スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その28-Ⅱ~

2017-03-11 06:47:23 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

鮨処 五代力

浦和区仲町2-17-3 (裏門通り沿い)

TEL 048-822-3782 (要予約)

定休日 月曜日 (日曜日は営業するようになった)

私の大好きな寿司屋さんで、当ブログの写真がまだ小さく

掲載していた頃、紹介させていただいた。(2011-6-30付)。

約6年振りの再アップだ。この間、幾度かその時々の旬の種を撮ったが、

中途半端だった為、見合せてきたが、日曜日に仲間と

行く機会があり、沢山撮って来た。

予約一番乗り。店内は6年前と全く変わっていない。この日も全て

席は予約でいっぱいであった。そう言えば、五代力さんは

地元でも知る人ぞ知る店なのに、スミダマンのほのぼの奮戦記に

チクチョクアクセスがある。どうしてだろう?

黒板に本日のお品書きが書かれている。以前より字が

小さくなっているので聞いたら、息子さんが書いたとか。

訳は後述する。値段が書かれているが、カウンターから見ると

小さくて読めない。お兄チャンも色々な意味で修業をしてほしい。

こちらは握りの看板。握りには値が書かれていない。

前のブログを見てみると、字はオヤジより几帳面に書かれている。

かきの握りとは珍しい。舌切(したきり)とは青柳の小振りなもの。

海胆とはウニで新鮮で甘くて濃厚な味わいの生ウニを指すらしい。

才巻は小ぶりな車海老のこと。針魚はサヨリ。本海松貝、

海松舌は何だろう?次行った時、聞かなくては。

とうことで鮨種はなかなか難しい。

五代力の大将、オヤジ。ここの所で体調を壊し、休むことだ多かった。

気の勢か。少し物静かに成った。又奥さんも病気で入退院を

くりかえしたとの事。この一年五代力さんは大変であった。

両親が健康を害したことで、修業中の次男坊が戻って来た。

彼はおもてなし心のある好青年だが、鮨の技はまだまだこれからだ。

利き腕は左で、当然左利き包丁を使っている。

都内、丸の内、銀座の日本料理店で修業をして来た。

つき通しはいきなりとびこがのった磯辺巻きで来た。

チラッと見てしまったが、お兄チャンは包丁さばきは今いちだったナ。

刺身の盛り合わせ、3人前。(今日のオススメいさき、

軽く炙った〆鯖、平貝、インド鮪(黒鮪)ケープタウン、赤貝、白烏賊 6点盛)

互々吟味された刺身が並んでいる。好きな鯖も生と〆たものの

中間に炙りが出て来て3倍楽しめる。いさきは一日活かしておいたそうだ。

白子の炙り、三杯酢をつけて食する。850円。

相方が白子の盛り方にもっと工夫が必要だネと言っていた。確かに。

息子が焼いた玉子焼500円。やはり相方が塩味がちょっと強く

繊細さが足らないと。お兄チャンもっともっと修業しないとネ。

鯨のベーコン800円。五代力のベーコンはオヤジに

オススメかどうか確認してから決める。ここのオヤジは

オススメでないものははっきり言ってくれる。

この日の鯨ベーコンは最高のちょっと手前か。

相方が注文した鮪のほほ肉焼。これもマアマアだったか。

穴子の白焼、つめぬり、穴子は意外にわさびと合う。

ここからは握り、五代力さんは一カンづつの握りが

OKで多くの種類が食べられる。これは小肌。どちらかというと

私は光物派、安上がりにできている。

これが本日一押しの寒伊佐木の握り。

この日は大いに飲んでしまった為、今一印象に乏しかった。

さすが穴子は相変わらずレベルが高い。

一般の寿司屋から消えたしゃこの握り。このしゃこは程良い塩気が

ついているのでつめは無い方がいいヨ。本日はこれがNo1だった。

いつも〆に注文する鯖の磯辺巻き780円。

今回もベリーグットでした。

磯辺巻きを小分けしたのでもう一カン食べようと最後に

オーダーしたのが煮蛤(つめ付)。蛤は江戸前寿しの定番だったが

最近置いてある寿司屋が少なくなった。

 

 

五代力さんも然り、浦和の名店はオーナーシェフの

健康問題が最大の危機に成っている。食は職人技の世界、

簡単に取っ替え引っ替えできないだけに深刻なテーマだ。