故郷・人情・キタンショー

広島市安佐南区中筋 こはだ歯科医院副院長の、日常よもやま話オン&オフ

古市学園学校保健委員会

2010-06-24 23:22:48 | 歯科(診療室外)
午後、古市小学校にて、古市学園学校保健委員会。

古市小訪問時には、“家弁”は大抵お休みいただいて、安佐南区役所前我楽多(がらくた)へ向かうのがお決まりのパターン。

今日は、ラッキーなことに、月に一度区役所前で行われているミニコンサートに遭遇。



バンド音楽だけじゃなく、随所にダンスも入れてくるとは、広島文化学園短期大学、なかなかやります。

演奏もダンスも、よくイキが合っていてよかったです。

近所の方々も楽しみにされてるみたいで、「来たら終わっとった~」と残念そうにおっしゃってる方も。
生活の中に音楽があるのは、ホンマにエエことです。
この企画、よろしいんじゃないでしょうか。
また来月も行われるようです。


さて我楽多、本日の定食は、鶏*#!&マスタード、¥650なり。

 

もうこのころになると、血糖値は下がり、腕は振るえ?頭はもうろう。

写真はピンぼけですし、メニューの名前も定かでありません・・・が、期待通り、いや期待以上に美味かったです。




肝心の学校保健委員会の方、学校側の呼びかけの工夫もよかったのか、いつもにも増して盛況で、質疑応答も活発に行われました。

校医は、「指導・助言」という形でコメントの時間を与えられます。

本日私がとりあげたのは、昨夜のNHK ためしてガッテン
題して日本人の8割が危険!睡眠時無呼吸症の死角


これまで睡眠時無呼吸症と言えば、“太った中年男性”というイメージでした。
しかし、一概にそうとは言えないことや、高血圧、糖尿病などの全身疾患とも深い関係があるという、新しい情報がとりまとめられてます。
是非リンク先を一度ご覧いただけるとよろしいかと思います(もしリンク切れの場合、pdf版を保存してますので、欲しい方はご用命下さい)。


そして、一番うれしかったのは、現代のほっそりしたアゴの人が睡眠時無呼吸症になりやすい
という警鐘を鳴らしてくれたこと。
この指摘は正しい!と声を大にして言いたい。

これもリンク先の最後の当たりに出てきますので、是非ご覧いただきたいと思います。

以前の記事でも触れましたように、次第に歯列が狭窄してきている傾向を、診療室でも学校健診でも実感します。

その場合、舌を収めるスペースが不足し、後ろに追いやられた舌が気道を塞ぎやすくなるため、睡眠時無呼吸症につながるという理屈です。

これから数十年先、歯列狭窄が目立つ今の子供たちが大人になったとき、睡眠時無呼吸症が強烈に増えてくるのではないかと、実は不安に思っていたし、今も思っているわけですが、天下のNHKがテレビでそれを指摘下さったのは喜ばしいことです。


どうかこういった観点からも、成長期にゆったりとした歯列を育む意識を持ち、かかりつけ医と連携をとっていただければと思います。


その他、他科の先生から、熱中症や紫外線対策などの話があり、大変ためになりました。

一昔前と違い、オゾン層の破壊で本当に紫外線が増えているので、いろいろ対策を意識していくことが大切なようです。

さっそくツーキニングの衣装?などにも気を配りたいと思います。


教職員の方々からは・・・



ムシ歯予防の日の校内放送に対する感想を多数いただきました。
今後の参考にさせていただきます。ありがとうございました。


といった具合、今回も充実した学校保健委員会となりました。


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