「染まずただよふ」

…塾講師スミレの日記…

芭蕉のバ、琵琶湖のビ

2016年10月15日 |   中3 
今年もまた、中3国語で『奥のほそ道』を学習する季節がやってきました。
年々、生徒たちと古典文学との距離が開いていくのを実感します。
冒頭部分ひとつとってみても
生徒たちに質問されたり説明が必要だと思ったりする事項が増えています。

たとえば、『松島の月まづ心にかかりて』の「松島」は何県でしょう?
と問題を出したら
「宮崎!」「福岡?」「長崎!」となぜか九州ばっかり。

『春立てる霞の空に、白河の関越えんと』のところで
「白河」は福島県です。芭蕉は江戸から東北地方に向かう計画を立てています。
って説明したのに。
「宮城」と「宮崎」がごっちゃになったのかもなあ。

まあ、地名の件は数年前から生徒たちの反応はこんなもんだったけど
今年初めて質問を受けたのは
ってナニ?でした。
『三里に灸すゆるより』の「三里」は足のツボ。
ここに灸を据えると足が丈夫になるんだって。
これから歩いて旅に出かけるから、準備をしているのね。
と話したらこの質問ですよ。
確かにね、そんなに身近で見たり聞いたりすることがないもんなあ。
でも、同じような東洋の医学である「ハリ」は知っていたし経験者もいて、逆に驚きました。
それにしても、「灸」の説明は難しかった。
熱刺激ってことは伝えられても、「もぐさ」をどう説明したらいいのか…。
私自身もよく知らないから、うまく伝えられないんだろうなあ。

あと今日いちばんビックリした生徒の発言。↓↓↓
「松尾ショウって湖のでしょ?
音が違うのになんでそう思ったの!?
それじゃあ松尾ショウになっちゃうじゃない。
それにどっちかというとビワ湖のワの方が似てますが。
ジャンル:
受験
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