スミダマンのほのぼの奮戦記

~仕事・家族・自然・経済・趣味~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~番外編140~

2017-02-23 07:31:22 | 食~番外編(県外)

ふく・おこぜ懐石・活魚料理 あじろ

山口県萩市南片河町67

TEL 0838-22-0010

定休日 水曜日 駐車場 7台

萩市を代表する懐石料理店。平成2年に旧店舗を新装した。

静謐な和風建築、店のしつらえも上質な和の空間に統一されている。

店内の7名までのカウンター席 20名までのテーブル席に

和室個室がある。右上に懸けられている店名「あじろ」のロゴ文字は

萩焼十二代三輪休雪さんの書。新装した折に

「おまえなら しゃぁ~ない」と書いてくれた。

店主の中田利隆氏。氏は萩魚市場の仲介人の許可証も

持っていて、毎朝セリに出かけている。萩は食材の宝庫。

新鮮食材、本格的な味覚美食の追求には妥協は許さない。

フク刺しを仕込んでいる所をパチリ。店主のこだわりは

厳選した地物を使う。野菜も主には新鮮な地物を使うが揃わないものは

京都から仕入れるそうだ。すごいこだわりだ。一期一会、

真の日本の食文化を通しておもてなしの心を極めるべく

日々研鑚しているとの事。

フクの箸置き、ひょうきんな顔をしてかわいい。

実は平成18年、小泉純一郎総理が来られて刺身の盛り合わせと

あじろ特製うに丼を昼食にとられ、大変感銘して

「一味真」と色紙に書かれた。食するひと味ひと味が正真正銘の本物という意味で

その後この献立は「一味真 御膳」という名をつけたそうだ。

 

 

それでは最上級虎ふく料理をご紹介しましょう。

尚ふく料理は要予約で9月20日~3月25日までの限定料理だ。

因みにこの地方では下関春帆楼でもご紹介したが

幸せが来ると意でふぐではなくふくと言う。

ふく皮のポン酢仕立て。あじろさんのは細く切り刻んでいないので

より歯応えそしてやさしい食感を感じる。うつわは萩焼みたいだ。

特別オーダーしたむらさきうに。ばふんうにと間違える程

赤みを帯びている。

ふく料理と言ったらアルコールはふくのひれ酒でしょう。

ふくのヒレの部分を干物に加工し、これを火で炙ったものを

熱燗した日本酒(東洋美人)に入れて楽しむ。

フタを開けた時の炙りの香ばしさが鼻を心地よく刺激してくれる。

お酒もよりコクが出る。そして体がポカポカに温まる。

ふく刺しの薄作り。ふく肉の特徴は繊維質があること。

それゆえ普通の刺身では弾力がありすぎて噛み切ることが難しい為、

切り身が透けて見えるほど薄作りにする。

他のフグ料理店では紙の様に薄く箸ですくように数枚一ぺんに

食べてしまうが、あじろさんのはすごい。一枚一枚を

絶妙の厚さに切っている。一枚で充分歯応えがあり、

深いふくの旨みが嚙む程に出てくる。これは文句の言いようがない

最高の逸品です。今まで食べたふく刺しダントツNo1だ。

このふくの白子料理には正直ビックリした。口に入れた瞬間

もう参りましたと唯々頭が下がるのみです。

ふく刺しに続いてこんなに旨いふくの白子食べたことがない。

クリーミーな白子が口の中で優しく広がっていく。

そして余韻を残して消えていく。旨い料理の極致といった感じだ。

ふく料理の定番 ふくの唐揚。とにかくあじろさんの料理は

トータルのバランスが素晴らしい。バランスだけでなくて

その中にしっかり主張してくる。それも奇をてらわない王道の唐揚だ。

尚あじろさんはうつわも料理の一部、器の取り合わせも

素材選びと同じよう気配りしている。

萩焼の代表的作家を中心に若手作家の現代的器、

伊万里焼や輪島塗も作っている。

ふく鍋。魚の切り身鍋を指す「ちり」をつけて「ふくちり」とも

呼ばれている。関西では「テッチリ」とも呼ばれている。

ふく刺しが一気に食べきれずに若干残っていたので、

鍋でふくしゃぶにした所これが微妙に味が付いて旨かったナー。

最後の〆にふく雑炊だ。これが又々最高。上品な出汁が出ていて

なんとも言えない絶妙な味。幸せだナーの世界に

お酒とともに完全に入ってしまった。

先般県外の旨い店ベストテンに載せた下関の春帆楼よりも

ずっと上品で押さえた所にパンチ力がって、こちらの方が

一枚も二枚も上といった感じだ。今まで食べたふく料理の中で一番美味しかった。

デザートにくず切り。本物の店はデザートまで本物で旨い。

最後にデザートでも唸らせられるのか!

本当に参りました。

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