スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

アラビアン市場 スーク

2017-11-23 07:05:15 | 旅 ~海外

ここはドバイ・オールド・スークの入口門。スークとは市場のこと。

ドバイには大きなスークが3つある。そこを今回は紹介しましょう。

近未来都市ドバイの中でこのエリアは我々から見て最も中東の

雰囲気が感じられる1つだ。

スークがあるディラ地区は伝統的な建築様式の家やモスクが広がり

シルクロードの重要な中継地点として発展してきた昔の街並みが続いている。

ドバイ・オールド・スークはテキスタイル。スークとも呼ばれ

世界各国から輸入したカラフルな生地やドレスの取り扱いが多く

特にパシュミナやシルクのストールは女性のお土産に喜ばれている。

他にハンドメイドのバック、服飾雑貨、民芸品などが売られている。

ここには多くの日本人観光客が多く来ているのだろう。

多くの店員が「オカチマチ」と訳の分からない掛け声をかけて

かなり強引に売りつけてくる。なかにはここに書けないような

下ネタの話をしてくる。彼らは意味が分かっているのだろうか?

まるで押し売りみたいで、追払うので大変だった。

男性の民俗服、カンドゥーラ。この衣装は全身真っ白。

頭部は白い布(グトラ、クーフィーヤ)で覆われている。

中にはこの人形の様に赤と白のチェック模様もあり、

男性にも装いの細かな違いがある。

 

 

ドバイ・オールド・スーク入口の前には、ドバイに欠かせない風景のひとつ

美しいカーブを描きながらアラビア湾へ流れるクリーク(運河)がある。

ここから渡り船アブラに乗って対岸の2つのスークへ移動した。

両サイドがベンチスタイルの本当に簡単な船で真ん中に船長がいる。

クリークを沢山の船が行き来して、衝突でもしたら大変な事故になるだろう。

ものの15分位で向こう岸に着岸。スパイク・スークに向かう。

ここが人気のディラ地区にあるディラ・オールド・スーク、

別名スパイス・スークだ。エキゾチックな香りに包まれ、日用雑貨や

スパイスの量り売りをしている店舗が多く集まっている。

胡椒、カレーパウダー、香りの豊かなシナモンスティック、

高価なサフランなどアラビア料理には欠かせない香辛料をはじめ

ドライフルーツやナッツ類、エスニックな香りの乳香などが売られている。

ドバイにはドバイ人、パキスタン人、イラン人などが大勢生活しており

このスークが賑わうのは当然か。

スパイススークから歩いて5分すると、ゴールド・スークに到着。

ここは金、シルバー、宝石などを扱うジュエリ―・ショップが

約300軒程ひしめき合っている。ここでは次の予定が押していた為、

通りをちょっと歩いただけで終わってしまった。

この店の店頭にはクレオパトラが身につけそうなキンキンキラキラの

ネックレスなどが飾ってあった。時間が無かった為、聞くことが出来なかったが

おそらく数百万円から数千万円。ひょっとしたら億単位の代物かもしれない。

どうやら価格は金の重さをベースにデザインと細工手間で決まるみたいだ。

ここマルハバは良心的な店だとガイドさんから紹介を受け

翌日又来ることにした。ガイドさん曰く、ドバイでは日本より安く

ゴールドを購入することができる。交渉次第では2~3割安くなるとか?

ゴールド・スークではオールド・スークと違い押し売りする様な

店員はいなかった。今回の旅でショックを受けた1つに我々をみて

いつも「ニイハオ」と言われたことだ。必ず我々はジャパニーズで

「こんにちは」だと言って来たが、いかに中国の進出がすごいのか

このことをみても感じた次第です。こういえば、中国人の団体が

何組か居たが金大好き人間の中国人がここでも爆買したのだろう。

翌朝のゴールド・スークの風景。まだほとんどの店が閉まった中

半分冷やかしで開店していた店に入り、ブロークンイングリッシュで

「ディスカウントプリーズ作戦」開始。

同じグループの女性からの情報で伊勢丹にも入っている

ブランドの店に突入。あの手この手の営業トークでディスカウントを迫ったが、

ガイドさんの話とは違って5%以下にはびた一文下げない。

ここのは「damas」というブランド。ヨーロッパ風からアラビア風まで

デザインが洒落た商品が豊富な店だった。

やはりドバイでショッピングを楽しむならスーク巡りは外せない。


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