sigh of relief

くたくたな1日の終わりに、
熱いコーヒーと、
甘いドーナツと、
友達からの手紙にほっとする、感じ。

映画:高慢と偏見とゾンビ

2016-10-08 | 映画


いやはや。
イギリスでは超メジャーなジェーン・オースティンですが
日本ではさほど知られてない。
わたしは英米文学の専攻だったので、一応読んでましたが
その後、映画やドラマを見て、どんどん興味深くなってきたものです。
結局は、娘をどう嫁にやるか問題の話ばかりなんですが、
谷崎の「細雪」も小津安二郎の映画も、大体そういう話ばかりなので
近代以降の、なにか普遍性があるテーマなのでしょうかね。

ジェーン・オースティンの作品の中でも「高慢と偏見(プライドと偏見)」は、
BBCドラマのコリン・ファースへの偏愛のせいもあって、お気に入りなのですが、
それのパロディ小説が出た時はびっくり。
ジェーン・オースティンとゾンビの組み合わせの異質さときたら!
で、早速読んだ友達が、あかんかったわ〜と言うので、そのまま忘れてたんですけど
それの映画が来てしまった。
その友達が早速観てきて、映画の方は面白いよと勧めるので、見てしまいました。
これ一体、誰が見るの?という疑問を抱えながら。笑

ちなみに、この友達というのは、イギリスの留学経験もあるイギリス好きで
ジェーン・オースティンも好きな上に、なんとゾンビ好き!?
ゾンビというか、元々ファンタジーや吸血鬼マニアだったのが
ゾンビまで範囲が広がったもののようですが、
誰が見るのこの映画?の一つの答えではあります。
でも世の中に、ジェーン・オースティンとゾンビが特別に大好き、という人は
数えるくらいしかいないんじゃないのか?というか、他にいるのか?

映画自体は、あらすじは「高慢と偏見」そのままでラストまで進みます。
おなじみのキャラクターがおなじみの感じでいるのですが、
ひとつ違うのが、そこはゾンビがはびこる世界であること。
散歩に出るのも、「ゾンビが出るから気を付けなさいよ」というような。
要所要所でゾンビが出てくるし、あの悪役のやな男が実はゾンビだったとか、
うまく話に絡ませてあります。
アクションシーンも面白いです。
小説の「高慢と偏見とゾンビ」が面白くないというのも、すごくよくわかる。
このオースティンの描く古き良き美しい世界、良家の子女たちの世界に、
この時代の衣装と風俗の中にゾンビがいる取り合わせのミスマッチさ、
その景色の違和感がいちいち面白いのです。
文章で説明されても面白いはずがないよね。

ゾンビ映画を映画館で見たのは初めてで、ゾンビに全くなんの興味もないので
振り返ると顔がゾンビ、という登場人物に慣れなくて、疲れましたが
まあまあ面白かった。いや素人すぎて面白いかどうか判断できません。笑

そういえば「高慢と偏見」的部分に関しては、見れば見るほどエリザベスの愚かさが
ちょっと鼻に付くなぁとは思った。美人だから許されるか。
このエリザベス役の女優さん、前に「プライドと偏見」の映画でエリザベス役をやった
キーラ・ナイトレイとかなりかぶってます。似てる。
キーラ・ナイトレイが現代的すぎて、全然似合ってなかった、
と悪口書いたの覚えてる。笑
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