下僕天国炎の日記帳

タカばさんの全力疾走日記です。

探偵好きに20のお題 20・調査迅速、秘密厳守、真実一路の名探偵

2006年11月19日 21時22分20秒 | 探偵好きに20のお題
19まで描いて、最後のお題を消化せずにずっとおいておいた探偵好きに20のお題です。
最後の最後のイラストだから!
今までの鉛筆書きじゃなくてちゃんとしたフルカラーのイラストにしようと思って他のですよ~。

やっぱり探偵一家は好きですわ♪
オボロさんもサギリちゃんもシグレちゃんもフヨウさんもおまけのカラスもみんな好き♪

最後までつきあって見てくださった方に感謝♪
そしてこんな素敵なお題を配布してくださっている同盟様に感謝です♪

オボロ探偵事務所同盟
http://www.geocities.jp/johbe2004/tantei.htm

探偵好きに20のお題 19・ありがとう

2006年07月21日 00時03分14秒 | 探偵好きに20のお題
サギリ「いつも私を守ってくれて、ありがとう」
シグレ「……っ……!!!!!!!!!!!」





久々に探偵好きお題の更新です。

フヨウさんにみんなでありがとーな絵にしようかな、と思ったのですが。

いつもいつもいつも、シグレちゃんがかわいそうなことになっているので、今回はシグレちゃんに優しいものにしてみました。
ほっぺちゅーシグサギ♪

サギリちゃんが、シグレちゃんの優しさに気づいていないわけがない!
っていうかとっくに両思いだろうあの二人は!
と管理人は強く主張してやみません。

この二人には本当に幸せになってほしいです。

探偵好きに20のお題 18・帰ってくる場所

2006年06月27日 00時48分15秒 | 探偵好きに20のお題
フヨウ「あらセンセ! おかえりなさい!」
サギリ「おかえりなさい……」
シグレ「……あ~、やっと帰ってきたか。遅いんだよ」
レーヴン「オボロ! 貴様やっと帰ってきたな!! 勝負だ勝負!!」



探偵好きに20のお題、
「帰ってくる場所」ということでやっぱりオボロさんが帰ってくる場所♪

イメージとしては、ナガール教主国にいったオボロさんがやっと探偵事務所に帰ってきたところあたりでしょうか。
どれくらい年月がたっているのかとか、本当にちゃんと帰ってこれたのかとかそのあたりは切なくなっちゃうので、詮索はしないよーに。

探偵好きに20のお題 17・今は幸せ?

