1998年 某私大に入学。
第一志望の大学に入学できなかったこともあり、
期待感と失望感がないまぜになったままだった。
初めての一人暮らし。
家事を知らぬ自分は堕落していった。
嵌ったことと言えば、パチンコ・スロット。
そこそこ友人もいたし、今から思えばリア充だったのだろうが、寂しかったのだろう。
努力しても叶わない事がある。
大学受験・恋愛・・・
努力しなくても、時々大勝する事があるギャンブル。
上げ膳据え膳が当然だと思っていたのだろう。
「努力しなくても勝利することがある」
そんな奇跡が起きる確率は350分の1。
嵌らないはずがない。
借金を重ね、友人が減る。
当然アルバイトをせざるを得ない。
自分でお金を稼ぐ。
一ヶ月働けば10万など余裕だ。
お金ももらえてなおかつ、人から感謝されることもある。働く楽しさを知る。
大学にいかなくなる。
放送作家になりたくて、事務所に出入りするが続かない。
一方で、飲食店のアルバイトは大好きだ。
自分はマニュアルがあって、決められた仕事の中で創意工夫をする、それが性にあっているのだろう。
大学を辞める。
表向きに言えば、社会に出て働くということの快感を知ってしまったからだ。
パチンコ、労働、借金返済、足りなくなったら借金・・・そのサイクルがたまらなく面白い。
努力しなくても報われることがあると思っていた。
行かない大学にお金を払うのは馬鹿馬鹿しいし、親不孝だ。
大学に通って卒業することが、もっとも親孝行なのだけれども。
バイト先で好きな人ができる。
好きな人は既に交際中だったが略奪した。
しかし、その人は条件として「就職せよ」という。
翌日、ハローワークに行った。
自分を受け入れてくれる企業などあるはずもなかったが
偶然にも自分を受け入れてくれる会社があった。
仕事は順調だった。
決められた仕事を、自分なりに創意工夫する。
営業だったが、皆が私語などしてる間、電話がけをする。訪問する。
たったそれだけで、オーダーは取れる。
好きだった人に裏切られる。
会社を無断で辞め、一人旅に出る。
福岡。
マットヘルスの風俗嬢から慰められる。
確か「私もおばあちゃんが死んだときはすごく悲しかったよ」などと。
悲しみや絶望は相互に理解することができないと知った。
自殺を試みるがうまくいかない。
努力しなくても死ぬことができると思っていた。
一方で、生きていきたいと強く思っていた。
努力をして、真人間になってみたいという願望が芽生えた。
西船橋で確保され、地元に戻る。
うつ病の治療をし、再就職活動をする。
やはり、こんな自分を受け入れてくれるところなどどこもない。
しかし、契約社員だがコールセンタのスーパーバイザとして忍び込むことができた。
電話は面白い。
多分、対面では一生話すことがないだろうと思われる人とも一対一で話すことができる。
誰かの目を見て話す必要もない。
自分を偽ることができる。
つづく
第一志望の大学に入学できなかったこともあり、
期待感と失望感がないまぜになったままだった。
初めての一人暮らし。
家事を知らぬ自分は堕落していった。
嵌ったことと言えば、パチンコ・スロット。
そこそこ友人もいたし、今から思えばリア充だったのだろうが、寂しかったのだろう。
努力しても叶わない事がある。
大学受験・恋愛・・・
努力しなくても、時々大勝する事があるギャンブル。
上げ膳据え膳が当然だと思っていたのだろう。
「努力しなくても勝利することがある」
そんな奇跡が起きる確率は350分の1。
嵌らないはずがない。
借金を重ね、友人が減る。
当然アルバイトをせざるを得ない。
自分でお金を稼ぐ。
一ヶ月働けば10万など余裕だ。
お金ももらえてなおかつ、人から感謝されることもある。働く楽しさを知る。
大学にいかなくなる。
放送作家になりたくて、事務所に出入りするが続かない。
一方で、飲食店のアルバイトは大好きだ。
自分はマニュアルがあって、決められた仕事の中で創意工夫をする、それが性にあっているのだろう。
大学を辞める。
表向きに言えば、社会に出て働くということの快感を知ってしまったからだ。
パチンコ、労働、借金返済、足りなくなったら借金・・・そのサイクルがたまらなく面白い。
努力しなくても報われることがあると思っていた。
行かない大学にお金を払うのは馬鹿馬鹿しいし、親不孝だ。
大学に通って卒業することが、もっとも親孝行なのだけれども。
バイト先で好きな人ができる。
好きな人は既に交際中だったが略奪した。
しかし、その人は条件として「就職せよ」という。
翌日、ハローワークに行った。
自分を受け入れてくれる企業などあるはずもなかったが
偶然にも自分を受け入れてくれる会社があった。
仕事は順調だった。
決められた仕事を、自分なりに創意工夫する。
営業だったが、皆が私語などしてる間、電話がけをする。訪問する。
たったそれだけで、オーダーは取れる。
好きだった人に裏切られる。
会社を無断で辞め、一人旅に出る。
福岡。
マットヘルスの風俗嬢から慰められる。
確か「私もおばあちゃんが死んだときはすごく悲しかったよ」などと。
悲しみや絶望は相互に理解することができないと知った。
自殺を試みるがうまくいかない。
努力しなくても死ぬことができると思っていた。
一方で、生きていきたいと強く思っていた。
努力をして、真人間になってみたいという願望が芽生えた。
西船橋で確保され、地元に戻る。
うつ病の治療をし、再就職活動をする。
やはり、こんな自分を受け入れてくれるところなどどこもない。
しかし、契約社員だがコールセンタのスーパーバイザとして忍び込むことができた。
電話は面白い。
多分、対面では一生話すことがないだろうと思われる人とも一対一で話すことができる。
誰かの目を見て話す必要もない。
自分を偽ることができる。
つづく





