Sliding Cafeマスターのブログ

トロンボーンを中心とした音楽ユニット「スライディング・カフェ」マスター岩崎浩のコラム

Build Your Range

2016年11月25日 | Tbエチュード関連
マイケル・デイヴィスが代表を務めるHip-BoneMusicから新しいエチュード「Build Your Range」が発売され、早速Hip-BoneMusicのオンラインストアで購入しました。今回のエチュードはマイケル・デイヴィス著でななく、ニューヨークのトランペット奏者オージー・ハース著によるもの。高音域の音域拡大と耐久力を付けるためのエチュードです。各メニューともシンプルなパターンですが、ほぼ全てのメニューにおいてダブルハイBbまでを目標設定されています。スポーツで例えるならば、アスリートが更なるスピードアップ、パフォーマンスアップを図るための筋力トレーニング、体幹トレーニング的な内容といえます。

マイケル・デイヴィスの一連のエチュードと同様にバックトラック(カラオケ)音源が付属していますが、このエチュードの音源は最高にカッコイイです。ドラム、ベース、ピアノ、ギター編成で特別凝ったアレンジという訳ではないのですが、演奏がもう超〜ゴキゲン!グルーヴ感ハンパないです。練習の伴奏音源にしておくのがもったいないくらい、この最高のグルーヴの上に良い感じのメロディーを乗せたら滅茶苦茶カッコイイ楽曲になりそうです。ミュージシャンのクレジット記載が無いので誰が演奏しているのかわかりませんが、やはりニューヨークのミュージシャンのレベルは凄い!最高のグルーブの中に包まれつつトレーニングできるので、単調で体力的にとてもキツい練習メニューでも楽しみながら取り組むことが出来ます。

あと、マスタリングエンジニアの観点からも、付属バックトラック音源のマスタリングが大変素晴らしく(もちろん録音、ミキシングも素晴らしいことは言うまでもありません)、立体感、奥行き、ダイナミクス等全てにおいて素晴らしいサウンドの仕上がり。教則本の付属伴奏音源でさえも最高のレベルに仕上げて来るとは、改めてニューヨークのマスタリングエンジニアのレベルの高さを思い知らされました。(対して日本の場合、教則本付属音源はCDリリースものよりも下ランクに見下されているのか、もう本当にありえない位粗悪で低レベルの付属音源だったりします)

このエチュードは、単調で体力的にもキツイ内容ですし、辛抱強く地道に毎日トレーニングを積んでいかないと成果が現れて来ないものなので、万人におすすめできるものではありませんが、向上意欲ある上級者〜プロ奏者にはおすすめします。
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