日々雑感

男の独り言

ペンは剣よりも強し

2016年12月06日 18時17分06秒 | Weblog
地方紙に久しぶりにスカッとする読後感のコラムがありました。パソコンのキー打ち込み練習を兼ねて紹介します。

【通信販売カタログ雑誌「通販生活」冬号にこんな主張が載った。戦争、原発、言論圧力、沖縄差別、まっぴら御免ー。同誌は七月の参院選前の夏号で「自民党支持のみなさん、今回ばかりは野党に一票、考えていただけませんか」と呼びかけた。「民主主義的手続きを尊重するフェアな保守政党に変わってもらうには、一党多弱はよくない」との理由からだ。「まっぴら御免」は、夏号の読者から寄せられた批判172件に対する編集部の回答の一部。「政治的記事を載せるな」「載せるなら両論併記すべきだ」「通販生活は左翼雑誌か」そんな批判に対し、編集部は「日々の暮らしは政治に直接影響を受ける。だから、お金儲けだけを考えて、政治に口をつぐむ企業にはなりたくない」と説明した。さらに「憲法学者の約9割が違憲としたほどの『安倍内閣の集団的自衛権の行使容認に関する決め方』は「両論併記以前の問題」と自らの姿勢を主張した。そして訴える。「こんな『まっぴら』を左翼とおっしゃるなら、左翼で結構」と。原発や憲法、安保、沖縄などを巡り、政権の意向を過剰に忖度し、発言を自己規制する空気が蔓延する。通販生活は、そんな社会を一刀両断にした。原発推進派も自民党支持者もいる。多様な意見があっていい。怖いのは言いたいこと、言うべきことを自由に言えない社会だろう。「物言えば、唇寒し……」こそまっぴら御免だ。新聞も負けてはいられない。】

嘗て野党の時に原発反対を主張しながら政権与党になった途端に「立場が変われば考え方も変わる」と前言を翻し原発推進再起動に方向転換した政党があった。あのとき、こんな政党は向こう100年は政権与党にはなれないとマイブログに書いた記憶がある。「政治に期待を持てない」あれ以来こんな空気が国民の間に蔓延し、共産党の票が増えた気がしてならない。
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