散歩、増えました ♪

毎日、朝に1時間強は散歩に行っている姉と母とゴビーさん

最近、夕方の散歩が増えました。

私とお豆さんの散歩に一緒に来てるんです　

かなりの早歩きになってます。

すごいよ　おねいさん

食べる時に相変わらず鼻水が垂れてますが　

「お豆に言われるよ～」

なんて言われて一生懸命拭くおねいさん

そうそう、最近、靴が一人で履けるようになりました～

脱げるようにもなりました～

一人で留守番をしてお食事を電子レンジでチン！って出来るようになりました～

なくなったケチャップを収納庫から出すことも出来るようになりました～

テレビの録画もできるようになりました～

そして　　

なんと、シャワーを１人で入れるようになったんです。

これはびっくりでした。


当たり前の事ができなくなってしまって1年と半年

6月に入ってから、その出来なくなってしまった事が徐々に復活してきた。

当たり前だけど、当たり前じゃない事。

考えるととっても複雑で悲しいんだけれども、

でも・・・　やっぱり　嬉しい。

来週はMRI検査があります。

何事もなく無事に終わって欲しいです。



今週末はお豆の御宮参り

もちろんおねいさんも来てもらいます。

そして、静岡の父さん、母さんも来ます。

素敵な週末になりますように　

皆様も…　

毎日の贈り物

本当に昨今の世の中は便利になってますねぇ～

私達は今年3月の夫さんの父さんの誕生日に

ソフトバンクのフォトフレームを贈りました　　


我ながらナイスチョイス　でした


5月に生まれてくるであろうお豆ちゃんの写真を

少しでも沢山見てもらう為。

初めての孫を少しでも身近に感じてもらう為。


そのフォトフレームに毎日、毎日、お豆ちゃんの写真を送っています。


本当に便利ですね。

つくづく感心してしまいます～

また感謝もしてます～

作った人　




夫さんの母さんは抗がん剤の副作用で辛い時期でも

必ず返信してくれます。　

考えてみたら、毎週の検診のエコー写真も送っていたんだけど、

必ず返信してくれていたなぁ～


寝ているよりも、いつものダイニングのテーブルに

座っている方が副作用にジッと耐えられるんだって。

そのダイニングのテーブルにフォトフレームを置いてくれていて

写真が届くたびに、メールをくれる。


少しでも気が紛れてくれれば

少しでも生きる気力に繋がってくれれば


メールの文章はいつも明るい。

苦しいのに明るく書いて…　とは思うけれど、

でもやっぱり嬉しい、

まだまだ、こうして明るく書いてくれてる、って思うから。

まだまだ、すぐにでも返信してくれる精神力があるんだ、って思うから。


今日も送りますね！！



そうゆえば…

うちはみんな元気です　

先週は姉も母も検診でしたが、どちらも何も異常がなかったです　

特に姉は、私の母乳の出を良くする為に

かなりヘルシーな食事を今、母が作ってくれていますので、

血糖値も今までで一番良く、薬もまた少し減ったそうです　


母乳を作る為には、乳製品とか高カロリー製品とかダメなんですね。

昔は餅を食べろ、牛乳を飲め、なんて言われていた事が

全て今ではダメになっていて、むしろ否定されていて

むかーしの人が冷蔵庫がない時代に食べていた様なメニューが

お母さんの体には一番良い、って。


だから、なのかなぁ～

昔の人、って言われている世代の人って長生き、と思うのは。

私の周りの人だけでしょうか…

みなさん、80後半か、もしくは90代、

私の曾おじいさんに至っては、100歳までいきましたし…

やっぱり食事って大切なんですね。

優しい嘘に気付いた日

お豆が誕生したその週末に

夫さんのお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんが

静岡から病院まで会いに来てくれた。

私はお豆が誕生してからと言うもの、今もそうですが、

とても涙もろくなっており、、、

嬉しい事然り、悲しいニュース然り、、。

面会室にお豆を連れて入った時、涙がブワーッと溢れてきた。

みんな嬉しそうに、目を細めてお豆の誕生を喜んでくれた。

どちらの家にとっても初孫であり、

おじいちゃん、おばあちゃんにとっても初ひ孫であります。



そんな日…

夫さんのお母さんがかつらをかぶっていました。

私は、嘘じゃないか、と何度も気付かれない様に確認していました。

上から、横から、、、。

間違いなくかつらだった。


夫さんは気付いているんだろうか？

病院に来る前に、お寿司屋さんで一席設けて会食をしていたんだけれど…

夫さんは新米パパとして、また自分の家族を案内するのに一生懸命で楽しそうで…

ビデオ撮影、写真撮影に忙しく動いていたんだけれど、、

やっぱり夫さんは気付いていなかった。