2006年06月18日 08時44分24秒 | 探偵好きに20のお題

「じゃあ僕が呼んでくるから、リオン達はここで待っててね」
「そういう仕事は私がやりますよ!」
「いいって、いいって!」
「王子!」
 リオンがとめるのを笑顔で振り切り、王子は身を翻して走っていった。本拠地の一階ロビーにはリオン、サギリ、シグレの三人が取り残される。
 珍しい取り合わせで残された三人は、軽く顔を見合わせて苦笑した。
 彼らがここに集められたのは、ビーバーロッジの上流に住むと噂の主様に会ってみたいという王子の希望が発端だった。
 パーティーメンバーとしておつきのリオンが選ばれたのは当然のこととして、近距離戦闘用にカイルとシグレ、コンビで遠距離のサギリ、魔法使いでレヴィを選出。探すまでもなく一緒にいるリオンといつも探偵事務所で寝ているシグレとサギリはすぐにつかまったのだが、あと数名(特にカイル)がつかまらない。
 また手分けをしてばらばらになると手間がかかるから、と王子自らが他メンバーを呼びに出て行ってしまい、結局すぐに集合したリオン達がロビーで待つこととなったのだ。
「王子が戻ってくるまで、のんびり待つか……」
 シグレがそう言って煙管に火をつけた。
 三人とも、人と話すことがあまり得意ではない。彼らは何となくお互いに黙り込んだ。
「あの……シグレさん」
 しばらくして、口を開いたのはリオンだった。
「ん? なんだいお嬢ちゃん」
「お願いですから、あまり見ないでください」
 集められてから何故かずっとシグレに凝視されていたリオンはシグレを見上げる。声をかけられたシグレは、ぷかりと煙を吐きだすと視線をはずした。
「悪いな。あんまりかぁいかったからつい」
「……あまり、そうは思えないのですけど」
 誠意のない謝罪にリオンが困り顔になる。
 人の気配を読むのが得意なリオンにとってシグレの視線は非常に気になるものだった。だがしかし、その視線には愛らしいものを慈しむ様子も、反対に敵意や憎悪も感じられない。正直意味がわからなくて困るのだ。
 幸いここにはサギリとシグレしかいない。リオンは思い切って問いただすことにした。
「レインウォールで会ったときからずっとですよね。シグレさん、何故私を見るのですか?」
「だからぁ、かあいかったから見てただけだって」
「そんなこと……」
「シグレは、貴女が心配なのよ」
 ずっと黙っていたサギリが口を挟んだ。
「心配? 私を、ですか?」
 サギリの言葉に驚いたリオンが、思わずシグレを見上げる。シグレはぷいとそっぽを向いた。サギリは微笑む。
「貴女はまだ小さかったから覚えていないかもしれないけど、私たちはあの組織にいたころの貴女を覚えているの。だから、レインウォールで会ったときはびっくりしたわ。あのときシグレがずっと見ていたのはそのせいね」
「あの組織にいた私は貴女達にとっては危険な存在になりかねませんものね」
「違うわ」
 くすくす、とサギリが笑う。
「あの組織にいた子供たちは、ひどい教育をうけていたせいか悲惨な末路をたどった子がほとんどなの。貴女はちゃんと成長して王子と笑っているしょう?それが嬉しかったのよ」
「嬉しい?」
「ちゃんと育つことができる子がいたんだって」
 サギリは微笑んだ。そういえば、戦闘に何度か同行したことがあるが、リオンはサギリの笑顔以外の表情を見たことがない。
「心配しているのは、せっかく育つことのできた貴女に悲しい想いやつらい想いをしてもらいたくなかったから。ある意味仲間……と私たちに思われているのは、貴女にとって迷惑かもしれないけど」
「迷惑だなんてそんな」
 リオンは首を振った。
 太陽宮の人たち以外に、自分の身を案じてくれる人がいるとは思わなかった。
 しかもあの組織にいて、過去の自分を知っている人が。
 不器用ながらも向けられたその優しい感情は
「とても嬉しい、です」
 顔を真っ赤にして答えたリオンにまたサギリは微笑みかける。
 顔は笑っていたが、リオンにはその表情が一瞬切なそうなものに見えた。
「ねえリオンちゃん、貴女は今幸せ?」
「幸せですか?」
 リオンは、その問いかけに込められた意味を必死で考える。
 彼らの優しい気持ちに、応えたかった。
「フェリド様に拾っていただいて、王子のお側にいさせていただいて、陛下や姫様、女王騎士の方々にも大事にして頂いて、私はとても幸せ者です。今はとても大変な時期で、胸を張って幸せですとはいえないのですけど、精一杯努力をしてもっと幸せになりたいと思います」
「そうなの。じゃあ私たちも貴女が幸せになれるように助けるわね。貴女が幸せだと、私たちも嬉しいもの」
 そう言ったサギリの微笑みは、今度は心からの笑顔に見えた。
「ありがとうございます」
 リオンも精一杯笑い返す。その頭にぽん、とシグレの大きな手が置かれた。顔はそっぽを向いたままだが、今のリオンにはシグレから向けられる気持ちがなんとなくわかる。
「・・・あ~~その、何だ。あんまり泣いたりとか怪我とかするなよ? いろいろと、面倒くさいから」
「はい!」
 傍目には関連性のない三人が妙に仲良くなっていることに、メンバー召集から帰ってきた王子が首をかしげるのは、その少しあとのこと。





探偵好きに20のお題。
「今は幸せ?」

きっとお題作成者の意図はぜんぜん違うところにあるのでしょうけど、ネタの神様には抗いきれず曲がったまま変化球を投げてみました。
しかもSSつき。

同じ組織出身ということで、探偵事務所の三人はリオンにいろいろと思うところがあったのではないかなーと。
(一応探偵調査でオボロさんのコメントついてますが)
結構、シグレちゃんもサギリちゃんも情が深いから自分より王子優先だったりドルフにストーカーされてたり怪我してたりするリオンのことは結構というかかなり心配してると思う。

探偵事務所、隠れ妹?

