スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

鎌倉パークホテル

2017-01-21 07:41:30 | ホテル・旅館

江ノ電長谷駅から徒歩約11分。ただ青い海と輝く太陽の空を

満喫できる贅沢が味わえるシーサイドリゾートホテルだ。

地下1階地上3階全46部屋と小じんまりとしているが、ゴージャスだ。

自分的にはこの規模が好きだナ。

鎌倉市坂ノ下33-6

TEL  0467-25-5121

ロビーに一歩足を踏み入れた瞬間からここは日常を忘れる

特別な場所になる。「日常から鎌倉へ」これが鎌倉パークホテルのキャッチコピーだ。

丁度この日は宿泊客向けのお正月イベントをロビーで行なっていた。

エントランスロビーをはじめ各所にイタリアの職人が丁寧に

仕上げたこだわりのインテリア。ベネチアングラス、大理石、

色とディテールにこだわったファブリックなどイタリアンテイストが

館内を居心地のよい空間に造り上げている。

館内の廊下も真新しい大人好みのシックなジュータンが敷かれていた。

照明器具も本物指向でちょっとバブリーな感じもあるが

重厚な雰囲気を醸し出している。窓越に湘南の海が見える。

実は当ホテルの経営者は当社会長の知人で、特別な配慮で

スイートルームにランクアップしてくれた。

ルームエントランスに入ると、この様なロビーに飾ってある様な花が

しつられたあり、ビックリした。そして床は白い大理石。

部屋には2010年にリニューアルされ、イタリアの家具と調度品、

大理石を贅沢に使ったヨーロッパ仕様のバス。そしてシャワーブースも付いていた。

すべての部屋から相模湾の眺望が楽しめる様になっていて、

専用バルコニーを渡る潮風が大変心地よかった。

ゴージャスな空間の中で、素朴な春の七草の鉢植えは

かえって新鮮で、目に止まった。

地元の旬の食材を生かした四季折々の美味を堪能できる

和食レストラン「みなと」。竹を組んだオブジェ、これも素晴らしかった。

こちらはフレンチの正統と斬新なセンスでここしか

召し上がれない料理が出されるレストラン「ペルゴーラ」。

当ホテルでは「鎌倉フレンチ」とネーミングしているそうだ。

鎌倉アミューズ。ここでは鎌倉ハムなどこだわりの鎌倉食材を

使っているのが最大の特徴だ。

かぶのブラン・マンジェの蟹のサラダ トマトのクーリソース。

なんと美しい盛りつけなんでしょう。しばし見とれてスプーンがなかなか入れずらい。

こちらでは毎日採れたての鎌倉、三浦野菜を仕入れている。

生産農家と地元消費者の食への意識の高さが作りあげた食材だ。

パンも自家製の焼き立て。ちょっと小ぶりだが上品で量的に食べ過ぎず健康に良い。

 

これからは3種のメニューが選べる。2人でシェアーして2種を2倍楽しんだ。

これはあつあつのオニオングラタンスープ。

かなりレベルが高い逸品だ。

鎌倉の海は魚介類の宝庫。名産の鎌倉サザエの

ブルゴーニュ風とプティス―プの一皿。

いかにも新鮮なのが口の中に伝わってくる。

オマール海老のロースト ペルノー酒風味

写真からも丁寧でいい仕事をしているのが伝わってくる。

特選黒毛和牛のフィレ肉の網焼き。付け合せの野菜も

美しくてしかも旨い。ペルゴーラさんでは地産地消の料理をベースとして

40種類以上の野菜がフルコースで楽しめる。

アヴェンデセール スペシャルデザート

当ホテルパティシエの腕も確かだ。チョコレートムースは富士山を

模しているのだろう。もうお腹がいっぱいでプチケーキは部屋に持ち帰った。

それにしてもここのシェフは相当の腕前と見た。なかなか

都内でもこのレベルのフレンチは食することができない。

ここに宿泊しなくてもわざわざディナーをしに来る価値は充分にあると思う。

部屋のベランダから見た夜明け前の相模湾。向こうに見えるのが逗子の街。

なんとロマンチックな風景だろう。

昨夜とは一変した朝食というよりはブレックファースト。

ナプキンが折り鶴になっている。パティオの植木鉢がなんとも清々しい。

鎌倉パークホテルの一日通した印象は従業員の方の

接客が素晴らしい。本当に感じの良い時間を過ごすことができ、

気持ちの良い一年のスタートが切れた。

なんて美味しくて美しい料理なのだろう。海老と帆立の水々しさ。

厳しく選別された三浦野菜のすごさ。感服です。

ビュフェスタイルで取った各種パン。これも小振りで上品だ。

このスクランブルエッグは何が入っているのか忘れてしまったが

今まで食べたことのない味で驚いた。

デザート。この苺も厳選に厳選を重ねたものというのが伝わってくる。

鎌倉パークホテルは米糠酵素風呂もある。毎週日曜日の朝に

ヨガレッスンを開催し、湘南の海の空気を思い切り味わうこともできる。

チェックインは14:00~24:00チェックアウトは11:00と

ゆったりと過ごせる時間システムになっている。

鎌倉パークホテルは意外と知られていない名ホテルだと実感した。

私はいっぺんにここが好きになった。

 


最新の画像もっと見る