sigh of relief

くたくたな1日の終わりに、
熱いコーヒーと、
甘いドーナツと、
友達からの手紙にほっとする、感じ。

「蜜蜂と遠雷」読書会

2017-07-16 | 本とか
数年前にKindleを買ったものの、本自体たくさんは読まないし
一番よく読んでるのはお風呂の中なので、
Kindleは持ち込めず、中々Kindle読書ははかどらなかった。
でも恩田陸の「蜂蜜と遠雷」は、その読書会に参加を決めたときに、
これはKindleで読もうと、久しぶりに思いました。
だって分厚くて重いんだもん。
他にも、もう一人、Kindleの人がいて、あとスマホの人もいました。

読んでも読んでもピアノコンテストの話が続くだけの本なのですが、
これがすごく面白くて、でもなかなか終わらなくて
長い話だなぁと思ってたら、読書会の時に紙の分厚い本の中身を見て
文字組が2段組になってたことを初めて知り、そりゃ長いはずだと納得。笑
天才的な演奏や演奏者を褒める大きな言葉が後半に行くにつれさらに大きくなり
どこまで飽させずにクレッシェンドさせていけるのか?と心配になる程だけど
最後まで面白かった。
音楽や絵画について文字で書かれたものの面白さをたっぷり味わいました。

久しぶりの読書会でした。半年以上ぶり。
読書会もいろいろあるけど、この会の読書会はいつもわりと長時間。
この日も四時間。疲れました。でも楽しかった。ここちよい疲労感。

20人もいると簡単な自己紹介でも30分以上かかるし
そのあとも人の発言を聞いてる時間が圧倒的に長くて
人の話をよく聞くということの練習になります。
自分も含め、聞くということって、案外できてないことが多いですよね。
聞いてるつもりでも、結局人の話を自分の意見の材料にしてるだけだったり、
自分の言いたいことが先走って人の話を遮っていたり聞き流していたり。
でも静かながらも途切れずたくさんの人の発言を聞いていても
ちゃんと聞いていると退屈はしないもので、自分が話すべき時もわかってくる。
誰かの話に反応して言いたいことが出てきて、
それが話を発展させたり深くさせたり共感されそうなときに話して、
他の人もその会話に参加してきて、場が静かに盛り上がるとうれしい。
わたしはそこは違う!みたいなことを言いたいだけなら黙ってる方がいい。
あなたがどんな人か、あなたの持論や主張がどうか、ということは
20人もいる場では、時間を取りすぎるのですね。
場の会話ということについて、この会の読書会ではよく考えるようになりました。
わたしを見て、わたしをわかって!といいたいだけの自己主張はあんまりいらない。
中にはすぐ自分の話に持って行って、自分ばかり話すような人もいるけど、
人数の割りに静かで、穏やかにみんなの会話が進むのは主催者の方の人柄かな。

そして、読書会に行くと、本好きの人が多くて、わたしって本読んでないなぁ、
そして本好きとは言えないなぁ、としみじみ思う。でもまあそれでもいいのだ。

この読書会はいつも真面目に冒頭から読み解いていくタイプの読書会で、
自分が読書会をやる場合は10人くらいまでで、
デタラメなコーナーのあるやつを、やりたいなぁと、
いろんなタイプの読書会の夢想もします。
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