探偵好きに20のお題 16・追ってくる過去

2006年06月16日 00時25分13秒 | 探偵好きに20のお題
サギリ「過去が追ってくるというのなら、私は立ち向かう」



過去に立ち向かうことを決めたサギリちゃんと、やっぱりその背中を守っているシグレちゃん。
がんばって描いたら、ちょっと画像が大きくなってしまいました(汗)

イメージとしては、ナクラさんに出会って闘うことを決めたあたりでしょうか?
少し、凛々しいほほえみにしてみたのですが、ちょっとサギリちゃんぽくないですかねえ……?


探偵好きに20のお題 15・名探偵VS怪盗カラス!

2006年06月13日 01時22分46秒 | 探偵好きに20のお題
レーヴン「こらオボロ!! なんてことをするんだ!!」
オボロ「……はあ……」
レーヴン「血が頭に上って頭が痛いぞ!」
オボロ「……確かに罠つくったの、私ですけどねえ」
レーヴン「どーでもいいからこのロープをはずせっ! 命令だっ!!」
オボロ「なにも、ウサギの罠にひっかかること、ないじゃないですか……」
レーヴン「俺様の話を聞けー!!」


名探偵VSカラス

どう考えてもオボロさんの勝ちでしょう。
レーヴンはバカっぷりがどうにも愛しいです。

探偵好きに20のお題 14・裏の裏は表

2006年06月07日 20時00分57秒 | 探偵好きに20のお題
なんか気がついたら2コマに。
初めて描きましたけど、リンファって描き甲斐がありますねー。
一回ちゃんと正面からかいてみたいなり。


彼女の「絶対勝てないのに勝負したがるだめギャンブラー」っぷりが結構好きです。

んで、プレイヤーだから見ることはないけど、王子が最強キャラだといいなーとか思います。
常に笑顔なだけに、読みにくい……みたいな感じで!!















こっそり。

でも、このてのギャンブルゲームは徹底的に弱いので敬遠してて実はシグレちゃんと勝負したこと……なかったりして(おい)

