今日は結局は走らなかったのですが、迷いました。
昨日ハーフを走って相当参ったので、
調子のよくない中でも筋肉を酷使してもっと上のレベルに到達すべきか?
それとも身体をリフレッシュしてから走った方が効果が有るんじゃないだろうか?
マラソンを始めた55年前からの大きなテーマです。
昔は前者が勝っていました。
34歳、マラソンから足を洗おうとボストンマラソンへ行った時までが前者でした。
筋肉も若かったのでしょう。
しかし当時もそれで何回か失敗しました。
失敗は鮮明な思い出として残っています。
成功した時はたいてい自己記録の更新時ですからついつい味をしめて次は失敗。
そして子供と遊ぶ時間も削って走っていました。
今はもう歳もとったのですから躊躇なく後者を選べばよいのに未だに拘りが有るんです。
やはりその時点時点での全力を尽くしたい、少しでも頑張った証を残したい。
歳をとっても未だに失敗を繰り返しています。
積極的休養として本日は走らなかったのに、それでも今になって後ろめたい気分が有ります。
まあ、こんな気分が残っている間が人生の生々しさを味わえる最後の追い込み期でしょうか。
マラソンに例えれば今73歳は35キロを過ぎたあたりなのかと思います。
疲れてはいますがまだまだ前を追いかけて順位を上げることが出来そうです。
一緒にボストンへ行った仲間、山西哲郎さん、山口文明さん、牧元隆芳さん、懐かしい人々です。
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