スミダマンのほのぼの奮戦記

~仕事・家族・自然・経済・趣味~あらゆる出来事をフラッシュバック。

マーガレット・ミッチェル ハウス

2017-07-08 05:19:33 | 旅 ~海外

ミッドタウン、クレッセントアベニューにある「風と共に去りぬ」

(Gone with the Wind)を書いたマーガレット・マナーリン・ミッチェルが

住んでいたアパート。正に世紀の名作「風と共に去りぬ」はここで生まれた。

外から見ると一戸建ての家に見える10戸のアパートで

ミッチェルは二度目の結婚した日にこのアパートに引越してきた。

このハウスの向かい側には映画「風と共に去りぬ」の小さなミュージアムがある。

1939年(昭和14年)映画化された時造られたタラの家のセットの

写真と1Fセンターの玄関扉を移設してここに展示してある。

ビビアンーリーが演じたスカーレットオハラの絵。

この絵を映画の中で実際に使った写真。

映画の撮影の前に画かれたスカーレットオハラとレッドバトラーのその当時の絵コンテ。

ここがマーガレット・ミッチェルの生活していたリビングルーム。

風と共に去りぬは膨大な作品で狭いアパートに原稿を仕舞う場所がなく

来客が来た時は応援セットのソファーの下に隠したとか。

今もそんなソファーになっている。

ベットルームのベットもとても小さい。ミッチェルの身長は150㎝を

切っている小さな人の為だ。

ミッチェルは料理をあまりしなかった様でキッチンも本当に小さい。

又その当時使っていた氷で冷す冷蔵庫。昔日本にもありましたよネ。

マーガレット・マナーリン。ミッチェルは1900年(明治33年)

11月18日アトランタで誕生した。父は弁護士でアトランタの市史、

及びジョージア州史の権威として知られていた。

若き日のミッチェルのポートレート写真を真剣に見ている少女。

彼女の幼年期は南北戦争を生き抜いた母方の親戚の影響を大きく受けた。

1918年頃アトランタジャーナル社に入社。日曜版のコラム執筆者になった。

その当時のアメリカ南部では女性のキャリアガールなど珍しく

マーガレットは飛んでいる女性であった。彼女の活躍期は

1926年~1949年の約20年間だった。

このハウスには館の職員が案内してくれる。我々がガイドさんの

説明を聞いている間に他の外国人グループの人々が来て、

真剣に説明を聞いていた。

アトランタジャーナル時代に使っていた旧式レミントンのタイプライター。

タイプライターの上の写真を見ればわかる様に周りの男性に

囲まれたマーガレットは異常なぐらい小さい。

身長は148㎝だったようだ。その為テーブルの脚を切って調整したらしい。

マーガレットは小説の原稿を書くとこのクリップボードに貼ったらしい。

小説を書いたきっかけは夫のジョン・マーシュから「ねぇ、そんなに本が好きなら

今度は自分で書いたら?」と言われたからとか。

南北戦争の豊富な知識を持っていた彼女はそれを背景として

自分の人生体験を叙事詩に綴っていった。彼女の執筆手法は

最終章から書き出し、章を飛び飛び書き進めるという独特なものであった。

1935年、彼女の運命を一変させる出来事が起きた。出版社の編集者

ハワードラザムが来て出版を依頼。それがマーガレット・ミッチェルの

最初で最後の小説「風と共に去りぬ」だった。この本は大ヒットとなり

クリスマスには100万部、翌年に150万部。フランス、日本など

29ヶ国語に翻訳され、ピュリッツァー賞を受賞した。

私も学生時代、この大作を読んで感動したことをよく覚えている。

それだけにこのミュージアムでは青春時代の時間が蘇ってきた。

1939年(昭和14年)風と共に去りぬは映画化され、アトランタの

ローズグランドシアターでプレミアム上映された。アトランタに

クラーク・ゲーブルなど映画関係者が来た時の市民の大熱狂の

模様が新聞報道された。下の写真はマーガレットとクラーク・ゲーブルが会った所。

1940年のアカデミー賞では、作品賞、監督賞、主演女優賞

(ビビアン・リー)、脚色賞を獲得、そして特筆すべきことは

ハティ・マクダニエルが黒人俳優として初めて助演女優賞を受賞したことだ。

この写真はアトランタで風と共に去りぬを上映した劇場前での一枚。

なんと一番前列左側、白い大きな帽子をかぶっている少年は

マーチン・ルーサー・キング・ジュニアだそうだ。

マーガレット、ミッチェルは1949年8月11日の晩、劇場に行く途中、

ピーチツリー街を横断時にタクシーにはねられ、5日後に死去した。享年49才だった。

 

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