sigh of relief

くたくたな1日を今日も生き延びて
冷たいシャンパンとチーズと生ハム、
届いた本と手紙に気持ちが緩む、
感じ。

映画:エクスマキナ

2017-01-20 | 映画


今朝もネット接続がおかしくなって焦って、
わかんないよー!と叫んでいたIT弱者の私には、
AIというものがなんだかどうにも怖いし、信用できないし好きじゃないので
(AIどころかごく簡単なコンピュータでも信用してないしw)、
この映画にも興味はなかったけど褒めてる人も多かったので見てみた。
映画としては良かったんじゃないかと思います。
(心のこもってない他人事的な感想・・・)

「ルーム」を見たあとに見たのですが、どっちも閉じ込められ系ですね。
ルームと違って、こちらは森の中、広大な自然の中にある
世界的富裕者であるネット王の厳重に隠された家の中の話です。
ネットの検索エンジンで大成功したという男(天才社長)は、
おそらくアメリカでもトップに入る富豪で、
その家は贅を尽くしているはずなんだけど、なんか全然豪華じゃない・・・。
ヘリコプターで何時間も飛んでる森が全部自分の私有地だという富豪で
この豪華さに怖気付いてるんだな、と主人公にいうシーンがあるけど
怖気付くほど豪華じゃない(笑)。
モダンで、最新設備で、ポロックの絵が飾ってあったりするんだけど
現代の成り上がりの長者が好きそうな?インテリアで
映画くらい超絶豪華なものを見たいのに、残念だわ。

主人公は抽選に当たり社長の家(別荘?)に招待される。
外界とは隔絶された森の中、自分が閉じ込められた存在なことに
あんまり気づいてないまま、社長のペースに巻き込まれていく主人公の青年。
そこではAI(人口知能)の開発を実験が行われていて
美しい女性の形をしたそれをテストする役割を与えられるが、
そのAIロボットに惹かれ同情していく裏には、ある策略が・・・。

美しいロボットは「リリーのすべて」の女優さんがやってて
服を着たりウィッグつけたりしないロボット姿が一番、とても美しい。
彼女は女優として順風満帆だろうな。
でもこの映画は、それ以外の心理戦も、ラストも特に驚きはなかったな。
こうくるだろうと思ってた通り。
主役の男子、ちょろすぎますね。

わたしは今、家のリフォームしてる中で、
こっちの気分に関係なく勝手に判断して自動で動く最近の家電達に不満だらけなので
このロボットが超イケメンでも、そんな甘い同情なんかしないと思う。。。