探偵好きに20のお題 13.・家族ですから

2006年06月07日 01時38分25秒 | 探偵好きに20のお題
「いやあやっぱり家族でお風呂はいーですねぇ」
「ミルーンさんに頼んで貸し切りにしてもらってよかったですわね、センセ」
「そうそう、家族水入らず! これが温泉の醍醐味ですよ!」
「……おい」
「うふふ、サギリちゃんに背中を流してもらえるなんて嬉しいわあ」
「背中を流しっこ、なんて素敵なシチュエーションですよねえ」
「……あのな」
「さーシグレ君の背中も流しますよー」
「いいかげんにしろこのバカオヤジ!」
 とうとう、シグレは怒鳴った。
 怒鳴られて、シグレの背後にいたオボロと、先頭に座っていたフヨウが振り返って目を丸くする。
「どうしたんですか? シグレ君」
「……どうしたもこうしたもないだろうが。なんで、二十歳もすぎた俺が家族貸し切り風呂で四人一列になって背中の流しあいをしなきゃならないんだっ」
「ちょっとしたスキンシップじゃないですか?」
「ちょっとしたじゃないだろう!」
 シグレは、ぼさぼさの前髪に手をつっこむと、眉間をぐりぐりともみほぐした。
 戦争中のはずなのに、なんだかんだいってのんきなチェブラーシカ城。その名物の一つのひとつである露天風呂は、湯の質がよく水量も豊富で人気が高い。
 そんな住民の憩いの場を家族風呂として貸し切りにしてもらったとオボロが言い出したのが話のはじめだった。
 大喜びのフヨウと、いつも通り微笑んでいるサギリと、嫌がるシグレを引きずって風呂に行き、湯船につかったまではよかった。
 いやそれもよくはないのだが、前に一度やらされたことだ。シグレにだって免疫は一応、できている。これも家族サービス、と不満をフヨウやサギリの笑顔で抑え込んだ。
 しかし、湯船につかってしばらくしてからオボロがとんでもないことを言い出し事態は一変した。
「そうだ、背中の流しっこなんてやりませんか?」
 探偵事務所において、オボロの発言権は絶大だ。
 しかもフヨウまで賛成したのではシグレに勝ち目はない。
 かくして、シグレ達はタオル一つ巻いた状態で、洗い場に四人一直線に並ぶこととなった。
 よりによって、フヨウ、サギリ、シグレ、オボロの順番で。
「~~~~~~……っ、勘弁してくれよ」
 シグレは目の前にあるサギリの背中を見てうなる。
 フヨウの背中を流すのはいい。母をねぎらうようなものだ。
 オボロの背中を流すのだって平気だ。むしろ全力で力を込めて血が出るまで垢擦りをやってやる。
 だが、サギリだけはそうはいかない。
 サギリだけは。
「……俺が触っていーのか? ……サギリは」
「……? 別に、いいけど」
 苦し紛れにきいてみたら、即答で許可された。
 嫌がられるのも傷つくが、即答で許可されるのも、自分は兄であると確認された気分にされて傷つく。
(そんなこと言うんだったら本当に触るぞ)
 む、と口をへの字に曲げてシグレは石けんとタオルと握り直した。
 改めて目を向けると無防備なサギリの背そこにある。
 頭に巻いたタオルからこぼれた後れ毛がわずかに絡まるほっそりとしたうなじ。
 クナイを投げる割に華奢で柔らかな肩。
 眩しいくらいに白くきめ細やかな背。
 タオルにくるまれていてもわかる、腰のくびれとまろいヒップライン。
(………………う)
 犯罪的な光景に、シグレは手を止めた。
 この背に手が触れられるわけがない。
「シグレ君? どうしたんですかー?」
 人の気も知らずに、オボロがとん、とシグレの背中を叩いた。
 背中を押されて、前のめりになった瞬間、タオルを持っていたシグレの手がサギリの背に触れる。
(う……わ…………っ)
 計らずして手で感じてしまったサギリの肌はしっとりとしていてあたたかく、まるで手に吸い付くようだ。
「シグレ?」
 タオルを背にあてたままフリーズしてしまったシグレにサギリが振り向いた。
(……ば、か……っ)
 シグレは、心の中で悲鳴をあげた。
 サギリは今、タオル一枚巻いただけの格好だ。
 そんな姿で振り向かれようものなら。
(やめ……)
 くっきりとした胸の谷間がばっちり目にとびこんできた瞬間、シグレの理性は限界に達した。
「いーかげんにしてくれっ!!!」
 風呂中どころか城中に響き渡るほどの大声で怒鳴ると、シグレは風呂場から脱衣所へと逃亡した。
 そのとき、シグレの走り方が若干前屈みだったのは致し方ないことと言えよう。








「家族ですから」
ってことで家族風呂♪

そして背中の流しあいをさせられてまたキレているシグレちゃんです。
いやあねたにしやすいわ、シグレちゃん♪
おもわずSSSつけちゃったじゃん。

つうかかわいそうすぎな気もします。
個人的にあのお風呂イベントはかなりお気に入りなので、ねたにしやすくて楽しかったです。
がんばれシグレちゃん♪

探偵好きに20のお題 12・戦う理由

2006年06月01日 01時45分11秒 | 探偵好きに20のお題
シグレ「……いいのか?」
サギリ「私が終わらせなくちゃいけないことだから」


再び武器を持つことを選んだサギリちゃんと、彼女を守ろうとするシグレちゃん。


最初サギリちゃんの持っていた武器はクナイだったんですが、その手をシグレちゃんが覆ってしまうと何がなにやらわからなくなったので、ちょっと長めの刃物にしました。

サギリは終わらせるために。
シグレは守るために。

ほんっとーに幸せになってもらいたい二人です。

探偵好きに20のお題 11・おそろいの・・・

2006年05月27日 23時30分27秒 | 探偵好きに20のお題
フヨウ「サギリちゃん! シグレちゃん! あなた達におそろいの服を作ったの! どうかしら?」
シグレ「ガキじゃないんだから、今時ペアルックってそんな格好恥ずかしくて……」
サギリ「嬉しい……」
シグレ「サギリ?」
サギリ「だって今まで任務のための服しか与えられたことはなかったもの。私たちのための服なんて初めて……。シグレは、嬉しくない?」
シグレ「う」
サギリ「嬉しくない?」
シグレ「う……うれ……しい」
フヨウ「夜なべしてつくった甲斐があるわあ♪ うふふ」


おそろいの……お洋服。
安直ですけど。

あの探偵事務所で、おそろいの服をわざわざ用意してくれるのはフヨウさんだけだと思うなー。