私のタイムトラベル

ある家の物語・白鷺家の人々
― 道理を破る法あれど法を破る道理なし ―

竹子オバサンの釈明

2017年05月14日 | 2. 闘争編

梅子叔母が帰った3日後、竹子伯母が借りていたストーブをうちに返しに来た。

その時、祖母・松子さんが作った分割図に関して母にこう釈明した。


 「おかあちゃんって、この実の娘の私らさえ 信用したはらへんのね・・・

 あの分割図は、私や梅子ちゃんらが居てややこしくなったらあかんからって、そう思って、つくらはったものなんよ。

 ユキさんに土地を半分も上げるっていうたはるのよ」

 

「私ら 誰もこんなこと言い出すまでは気づかなかった。一生ユキさんたちに住んでもらうつもりだった。 

 母屋が朽ちて、こちらが朽ちて・・・だけど、ことが起こったら物理的なことを言わざるを得ない」


そして、松子さんの土地の1/4が父以外のきょうだい分として、さらに細かく区分けされていたことについてこう説明した。

「あの分割分はね、この土地を処分し、更地にしたときの登記の費用やら、遠くから来る人の交通費やらとして

 プールしといたほうがいいと思ってしたことなの」


土地の処分? 更地? 遠くからくる人のための交通費?? 


松子さんと竹子伯母は私たちの住んでいる家の土地を巡って、当の本人の父にはなんの相談もせずに、

二人で勝手にああだこうだと、好き勝手に考えを巡らしている。

 

 

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