面白い日本語と英語の慣用句(イディオム)とことわざ

日本語と英語の慣用句やことわざには、表現や発想がよく似たものがある。
たとえの面白さをいろいろな角度からながめる。

面白い日本語と英語の慣用句(イディオム)とことわざ(457)

2017年06月18日 | 日本語の慣用句、英語の慣用句
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40 よく似た英語と日本語の慣用句やことわざ

(153)make or break  一か八か(続き-5)

直  訳 作るかあるいは壊すか
意  味 ~を完全にやり遂げるかしくじるか

 名詞の前につける形容詞形「make-or-break」や「make or break someone [something]//make someone [something] break him [it]」の形でも使う。「一か八か」は「運を天に任せて思い切ってやってみること」を意味するが、もとは博打用語で、「一」は「丁(さいころの目の偶数)」、「八」は「半(さいころの目の奇数)」の各漢字の上の部分を取ったもので、丁半賭博の勝負を意味していた。「make or break」も「一か八か」も逆の意を持つAとBという言葉を「AかB」という形で使い、「~を完全にやり遂げるかしくじるか」を表現している点で一致している。
 英語の「all or nothing」、「do or die」、「double or nothing [quits]」、「kill or cure」《英》、「a leap in the dark」、「life and [or] death」、「make or break someone [something]/make someone [something] or break him [it]」、「make or mar someone [something] 」、「neck or nothing//be neck or nothing」(《英》)、「put one’s neck on the line」、「sink or swim」、「take a chance (on something [someone]」などや、日本語の「食うか食われるか、「のるかそるか」などが近い意を持つ。「do or die」は「do-or-die」、「kill or cure」は「kill-or-cure」、「make or break」は「make-or-break」、「life and [or] death」や「a matter of life and [or] death//be a matter of life and [or] death」は「life-and-death」あるいは「life-or-death」、「sink or swim」は「sink-or-swim」、「double or nothing [quits]」は「double-or-nothing [quits]」の形で名詞の前につける形容詞としても使う。
 この他、「一か八か」ではないが、それにに近い「一か八かやってみる」の意を持つ表現として、英語の「chance one’s arm」、「chance one’s luck」、「go for broke」、「put one’s neck on the line」、「stick one’s neck out (for someone [something]) //stick out one’s neck (for someone [something])」、「take a chance (on something [someone])」、「take chances (with something)」、「take a gamble (on something [on someone])」などがある。このうち「chance one’s arm」と「chance one’s luck」は《英》の表現。

例  文
 Not many men would dare to play against such skilled opponents when thei are still so young-this competition will either make him or break him.(まだ若いのにあんな老練な敵を相手にして戦おうとする者はあまりいないだろう。これは彼にとって一か八か の戦いだ)

参考例文
(20)This election is a life-and-death political battle for the senator.(この選挙は、その上院議員にとってのるかそるかの政治闘争だ)
(21)She felt that her son’s work would either make or break.(彼女は息子の仕事はのるかそるかだと思った)
(22)He had escaped from the enemy and reached the river, which was swift and dangerous; it was neck or nothing, so he jumped into the water.(彼は敵から逃れて川までやってきたが、川は流れが急で危険だった。のるかそるか だとばかり彼は水に飛び込んだ)
(23)This is our last chance. Sink or swim, we have to try.(これがわれわれの最後のチャンスだ。のるかそるか、やってみるしかない)
(24)We are in a sink-or-swim situation.(われわれはのるかそるかの瀬戸際にいる)

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