よりともの算数

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人は石垣

2017-06-10 21:52:42 | 中学受験

 いとこの集まりが3年ぶりに復活した。ところは金沢。叔父が野々市にいるのでそこが集合場所。今回で6回目かな? 以前訪れた時金沢城はただただ広いというイメージしかなかった。が、今回はブラタモリのお陰で予備知識があり、石垣中心に結構散策できて満足しました。前田利家の入城後、本格的な石垣づくりが始まった金沢城は「石垣の博物館」と言われています。

というのも、金沢城は出入口や庭園といった場所に応じて、特殊な技術やデザインが工夫されており、また何度も修築が繰り返されたことなどから、現在、さまざまな種類の石垣を見ることができるのです。さらには、石垣づくりの秘伝書、石を切り出した丁場、石引き道の存在など、石垣に関する歴史資料や環境がそなわっているそうです。

石垣の石の積み方は使われる石の形がベースとなり、時代やその用途によって混在していますが、原点となるのが野面積(のづらつみ)と言われ古い形態の石垣で自然のままの石や粗削りしただけの石を積み上げた石垣で、そのため石と石の隙間も大きくなります。見た目も、左の安土城のように丸っこい石や、ごつごつした石など自然の石そのままという感じがします。次に登場するのが、打込接(うちこみはぎ)と言って、石材どうしの接合面の合端(あいば)を出来るだけ多くするため接合部を打ち欠いて隙間を少なくするように積み上げた石垣です。どうしてもできてしまった隙間には間石(あいいし)を埋め込み登られにくくしています。間石は過重を受けるためのものではなく抜け落ちてくることもあるそうです。さらに切込接(きりこみはぎ)は積み石をさらに加工し隙間をなくした積み方です。さすがに加工が大変なためか、目立つ(見せたい)場所に限定的に使われることが多いようで、通常は打込接で、特別な場所に切込接と混在して使われてもいます。

この3通りをさらに細分化する布積乱積の二つがあり、打込接の布積、打込接の乱積など2×3=6のパターンに分類されるそうです。また、江戸中期以降になると切込接に新たに亀甲積(きつこうつみ)、落し積が使われるようになります。

先に述べたように、時代的には自然の石をほぼそのまま使う野面積、打ち欠いて接合面を多く取るようにした打込接、さらに加工して隙間なく積む切込接の順になりますが、時代がさがっても混在して使われています。切込接は隙間なく積むため加工が大変なのか権威付けに見せるところに使い他は打込接にしたり、修改築で従来のものを流用したりそのまま残したものではないかと言われています。

今度お城巡りをされたときの参考にしてください。ウィキペディアその他から引用させていただきました。

これは野面積。

何とトンネル! 明治から昭和にかけて旧陸軍の所管となり弾薬庫となったそうです。

切込接(きりこみはぎ)です、きれいに角がそろうように敷き詰められています。

 石の一つ一つに魂が感じられます。何事もかくあるべきことを改めて感じ入りました。

 

 

 

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