ざっくばらん(パニックびとのつぶやき)

詩・病気・芸能・スポーツ・政治・社会・短編小説などいろいろ気まぐれに。2009年、「僕とパニック障害の20年戦争」出版。

「砂の塔」初回

2016-10-15 21:02:13 | Weblog
菅野美穂が4年ぶりに主演する「砂の塔」が始まりました。松嶋菜々子との豪華競演にも注目が集まります。

率直、どろどろした陰鬱な展開とも言えますが、少し前に、同じ時間帯の(TBS金曜10時)綾瀬はるかが主演したドラマよりも、見やすかった感じはありますね。綾瀬さんのドラマも、力作ではあったかもしれませんが、見る側に体力を要するドラマで、早々と脱落しました。それに比べて「砂の塔」は視聴者を引き込んでいく力はあったように思います。勿論、拒否反応を示す視聴者も多くいたでしょうが。

厳しいですね。タワーマンションでの人間関係というのはいうのは。うん、女は怖い。このドラマはそれに尽きるのではないでしょうか。多少、誇張している部分はあるでしょうが、これに近いものが現実でもありそうな気はします。ちなみに私はパニック障害になって以来、高いところも駄目になってしまったので、階級が低くても2階でいいです(笑)

菅野さんの演技は、今回は非常に難度の高いものが要求されます。菅野さんも松嶋さんのポジションの方(悪役)が何度も演じている分、楽でしょう。今回の役どころは、体操に例えるなら、あん馬のG難度といったところですかね。地味だけど難しい。明らかに場違いな所に住み始めてしまった平凡な主婦。小市民。その戸惑いや苦悩をどうきめ細かに表現していくか?

松嶋さんが悪役を演じるのは珍しいですが、彼女の持ち味のスター性、花に例えるなら薔薇や百合。ここはうまく引き出されていたと思います。

菅野さんも薔薇百合系の演技は、里見八犬伝の玉梓など何度もありますし、現在の朝ドラの「べっぴんさん」でも可憐な美しさを披露していましたが、「砂の塔」に関しては、美しさは封印しなければなりません。野に咲く地味な花に徹することが要求されます。主役とはいえ賞賛は得にくいと思われます。しかし、彼女の持ち味である、その役に共感し、そしてなりきるという女優としての軸をぶらさずに演じれば、道は開けるのではないでしょうか。

しかし、今回のいじめられ役は菅野ファンとしては、ちょっときついですね(笑)
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