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小児麻痺後遺症 続

2017年04月28日 15時55分49秒 | エッセイ &余談 ・片言雑事
昨日小児麻痺後遺症について書いたが、学生時代には歩き方について指摘されたことはなかったといったが、今思い出すと、学生時代にも指摘されたことがあった。
それは、入学時やクラス替えの一時期で、その後は言われることはなかった。
「ロボットみたいな歩き方やなあ」とか「歩き方がなんか変」とか「足、悪いんか」とか言われていた。

その時はいつも、中学の時に毎朝朝礼があって、教室に戻るときは、吹奏楽クラブの演奏する行進曲でかえるのだけれど、その時足をまっすぐ延ばせと全員に注意され、その行進の歩き方が癖になったのだ、という返事をしていた。

そんな返事を、社会人になりたてのころまでやっていたのだが、その間、自分なりに着地の時に多くの人がやっているように足を曲げて歩くように努力していた。
それで、その歩き方が定着したので、歩き方についてとやかく言われることは無いと、確信していた。

しかし、それでも初対面や知り合って間もない人から「足が悪いんですか」とか問われ、歩き方がおかしいのは、小児まひの後遺症であることにはっきりと気付かされた。

それ以降、問われるといつも「小児まひの後遺症」と返事している。
しかし多くの人は、その後「元気やのに・・・」とか、「ジムでえらい勢いで走ってはるのに」とか言われる。
こうしたリアクションには、返事のしようがないし、「足が悪いのか」と問われるたびに、自分自身では健康で体力があると思っていても、後遺症は消すことが出来ないという現実を毎回突きつけられ、後遺症であることを確認する返事を行うことになっている。
そのたびに、自分自身は、悲しくも腹立たしくもないが、又かとうんざりした気持ちになるし、可哀そうにといった同情心の偏光眼鏡で私を見てもらいたくないと思う。

こうしたことを考えた時に、たとえ、病気やけがで歩き方がおかしくても、健常者と同様普通に接してほしいし、介助が必要な時はしっかりと介助してほしい、という障碍者の気持ちがわかる気がする。

それと、私は心身共に健康でも結婚歴がなく当然子供もいないが、父母が他界してから、小児麻痺発症時以降の父母の心配や精神的・肉体的・経済的苦労を具体的に想像すると、涙が出るようになった。
今、ほぼ100%に近い状態で運動機能も回復し問題なく健康にいられるのも、発病以来様々な治療を行ってくれた結果だと感謝している。(専門医以外に、運動機能回復のため鍼や灸の名医と言われるところにも長い間通ったと言っていたし、近所に住んでいた元大手製薬会社の管理職だった伯父さんは、多くの薬を持ってきてくれたようだ。)
また、小学校1年生の同級生で同じ小児まひの級友がいて、車いすでその子の母親と一緒に学校に来ていたが、帰り道は車いすに付き添ってその子のお母さんと一緒に帰ったことを思い出す。(途中から養護学校に転校したのか、いなくなった。 1950年頃の思い出)


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