私が夫さんに伝えてから、夫さんは冷静に振る舞って

そのまま家族みんなを駅に送って行った。

その時に夫さんは父さんに聞いた。

夫　「母さん、再々発なの？」

父　「ああ、昨年の年末に…　ただ母さんがお前には黙っておいてと言ったから…」

そうなんです、私がその頃、前置胎盤が分かって大学病院に転院となり

絶対安静を言い渡されていた時だった、だから…。

そして、夫さんも新しい生活に必死になっていた時だった　だから…。

うちも、病気の姉を抱えている　だから…。


出産の前日、「母の日」で夫さんのお母さんにはお花とお菓子の詰め合わせを贈ったんだけれど、

その時、電話で話したお母さんはとても元気そうで朗らかに笑っていて。

それ以前だって、お産の話や赤ちゃんの話、とっても明るく話していて。


ただ、一つ、お正月に電話で話した時、気になる事があったんだ。

私　「今年は私は帰れなかったですが、来年は赤ちゃんと三人で帰りますねぇ～」

母　「来年のことは、まあ、分からないから　ね。」

なんて事を言っていたんだ。

夫さんにその事を伝えると、

「考えすぎだよ、意味はないよ～」

と、本当に根っから楽天的な夫さんはそう言っていた。

でも私はその言い方が気になっていたんだ…。

そうか、そう言う事だったんだ。


お母さんは今週始め、5クール目の抗がん剤治療の為に入院した。

今はきっと副作用で苦しい時だと思う。



私だったら…　かつらが分かった、その場で問い詰めてしまっていたと思う。

自分の不安を和らげるために、事実をしっかり知りたい為に。

それは、ただ単に、自分の為だけなんだな、と恥ずかしくなった。


夫さんも夫さんのお母さんも、じっと耐えてた。

それがお互いの為だと思って。　

お互いを思いやるが故の二人の知ってて知らないふり。

強い人じゃなきゃできないんじゃないかな、と思った。

だって私には耐えられないもの。

私にはまねできない。


夫さんは母さんの想いを汲み取って知らないふりを通す、って言う。

それが、母さんの意志だと思うから、って言う。

母さんは明るく振る舞う。

再々発だって言うのに。

怖いだろう、辛いだろう、私には絶対に想像できない感じる事の出来ない精神世界だと思う。


夫さんのお母さんは、強い人だと思う。

夫さんもそう言う。

そういう、夫さんだって強い人だと、私は思っているよ。


家族が一人増えて、ますます、頼りがいのある人になっているね。。

1年半前の再発が分かった時は、オーストラリアから日本に飛んで帰ったのにね…。

私は2週間、朝も昼も夜も外国の大きな家でゴビーと二人で、

ちょっと心細い思いをしながら、過ごしていたんだよなー。



時々、夫さんは父さんに電話して病状を聞いている。

今の所、すぐどうこうなる、と言う病状ではないらしい。

でも、再発の時よりも、抗がん剤が効きづらくなっているのは確かで…

前回、1年半前の時は3クール目の抗がん剤治療で癌は消えたらしいのだけれど、

今回は5回目で…　　でも少しずつは消えてきていると言う。


私達は私達で、また何か良く効く東洋医療はないか、と探し話し合っています。

何かないだろうか？

また前回と同じものを使ってみるか？



次に会う時には、また、消えてなくなって、

「そう言えばね、あの頃は…」

と話す日が来る事を本当に祈って祈って願って止まない。


優しい嘘をありがとう。

無事にお豆が誕生する事ができました。

何の不安もなく、幸せな妊婦生活でした。

今、私達は気付いたけれど、気付かないふりをして見守り願っています。

そして次に会う時に、お豆ちゃんを連れて、元気に会える事を祈り願っています。

もう6月かぁ ～15クール目テモダール終了～

みんな、元気に過ごしています。

私は、まだまだ寝不足と育児に慣れず、ではありますが…。

久しぶりにPCに向かいましたが、向かって1分もしない内に、

今もブリブリッと元気よくうんちさんを致しました、お豆



おねいさんは、お豆さんを見に、2階に足を運ぶ回数がまめになり、

知らず知らずの内に、とても良い運動になっているのかな。

外出先から帰ると、今まで、出迎えてもくれなかったおねいさんですが、

お豆が誕生してから、いつも玄関まで顔を見せてくれる。

ゴビーさんはただ今1階に居候中なので、そんなこんなで

母と一緒におねいさんもゴビーさんの世話も焼いてくれていて

助かります。

ますます、2階へのお使いが増えたおねいさんはエッチラコッチラと階段を上ってきます。


そしてちょうど、私の出産の日に

15クール目のテモダールも無事に服用し終わりました。

そんな状況なのに、夜遅くに会いに来てくれたんだなぁ～　とジーンときました。




明日が、おねいさん検診の日。

金曜日が母の検診の日。

みんな変わりなく帰ってきて下さい