白雲去来

蜷川正大の日々是口実

中華街のことなど。

2017-08-10 13:27:13 | 日記
八月二日(水)曇り。

魚屋を覘いて「柳カレイの干物」があると、つい買ってしまう。鮮度の良くない物は、グリルで焼いていると、身がボロボロになってしまう。たまにそういうヤクネタをつかまされることもあるが、見た目では分からないので、素人は情けない。朝食は、その柳カレイの干物(中々良かった)キャベツの糠漬け、しじみの味噌汁。昼は抜いた。夜は、近所のスーパーで買った、カツオ。(残念だった)、アスパラのオイスターソース炒め。牛皿。お供は、「もぐら」という焼酎。

良く知人から、「中華街は何処のお店が美味しいですか」と聞かれることがある。正直言って返事に困る。それは私が美味しいと思っても、他人がどう感じるかは、千差万別である。また、せっかくお店を紹介しても、何処でも食べられるような、例えば「エビチリ」「牛ピー」「マーボー豆腐」「春巻き」「焼きそば」などを食べては、中華街に来た意味がない。そんなメニューは中華街でなくとも、下町の中華屋でも美味しい店は沢山ある。ただ、中華街の雰囲気を味わう、のならそれでもいいと思う。

年間に、随分と中華街へ行くが、個人的に行くことはまずない。ほとんど接客や群青忌などの直会、忘年会などで行く。地方から友人が来ると、男同士ならこのお店。相手が奥さんなりガールフレンドを同伴したならば、このお店。気の置けない男同士だったら、このお店。と使い分けている。「食べ放題」などの店には絶対行かない。「味」で行く場合もあれば、「人」で行く場合もある。しかしながら、中華街も段々渋谷や原宿のようになって、祝祭日などは、落ち着いて食事ができない。いや予約もできないのだ。

もう五十年も前のことだが、中華街を「チャン街」「南京町」と言っていた頃、中華街の裏通りには兵隊相手の外人バーが沢山あって、MPの腕章をつけた兵隊の乗ったジープが、見回りをしていた。五木寛之の『雨の日には車をみがいて』の中に出てくる、黒人専用の「コルト45」や「レッドシューズ」というお店が人で溢れていた頃だ。そんな昔の面影を残す、北方謙三の小説に出てくるようなBerが何軒か残っている。当時の私が飲んでいたのは、「ターキー・ソーダー」。そんなお店の似合う友人が来たら、久しぶりに行ってみたいと思っている。
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