sigh of relief

くたくたな1日の終わりに、
熱いコーヒーと、
甘いドーナツと、
友達からの手紙にほっとする、感じ。

クートラス

2017-02-13 | 芸術、とか
小さいものが好きというのは、いつもうるさく言ってるので
周りじゅうに知られているわたしですが、
クートラスは、最初は少し距離を置いてたんです。
ポスターなどのその辺にある紙に下塗りして描かれた小さな絵、というのは
ものすごく心惹かれるけど、絵自体はなんだか暗く重いように思って。
でもここ数年、いやいや、やっぱり好きであるよと思うようになってたら、
展覧会が来た!
寒いけど素晴らしいお天気の日に、遠足気分で見てきました。

大阪から京都へ向かう途中にある大山崎山荘美術館。
この建物は大正から昭和初期に作られた英国風の山荘で、
ここ数年の間に見物しにいった幾つかの洋館、
たとえば御影の乾邸や宝塚の松本邸などとちょっと趣が違う気がするのは
山荘だからか、英国チューダーゴシック様式だからか、
建築に暗いので、わたしにはわからないんだけど、
冬のきれいな快晴の日に似合うとても素敵なところです。

テラスからの眺めと庭の彫刻うさぎさん


ここにきたのは初めてじゃないけど、
今、家のリフォーム計画中なので、何しろインテリアに目がいく。笑
このドア欲しい、この窓素敵、このシャンデリアは古いもの?と
ちょっとしたところで立ち止まってはほれぼれ。

さて、クートラスは初期の大きな作品も、有名な小さなカルトもあって
見応えはあるものの、こじんまりとした感じで疲れない展示でした。
自分の絵について、これからまた描くなら、といううことについて、
いろいろ考えながら見ましたよ。
クートラスは流行や権威に背を向けて、画壇から離れて、貧困の中で
一人マイペースで制作を続けた画家でポスターなどの紙の裏に
アクリルグァッシュで描かれた小さい絵たちが有名です。
最先端へ向けてもっと先へもっと高みへ、というのとは別の次元で、
誰の評価にも、どんな基準にも無関係に、
自分の描きたいものだけを描き続けるのは祈りのようなものだったのかな。
ナイーブ派や中世の宗教画の不器用で真面目なエッセンスと同時に
現代のイラスト的な軽妙さも感じられます。

美術館のサイトを見たときに、期間中にそこのカフェで
クートラスのカルト(小さい絵)を模したお菓子のセットがあるというので、
それも楽しみでした。お菓子は小さいわりに高い気もしたけど(笑)
おいしかったし、かわいいから許す。
2月なのに寒さの緩んでた日だったので、テラスでいただきました。
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