5月24日の土曜日、ようやく完走メダルが郵送されてきました。すっかりいじけていたのですが、ほんの少しだけ気が晴れました。気を取り直して、私的備忘録的投稿です。 【男子112キロの部】(注:実際はコース変更のため107.6km) |
以下、ドジなお話のおまけ。
最後の長い上り坂も終わり、ゴールまでの約2kmは下り坂です。ここに至ってようやく、ギリギリながらも制限時間内に完走を確信できました。脳内神経伝達物質のドーパミンが出まくりました。完全にハイテンションとなり飛ばしていました。そして、競技場の敷地まで後300メートルくらいのT字路で事件は起こりました。 それまでは道路左側を走っていたのですが、コースを左折し今度は道路右側にある歩道を走ることになっていました。 で、僕は重心を左足に乗せ体を傾け傾け曲がり始めました。次は、右足を着地させる番です。その時、僕は一瞬僕の体が宙に浮いていることを感じました。足の裏の下には地面がなかったからです。次の瞬間、万有引力の法則に従い僕は落下を始めたのでしょう。 えっ、と思う間もなく、僕の体は、見事、大きなコンクリート側溝に落ちていたのでした。 |
コーナーでスタッフがコーンをしゃがんで並べていたのですが、スタッフを避けようとそのすぐ外側を通ろうとしたためでした。真っ暗で、何も見えませんでしたが、そこに歩道があることを疑いもしませんでした。スタッフはコーンの道路内側を走らせようとしていたのでしょうが、僕には伝わりませんでした。 幸い、奈落の底からは直ちに脱出できました。他のランナー達の心配する声をよそに、何事もなかったようにその場を急いで走り去り、ゴールに向かいました。 後で考えると、一歩間違えば大怪我をしていてもおかしくありません。僕自身は、富士五湖を走ることはもうないと思います。ただ、世の中には僕みたいなドジな人間もきっといるわけですよ。もう少し参加者の安全に配慮してもらいたいなあ・・・。^^; |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます