面白い日本語と英語の慣用句(イディオム)とことわざ

日本語と英語の慣用句やことわざには、表現や発想がよく似たものがある。
たとえの面白さをいろいろな角度からながめる。

面白い日本語と英語の慣用句(イディオム)とことわざ(311)

2014年05月31日 | 日本語の慣用句、英語の慣用句
人気ブログランキングへ

40 よく似た英語と日本語の慣用句やことわざ

(43) a jawbreaker  舌をかみそうな言葉

直  訳 顎を砕くもの
意  味 発音しにくいことば

 「a jawbreaker」は、もともとは、1930年代に売り出された「風船ガムが中に入った固い飴玉」で、「ジョーブレーカー」という商品名に由来する。日本語の「舌を噛みそうなことば」がほとんど同じ意を持つ。発音しにくいことを、英語では「顎を砕く」、日本語では「舌を噛む」と、どちらも発声に必要なからだの部分が傷つくことでたとえている点が類似している。

例  文
 A: What's the full name of the chemical tetryl? B: It's quite a jawbreaker:trinitrophenyl methylnitramine.( A テトリルという化学用品の正式な名前は?」 B「舌を噛みそうなことば-トリニトロフェネル・メトルナイトラミンだよ」

 このブログの目次は「面白い日本語と英語の慣用句(イディオム)とことわざ(152)と(226」で見ることができます。

コメントを投稿