ナイロビの涼しい緑潤う地平線

ナイロビでの日常生活をご紹介します。貧困や野生動物や飢餓や恐ろしい病気・・・ばかりがアフリカではありません。

大地の裂け目

2005年12月05日 | ケニア
今日(12/5)の午後、ナイロビの高層ビルで仕事している人達は、かなり大きな揺れの地震を感じたらしい。平地で仕事していた私は何も感じなかったから、ビルの高さが地震の揺れの周波数とぴったり相性が良かったのでしょう。

ところが震源地はナイロビから1000kmも離れたタンガニーカ湖付近だったというから相当に大きな規模の地震だったはず。付近のタンザニア、ブルンディ、ルワンダ、コンゴ、ザンビアあたりでは相当揺れたのでしょう。

さて、過去の記憶を振り返ると、この4年半、ナイロビに住んでいて地震を感じたのはおそらく1度か2度。日本と比べるとナイロビではほとんど地震を経験しません。うっかりすると「この辺りは地殻の動きが安定しているから・・」なんて訳知り顔で説明してしまいそうですが、実はこの辺りは地殻活動がかなり活発。活火山も、地熱発電も、温泉も、間欠泉もあります。

アフリカ大陸の地図を眺めてみると、幾つかの縦長の湖が連なって、東アフリカがちぎれそうに見えますが、おそらく何百万年か後には本当に割けてしまうだろうと言われています。グレートリフトバレー(大地溝帯)と名付けられた大地の裂け目、そこに水が貯まって出来たのが、今回の地震の震源地とされているタンガニーカ湖。そのため、水深がとても深いです。

(最大水深1471m、平均水深570m、バイカル湖に次いで世界で2番目に古い古代湖(推定2000万年)、以上、Wikipediaより引用)

というわけで、地球の表面(地殻)が複雑にぶつかり合って、世界的にも地震や火山の数が多い日本の経験に比べるのは相手が悪いだけで、この辺りでも大地震が起きる可能性は十分にありそうです。でもほとんどの建築物、レンガや石を積んでセメントで固めているだけなので、ナイロビを大地震が襲ったら、ひとたまりも無く、ガラガラと崩壊するだろうなぁ。

ちなみにこの地震、翌日の朝刊トップ記事に取り上げられ、ナイロビ市内のビルの建物にヒビが入っている写真が載ってました。地震に慣れていないケニアの皆さん、とても地震を怖がっていて、彼らの声を集めたインタビュー記事が大げさで面白かったです。
ジャンル:
災害
キーワード
タンガニーカ湖 バイカル湖 東アフリカ ブルンディ タンザニア アフリカ大陸
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