Skier's High-High
サンタバーバラから帰ってきました!
しばらくはリハビリ中・・・。
人気の高かった過去の記事へのリンク集を作りました!


k2hikoさんとスマシカオさんのブログ記事にリンク開始!!!






諸事情によりUPするのが遅くなりました。
S氏のお天気博士シリーズ・・・違った、高層天気図を読み解こう!その2です。
実は、UPするのが遅れたために、最初にもらったレポート内容の
予想が過去になってしまったので、
改めて未来の内容で送って頂きました。
たびたびスミマセン→S氏

ちなみに、その1は、
http://blog.goo.ne.jp/skier_nobu/e/c1d226ad065b6c5d7150c901d6959533

実は、土曜日のあさま2000レポートも既に頂いています。
まぁ、今からがんばってUPしても、明日行く人も少ないでしょうから、
明日ゆっくりUPすることにします。
お楽しみに。


--------------
これから降るのは雨?雪?
高層天気図を読み解こう! その2

さて.
先日は,500hpa天気図によって上空5000mの寒気の状態が
読み取れ,雨になるか雪になるか判別できることが
分かりました.

参考までに,今日の500hpa天気図を見てみましょう.

-24℃の空気は東北南部まで降りてきてますが,まだ本州中部を
覆うまでに至ってません.
相変わらず日本上空には-18℃の暖かい空気がわだかまってます.
信州方面,今日も雪は望むべくもなさそうです….

さて.本題に移りましょう.
実はこの500hpa図の等温線を見れば,現在の天気
だけでなく,これからの天気の傾向も読めるんです.

一例を見てみましょう.

これは,先日出たのと同じ11月12日の500hpa天気図です.
前日まで全国的に雨だったものが,次の日は
一気に冬型になり,太平洋側で晴れ,スキー場では
軒並み10cmを越える積雪となった日です.
見事なまでに日本上空を綺麗に-30℃の寒気が覆ってますね.
舌のように,北から冷たい空気が出っ張っています.

詳しい説明は省きますが,この寒気はほぼ間違いなく
西から東に移動します
すなわち,日本の西に寒気の出っ張りがあれば,必ず
今後1-2日で日本の上空に到達し,冷え込みが強く
なります.
逆に,日本上空に寒気があっても,西に暖かい空気が
待っていた場合,寒さは長続きしません.

で,この天気図の寒気は,妙に縦に細長いです.
で,寒気の西側,九州の西あたりにすぐに-12℃の
かなり暖かい空気が待っています.
ということで,この寒気がわずかにでも東にずれると,
日本はあっという間に暖かい空気に覆われちゃいます.
ということで,この500hpa天気図を見た瞬間に,この雪は
長く続かないな,と分かるんです.

ちなみに,この12時間後の500hpa図を見てみましょう.

…あらら.寒気はあっという間に北東に移動しちゃいましたね.
で,日本上空には中国地方あたりまで-18℃という
比較的あったかい空気が入りはじめてます.
実際,13日の月曜日以降あったかくなり,日曜に積もった雪が
月曜からかなりの勢いで溶けてしまったことは記憶に
新しいかと….

で,これとは反対に,寒気が東西に長く,日本の西側までずっと
冷たい空気が続いていれば,冷え込みは数日続きます.

ということで,500hpa天気図を見れば,今後雪が続くのか,
それとも雨になるのかがなんとなく分かるんです.
便利ですね,高層天気図.

しかし,高層天気図はさらにもっと便利なものがあるんです.
それが,FZCX50と呼ばれる図です.
これは,http://n-kishou.com/ee/weather/opt_map.htmlの
「週間予報支援図(アンサンブル)」や,
http://www.hbc.co.jp/pro-weather/の
「週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50」
からたどれます.
ちょっと見てみましょう.
…なんだかいっぱい図面が並んでますね.
これから順番に説明していきますから,ご安心を.

左側半分は,現在の天気図を初期値として,コンピュータ
シミュレーションでこれから先の1週間分を予測した結果です.
この,一番左側の1列6枚が,コンピュータが予測したこれから
1週間の500hpa天気図になります.
図中に何か網掛けの部分がありますが,本題と関係ないので
図中の網掛けは無視しましょう.

で,26日から12月1日にかけて,例えば5340mの等高度線が
だんだん南下してきてます.
寒気が南下してくるのか?と一瞬喜んじゃいますが,
良く見るとこれは気温の線じゃなく,気圧を表す線です.

でもご安心あれ.図2を見ても気づくように,空気が冷たいエリアは,
北から気圧の線が張り出しているエリアと重なっています.
なぜなら,冷たい空気は密度が高いので,500hpaになる高度は
より低くなります.
全体的に見て,北のほうが500hpaになる高度が5200mとか低く,
南のほうが5800mとか高い数字になっているのが分かると思います.
つまり,北の冷たい空気による低い高度の線が南に
張り出しているのですから,22日は寒気が南に張り出す,
とも読み取れます.
…しかし,12月1日の図も,拡大してみると,5340mの等高度線が
せいぜい東北の北半分までしか降りてきてませんが….
実際,この線が日本をすっぽり覆うくらいになってくれないと,
冷え込みは期待できません.
で,25,26日では,5340mの等高度線はかなり北,サハリン近辺
まで遠ざかってます.
そのため.25,26日はかなり暖かくなり,その後12月1日に向けて
ちょっとだけ冷え込むかな,と予測できるんです.

実は,この気温傾向がFZCX50の右側の下半分に,ちゃんと
グラフになって表されてます.
このグラフが,日本の4地点,札幌,館野,福岡,沖縄における
これからの気温傾向予測です.
全国的に,26,27,28は気温がかなり上がるようです.
っていうか,多分スキーヤーにとっては致命的なほど気温は
あがるようです.この期間中は,あったかい雨で雪が溶け
ちゃいそうです….
しかし,29日以降は,ちょっと寒気が下がるために気温は
少し冷え込むようですね.
このわずかな冷え込みにかけるしかないですね.

でも,この気温傾向グラフ,線が1本だけでなく,何本もあります.
これは一体なんででしょう?

それは,この図の右側上半分と関係があります.
これを見ると,これからの1週間の天気予報の精度が
高いのかどうか読み取れるんです.
週間天気予報の当たる確率なんて,いつでも同じくらい
でしょ?と思うかもしれませんが,これを見ると
「これから1週間,天気予報は大きく外れなさそう」
とかが分かるんですねぇ.

…その理由の説明は,また次回.


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