あなたを忘れてしまえたら
どれほど楽になれるだろう
涙を流し続けることを
あなたは望んでいないはず
会える日を待ちわびて
勉強なんて手つかずのまま
あなたの笑顔を見るため
オシャレに気を配ってみた
今となってはもう…
わたしがあなたに費やした時間は
そんなにも無駄なものだったのかなぁ
あなたがわたしにくれた気持ちは
こんなにも呆気なく消えてしまうんだね
あなたと出会えなかったら
恋という感情を知らないまま
たまたま告白してきた男と
適当に過ごしていたかもしれない
「一緒に暮らせたら良いのに」
そう考えては諦めて
本当に愛してくれているのか
わからずに苦しんだ日もあった
一人で空回りした感情は…
誰も抱きしめてくれない夜が
こんなにも苦しい瞬間だなんて
あなたが傍にいてくれた日々は
忘れさせまいと 心に棲みつく
あなたが振り向いてくれたら
それでオワリなんだと思っていた
でもそれはスタートの合図
わかってなかったのはわたしだけ
もう一度 わたしの傍にいてくれたなら
2011.01.13