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高機能インターバル・タイマーの製作

2017年06月14日 | 日記

カメラを三脚に固定して撮影するドーリーを使わないタイムラプス撮影(FIX撮影)の時には、市販のインターバル・タイマー(Intervalometer)のお世話になります。
中国製の2千円もしない製品で十分使えるので、お使いになっている方も多いと思います。 私も愛用してきましたが、いくつか不便な点がありました。

SKYPIX JAPANのWebsiteでご紹介しているタイムラプス画像処理ソフト「LRTimelapse」の作者、ドイツのGunther Wegnerさんが、とても便利なインターバル・タイマーを開発してくれました。
マイコン・ボードArduino UnoとSainsmart LCD Display Shieldを購入し、同氏が開発し無料公開しているプログラム(スケッチ)をインストールすれば心臓部分は完成です。
後は、トランジスタと抵抗1本ずつを小さな基板のかけらに装着してカメラのドライブ回路を製作する必要があります。

私は電源(5Vが必要です)にスマホ用の小型リチウム・バッテリー・パックを使用しましたので、バッテリーはかなり長持ちするし、充電もUSBで簡単に行うことができます。
また、カメラのホット・シューに固定して液晶パネルが撮影者の方向を向くように工夫しました。


以下がこのインターバル・タイマーの主な特徴です。

・カメラのホットシューに取り付け可能
・液晶モニターが後方を向くので撮影時に確認しやすい
・枚数は9999枚まで設定可能(無限も可)
・撮影済み枚数が表示される
・残り撮影枚数が表示される
・経過済み撮影時間が表示される
・残り撮影時間が表示される
・PAUSE可能
・バックライトON/OFF可能
・スマホ用小型リチウム電池パック使用で充電はUSBで可
・電池パックのボタンを押すと電池残量が確認できる
・カメラは2台並列撮影可能


製作については、中身は簡単なのですが、ケースの正確な穴あけ加工と、基板上の小さなタクトスイッチに延長用のボタン・ノブを固定するのがかなり大変でした。(汗)
実際に動作させてみると大変便利で撮影現場で活躍してくれそうです。


 



その後、電源を以下の物に変更しました。
スマホ充電用のバッテリーは簡単にUSBで充電して使えるし容量が大きくて良いのですが、スマホが充電完了後自動的にパワー・オフする回路が組み込まれています。 このインターバル・タイマーの消費電流は少ないので、時々誤動作(使われてないと判断)してパワー・オフとなる現象が確認された為です。




これは普通のアルカリ電池が使える優れものです。 1.5Vが4本で6Vとなる為、電圧が高すぎるのですが、中にDC-DC Converterが組み込まれていて、USBソケットから5V/800mAが出力されます。
充電はできませんが、撮影の現場では絶対に失敗しないように、都度乾電池類はすべて新品に入れ替えて使いますので、かえって手間がかかりません。
サイズも薄くなり、大変うまくマッチしました。
なお、この装置にエボルタなどの1.2Vの充電池を挿入しても問題なく使えましたので、電池を選ばない便利な製品です。

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