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ミャンマー遠征撮影(無事成功しました)

2017年02月12日 | 日記

ほぼ計画通りミャンマーでの撮影を終えることができました。

 

 ミャンマーでの機動的な移動は簡単ではなく、鉄道は遅く時間が不規則、飛行機は予告なく時間変更・欠航、と言うことで、バスが安くて便利ですが、幹線ルート以外のバスは乗るのもはばかるような超おんぼろバスで、長時間の乗車はかなりの拷問です。 またミャンマーには普通の観光客向けのレンタカー会社がなく、運転手ごとチャーターするのが一番確実で楽な方法ですが、昼夜問わず自由に行動し、撮影時間も長いタイムラプス撮影旅行にはかなり制約を受けます。 一方、ミャンマーはジュネーブ条約に加盟していないので、国際運転免許証が使えません。 そこで事前にミャンマーの国内運転免許証(有効期間5年)を申請し、入国時に発行してもらいました。 また肝心の車は、つてをたどってミャンマー人の小さなレンタル屋から格安で借りる事ができました。

振り返るに、この車がなかったら、おそらく今回の撮影旅行は実現不可能であったと思います。

ミャンマーは右側通行ですが、車はほぼ100%近く右ハンドルの日本車です。 ハンドル自体は日本と同じ右ハンドルなので、車の操作自体は問題ありませんが、そのまま右側を走行すると言うのは最初はかなり抵抗感がありました。 東南アジアの国ですからバイクが多いのはいうまでもありませんが、その多くが無免許で、整備不良。 またほとんどのバイクには最初からバックミラーがついていませんので、後ろからプップー鳴らしてやらなければ、彼らには認識してもらえません。 路側帯を逆走するバイクは大変多く、突如の道路横断、左折(日本の右折)は日常茶飯事。 また夜になると街路灯がない真っ暗な道で人は突然横断、バイクは逆走、そして最悪なのはすべての車(4輪車もバイクも)のヘッドライトはハイ・ビーム! 目がくらんで前はほとんど見えません。 思わずブレーキを踏んで減速・徐行するしかないのですが、現地の人達はなにも見えなくても80Km近いスピードを出して突き進んで行きます。 夜、狭い道で対向からバイクが来たと思ってすれ違うと、センターライン寄りのヘッドライト(スモール・ランプも)が切れたトラックで、ぎりぎりですれ違った!なんて事もあるし。 真っ暗な道を走ってると、突然目の前に馬車が現れる!(どうやって御者は真っ暗の中を走らせているのか不明)なんて事もあり、まずまともな日本人であれば運転をためらう事でしょう。(笑)

また焼玉エンジンを積んだトラクターみたいなトラックが時速10Km程度で走っていたり、馬車や牛車が走っていたり(これは逆走あたりまえ)と、油断できません。

道路の状態はかなり悪く、この写真の様にセンターラインが引かれている所は多くありません。

路肩には白線がないので、街路灯のない夜の走行は恐怖です。人は歩いてるし自転車・バイクが無灯火で逆走してくるし荷車は走ってるし対向車のハイビームで目は眩み前方は真っ暗だしどこが車線なのか全くわからなくなります。 

ヤンゴンとマンダレーの間にある唯一の高速道路は、日本だったらちょっと高速道路にはしないだろうと思われる舗装状態です。 また高速道路のサービスエリアは150Kmほど走らないとありませんので、トイレは大変です。(突然催した場合は、大小に限らず路肩・・・と言っても3車線分くらいあるほど広い原っぱです・・・に停めていたすしかありません) 

所々に路肩で勝手に店をだしているお茶屋がありますが・・・

高速道路はバイク走行禁止ですが、途中から入り込んでバイクは沢山走っているし、路肩を逆走して来たりします。 更にバイクだけでなく自転車も。

更に人も歩いています。 信じられないことに、追い越し車線の中央分離帯寄りを歩いている人々もいます。 更に・・・牛車や馬車、放牧中の羊の群れが横断しているなんてのもざらでした。スリル満点?です。

ところで、ミャンマーには何処を探しても道路地図がありません。 かつて軍政だったと言う事もありますが、そもそもプロのドライバーですらミャンマー人は地図を理解しません。 図を描いて場所を説明してもNGです。 車で走破するにあたってこれは致命的です。 何せ道路標識が読めない! アルファベット表記は地方に行くと滅多にありません。 これを救ってくれたのはiPhoneとGPSでオフライン・マップを表示してくれるMaps.me!でした。 いわば簡易カーナビです。(案内はしてくれませんが) このお陰で迷うことなく2,000Kmを走破できました。 もしこれが10年前だったら絶対に不可能だったでしょう。

 道路傍にある普通のお茶屋や食事処のトイレは裏庭にあってこんな感じです。 お尻を洗う為の桶がありますが、中の水は白く濁っていてアンタッチャブルです。(苦)

 

 チャイティヨーだけは最後の10Kmは一般車は通行止めで、すべての観光客は政府の4トントラックに貨物のように乗らなければなりません。

 私は機材はたくさんあるし、腰痛に耐えられそうになかったので、4トントラックを丸ごと一台チャーターして助手席に乗り込みました。 乗り合いだと数百円ですが、100ドル支払いました。(苦)

 

さて、これが車を離れて撮影する時の移動スタイルです。 背中のザックにカメラ2台、レンズ2本、フィルター、バッテリー、エンジンを、片手のバッグに三脚2台、もう片手のバッグに組立式ドーリーが入っています。 

 

撮影の様子です。

 

 


  

3週間にわたって撮影した枚数は約2万枚、シーン数は60になりました。 帰国後仮眠をはさんで昼夜ぶっ通しで作業しましたが、完成まで15日を要しました。 以下の4版を制作致しました。

1.「遺跡・奇岩編」(3分35秒)
 かつての繁栄を伺わせる大遺跡群と過去の火山活動によってもたらせれた奇岩とそこを聖地として建立された寺院など、ミャンマーの大地のスケール感を感じることができる映像をまとめました。

2.「パゴダ・大仏編」(3分17秒

 ミャンマー人が昼夜を問わず祈りを捧げて来た目を見張る様な素晴らしい建造物や仏像を中心に、敬虔なミャンマー人の姿も捉えながら仏教文化の深さを感じることができる映像をまとめました。

3.「総集編」(6分24秒)

 この2編を網羅して統合編集したものです。6分半のやや長い動画となっております。

4.「1分動画ダイジェスト版」(1分17秒・映像正味1分0秒)

 この2編の中から印象的なシーンを抜き出してスピード感のある1分動画にまとめたものです。

 

 

 

 

  


 

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動画
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