散歩者goo 

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晩秋のイチジク色付く

2011年11月21日 12時42分00秒 | 趣味娯楽・園芸・探鳥・山・海・観光・グルメ


家の前の鉢植えのイチジクは、昨年5月ごろに30cm程の苗木を買って鉢に植え替えた木だ。
今は成長し、1m程の高さになり大きくなった。
去年は数個の実がなったが、まともに食べたのは1個だけだった。
その他は、イタチ?に実を落とされたり、完熟しなかった。
冬に1個残った小さな実が大きくなり、早春に色付いたので食べようと思っていたが、ある日突然無くなった。
多分、やはりイタチの仕業ではないかと思っている。

イタチのいたずらには、過去いろいろ悩まされていて、今年も被害にあった。
今年も夏の終わりに、ブドウがたくさんなり、さて収穫と思っていた頃に、ねずみがブドウを食べ始めた。
ねずみが塀やブドウの枝を走っているのは、確認している。
ネズミの食べ方は、一つずつまばらにブドウを食べるので、ブドウの房が歯抜けになった状態になる。
時には少しブドウの皮が残っている場合も多い。
ネズミの口のサイズを考えれば理解できる。
ネズミ以外に、スズメや、ヒヨドリも来るが、夜には食べないし一日に食べる量も知れている。

このようなネズミの被害にあい始めたので、その翌日に収穫を予定していた日のことだった。
朝起きて、今日は収穫するぞと思い裏庭を見ると、ぶどうの色付いたものは、すべてなくなっていた。
かなりの量である。
一夜で、ブドウの皮もなくきれいに食べられていて、その食べ方や量はイタチしか考えられなかった。
それまでイタチは肉食なので、ブドウを食べないと思っていた。
その頃、イタチがブドウの枝や塀を行き来しているのをたまに見ていたが、ネズミをとるのにパトロールしているのだと思い安心していたが、裏切られた感じだった。

イタチは、好奇心旺盛で、庭に生えていたきれいな花をつける球根性の草「玉すだれ」をすべて引き抜き横に並べていたこともあった。
新芽の生えた球根を引き抜いて横に並べるという行為ができる能力に驚いた。
ただ、その行為は夜中に行われた為、その現場を確認していないが・・。
こんなイタチなのでイチジクを持ち去る可能性が強いと思っている。要注意だ。

今回色付いたイチジクは、ここ1-2週間で急に大きくなった。
まだ一部が青く完熟ではないが、今日は収穫し食べようと思う。
それでもまだ3個のイチジクが、成長せず青い実のまま残っている。
イチジクが一個だけ選ばれて成長し色付いたことに、イチジクの意志が働いているように感じた。
無論植物なので、神経細胞はないし、動物と同等のような意志は考えられない。

これから冬になるが、残りの3個のイチジクが今後どのように成長し完熟するのだろうか。
今後の冬の成長に興味がある。
多分冬の間は成長の動きがないか、又は実が枯れ落ちるのではないかと予想している。
今後のイチジクの適応を観察したい。

それにしても、今回のイチジクのように、植物の営みや対応力に感心することも多い。
例えば、ゴーヤやトマトの実のつけ方を見ていても、冬が近づくと、いらない葉を自分で枯らせてその養分を実に送り込んでいるように見える。
このようなことを見ていて、植物は自分なりにコントロールしながら、実をつける順番を考えているのではないかと思ったりした。

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