里山の野草と花木 宮城県北トレッキング

宮城県北部の山野を歩き回り、季節ごとの草花や果実を撮影し、その特徴や自生地の環境等について記録する。

シャガの白い花 神社参道

2017-03-13 | 日記
我町の中心部から見て北東方向の丘陵上に、妙見宮と呼ばれる神社があります。地区の古老たちは、「お妙見さま」と呼んで親しんできたようです。かつては縁日に、露店などが立ったのかも知れませんね。因みに妙見とは北極星のことで、北方の守護神として祀られてきたのでしょう。参道の石段を上がって行くと、杉の大木周りに白い花が群れ咲いていました。シャガの花ですね。辺りを見渡すと、あっちこっちに群生しています。     . . . 本文を読む

ルイヨウボタン 雑木林の林床

2017-03-13 | 日記
気仙沼市本吉町の小泉地区から、田束道路を上がって中腹の空地に車を置き、何本かの林道を巡って山野草を観察してきました。林道から北向きの凹地を登って行くと、そこは杉混じりの雑木林で、林床には水平に葉を広げた野草が群生していて、黄緑色の小さな花を付けていました。葉と花が似たような色なので、近づくまで花と気付かないほどです。ルイヨウボタンの花ですね。漢字表記すると「類葉牡丹」で、葉の形状が牡丹に似ていると . . . 本文を読む

オオバキスミレ 希少な黄花

2017-03-13 | 日記
気仙沼市本吉町小泉地区の、田束山の雑木林で観察したオオバキスミレです。 このスミレは京都以北の日本海側山地に自生する種ですが、宮城県東部の北上山地 にも稀に生えています。研究者によると、日本海側に自生する基本種とは細部が違う 変種のようで、「フチゲオオバキスミレ」と呼んで区別するのが正しいようです。 ただ、私自身が幾つかある相違点をよく理解できていないので、このブログでは オオバキスミレとして扱い . . . 本文を読む

ヤマツツジ 田束山中腹

2017-03-13 | 日記
気仙沼市南部の田束山中腹で撮影したヤマツツジです。田束山のヤマツツジと言えば、花期には山頂一帯が朱色に染まることで有名ですが、この日はまだ三分咲きくらいとテレビニュースが報じていたので、四五日花の早い中腹で観賞しました。これらは田束道路沿いとか、林道沿いに点々と咲いていたもので、どこかに群生地があるわけではありません。                             二枚とも2016.5. . . . 本文を読む