていました。





帰宅後に「野草のロゼット」という図鑑をめくっていると、イヌナズナのロゼット葉が
載っていて、私の写真のロゼット葉と合致します。
黄色い小花、細毛が密生する葉の様子などが全く同じですから、イヌナズナで間違い
ないでしょう。

その後も集落道や畦道を捜し歩きましたが、けっこう珍しい種類なのか、あまり見つけ
られませんでした。或いは、時季的にまだ早いのかも知れませんね。



アブラナ科イヌナズナ属の越年草で、北海道~九州に分布する。
道端、草地、土手などに自生し、草丈は10~40cm。全体に星状毛がある。
和名の由来は、食べられないナズナという意から。
根生葉はロゼット状に広がり、葉身はへら状楕円形で長さ2~4cm、幅8~15mm、不揃いの
鋸歯があり、ほとんど無柄。茎に出る葉は卵形で不揃いの小さな鋸歯がある。
花期は4~5月で、茎の上部に総状花序を出し、小さな黄色い4弁花を多数付ける。
花弁は長さ2.5mmほどで広いへら形、先端は2裂し下部につめがある。萼片は楕円形で
長さ1.5~2mm、雄しべ6本中4本は長い。
果実は線状楕円形で扁平、長さ6~8mm、細毛を密生し、果柄より短い。
種子は広楕円形で長さ0.4ミリメートル。
若苗は食用になると言うが、あまりに小さい。種子を漢方薬として用いる。
ジャンル:
植物
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