――自然成長型文明に向けて
はじめに――8.22
危機のデータのポイント1:人口問題――8.23
ポイント2:人口増加に食糧増産が追いついていない――8.25
ポイント3:森林は減少し続けている――8.26
ポイント4:生物種の絶滅の速度は減速していない――8.28
ポイント5:温暖化はこのままではとまりそうにもない――8.29
ポイント6:温室効果-エネルギー消費-熱汚染ー成長の限界――9.4
全体状況は悪化しているが希望もある!――8.30
なぜとまらなかったのか1:日本の場合――8.31
なぜとまらなかったのか2:民主主義の未成熟と日本人の自然観――9.1
ありうる近未来の3つのシナリオ――9.7
もっとも多いのは先送り・先延ばし――9.10
問題解決法か願望実現法か――9.13
実現に不可欠な4つの面の条件――9.14
〈自然成長型文明〉というヴィジョン――9.6
第3の道から自律主義へ――9.16
「欲望は限りなく肥大する」か?――欲望に関する3つの考え方――9.18
自然な欲求には限度がある――欲求と欲望の区別――9.19
煽られた欲望は鎮めることもできる――9.24
「あらゆる権力は腐敗する」?――9.25
はじめに――8.22
危機のデータのポイント1:人口問題――8.23
ポイント2:人口増加に食糧増産が追いついていない――8.25
ポイント3:森林は減少し続けている――8.26
ポイント4:生物種の絶滅の速度は減速していない――8.28
ポイント5:温暖化はこのままではとまりそうにもない――8.29
ポイント6:温室効果-エネルギー消費-熱汚染ー成長の限界――9.4
全体状況は悪化しているが希望もある!――8.30
なぜとまらなかったのか1:日本の場合――8.31
なぜとまらなかったのか2:民主主義の未成熟と日本人の自然観――9.1
ありうる近未来の3つのシナリオ――9.7
もっとも多いのは先送り・先延ばし――9.10
問題解決法か願望実現法か――9.13
実現に不可欠な4つの面の条件――9.14
〈自然成長型文明〉というヴィジョン――9.6
第3の道から自律主義へ――9.16
「欲望は限りなく肥大する」か?――欲望に関する3つの考え方――9.18
自然な欲求には限度がある――欲求と欲望の区別――9.19
煽られた欲望は鎮めることもできる――9.24
「あらゆる権力は腐敗する」?――9.25
ちょっぴり明るくなるかも。
『哲学』のランキングから参りました。
エコロジーヤ文学のこと等も色々と書いています。
これからもよろしくお願いいたします。
よくいらっしゃいました。コメント有難うございます。
これからもよろしかったら、お出かけください。
よろしくお願いします。
はじめまして、といっても、今秋から桜美林大学で岡野先生の授業を受けている者です。
いつも、ロマンチックな授業をありがとうございます。
環境問題のページ、見させていただきました。
文系の私でもとても分かりやすく、読んでいて面白いです。
私はオビ大の環境サークルに入っていて、環境保護の地域的な取り組みなどについてはよく、サークルが参加するイベントなどで耳にします。
しかし先日、学生同士で環境保護活動を発表する大きなイベントに参加した際に、エコロジカルな分野において権威を持っている某大学の教授の講演を聴き、とても興味深く、だけれども皮肉めいた言葉と出会いました。
いわく、
「ここ最近500年で化石燃料を消費しており、かつ化石燃料の産出量を表した統計的な値から見て、エネルギー大量消費の真っ只中に居る現在の人類は、人類学上における非常な珍種と言える。」
その教授が続けて仰る事には、
「皆さん、エネルギー危機、などと心配しておりますが、そんなに焦る必要はありませんよ。なぜって、この地球上で人間ほど狡猾な生物はいない。生き残りますよ、人類は。例え核戦争が起きたとしても。」
と言うようなものです。
私は、人類学上珍種という、現在の人類の表現方法にとても興味を持ちましたが、「狡猾な生物」という表現方法にはとても衝撃を受け、10日近くたった今でもその時の衝撃がとても消えそうにありません。
世界規模の環境保護活動、なんてとても考えられるものじゃあない、と思っていましたが、かの教授の言葉に触発されながら岡野先生のブログを読みつつ・・・
大学で福祉を専攻としている者としても、今まで遭ってきた弱い立場にある人々やオビ大のほんわかとした友人の事を考えると、どうしても、人間の優しさは消えてほしくないな、と思ってしまいます。
コメント有難う。授業にも熱心に出席してくれているようで、重ねて有難う。
環境サークルでがんばっているんですね。すばらしい!
ブックマークの小澤先生の記事も読んでみるといいと思います。環境問題を本当に解決したいのなら、必読です。私の知るかぎり日本の環境問題の専門家の中でもっとも緻密で正確で妥当な、しかもどうした解決できるか具体性のある論を展開しておられる方です。
「人間は狡猾な生物だから、生き残る」という話、半分くらいほんとうだと思います。
恐竜などのように繁栄した生物の種が絶滅するには、かなり長い時間がかかりますから、人類の場合も絶滅するにしてもすぐではないでしょうから、当分生き残るでしょう。また、そのためのいろいろ狡猾な工夫もすることでしょう。
しかし、ただ生き残ればいいというものではなく、なるべくたくさんの人がそこそこに生きて死ねるという状態――福祉社会――で生き残ることが望ましいと思いますし、それは多くの人――特に若い世代――が本気で努力すれば不可能ではないと思います。
そのためには、単に福祉社会だけでなく「緑の福祉国家」さらには「緑の福祉世界」を構築する必要があると思います。
やれば、できる! 一緒にやりませんか。
集中講義、お疲れ様でした。
危機のデータを読んでいったん暗くなることは、スタートとしてぜひ必要なことだと思いますから、暗くなってよかったですね。
私も今でもデータを見直すたびに、暗くなりかかります。
でも、問題は目をそむけてもなくなりませんから、直面して、認識して、解決策を考えて、実行して、解決する、というのが適切な対処の順序ですね。
幸いにして私たちには、どうしたらいいか、解決策の大枠―到達目標は見えてきていますので、後は勇気と力をもって、実行するのみです。
一度暗くなって初めて、ほんとうの希望に向かって前進を始めることができるのだと思います。
ぜひ、みんなで頑張りましょう!