4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

チーム2冠と個人3冠

2008年01月14日 23時54分55秒 | 観戦記
全国高等学校サッカー選手権大会
決勝
08.01.14
14:05
藤枝東 0 - 4 流通経済柏
曇り 6.1℃
国立競技場
48884人

キックオフ4時間前の各入場口にはすでに多くのファンが詰め掛けていた。
全日本ユースと共に選手権初優勝で2冠を狙う流経柏と37大会ぶりの優勝(静岡県勢としても12大会ぶり)を狙う藤枝との決勝戦。サッカー王国の名に恥じぬプレーを見せつけインターハイの屈辱を果たすはずだった藤枝だったが主導権を握ったのは流経柏だった。開始早々MF10大前がドリブルで藤枝の右サイドをえぐる。6分には早くもMF10大前がドリブルもちこみ放ったややマイナスのパスをMF8村瀬が押し込み先制する。8分には復帰(2回戦で右足首を痛めて欠場)したFW18上条がシュートを放つ。藤枝はU18代表のMF10河井がチームの軸となりボールを供給するも味方に届く前に流経柏に奪われ流れを逃し続ける。その後も流経柏はMF10大前、MF8村瀬、FW18上条らがシュートを放ち藤枝を苦しめるも追加点を奪えず後半を迎える。
後半2分藤枝にセットプレーのチャンスが訪れ右クロスボールにFW9岡崎が飛び込むもわずかに合わず。逆に1分後MF10大前がMF13名雪からのボールをボレーシュートでゴールに突き刺し追加点を決める。藤枝は7分にMF8平井に代えFW12中村を投入し1点を狙う。しかし17分に再びMF10大前に得点記録7となる3点目を奪われてしまう。
完全に個々の判断力、出足のタイミングに差をつけられた試合だった。技術やスタミナという練習で磨lく部分では互角に近かったかもしれない。しかし試合をものにするチーム全体の力は歴然としていた。
後半26分には出場わずか2分のU17候補の経験もある2年生FW田口に決定的な4点目を奪われてしまう。その後も流経柏の主導権は動かず。ロスタイム3分に突入後藤枝のFKのチャンス、キャプテン鳥羽の放ったシュートはGK1須藤にキャッチされる。
終了のホイッスルとともに流経柏の2冠を決め3大会連続の初優勝校に名を列ねた。準決勝に続き完封試合となった。ここまでわずか1失点という堅い守備を誇った流経柏は最終的に14得点という高い攻撃力を見せた。そのうち半分を刻んだMF10大前はインターハイ、全日本ユースに続き3度目の得点王となった。前売り3万5000枚と完売した当日券をあわせた約5万人の前で披露した勇姿を明日入団発表を行う清水、そして代表の舞台でも見せて欲しい。

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3冠なるか | トップ | 86度目の終幕 »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お見事でした (NNN)
2008-01-20 15:35:18
 準決勝の内容からみて、流経有利とは思ってましたが、これほど差があるとは予想しませんでした。
 藤枝東はパスサッカーと標榜してましたが、むしろパスは流経のオハコ、個々に高いテクニックを持ちながらワンタッチでつなぎ、時にロングフィードと藤枝につけ入る機会を与えない完勝でしたね。
 高校サッカーで、これほど観衆が入るとは思いませんでしたが、その面前でイイ所を見せた流経の選手たちは幸せでしたネ。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

観戦記」カテゴリの最新記事