Skier's High-High
サンタバーバラから帰ってきました!
しばらくはリハビリ中・・・。
人気の高かった過去の記事へのリンク集を作りました!


k2hikoさんとスマシカオさんのブログ記事にリンク開始!!!






昨日は出張していたのでUPできませんでした。
今日は、構造天気図を読み解こう!の続編です。その3。
高層天気図というとちょっと難解かと思われるかもしれませんが、
気軽な気持ちで読んでみてください。
きっとスキーヤーのお役に立つこと請け合いです。

ここでふと思ったことが・・・
雨が降ろうが雪が降ろうが、どうせS氏は毎週滑りに行くんだよね。。。

天気図が結構大きいので、今回は、小さい図面をクリックすると大きくなるようにしてみました。

-----------------
「スキーヤー必見!これから降るのは雨?雪?
…高層天気図を読み解こう!」

前回,
「全国的に,26,27,28は気温がかなり上がるようです.
っていうか,多分スキーヤーにとっては致命的なほど気温は
あがるようです.この期間中は,あったかい雨で雪が溶け
ちゃいそうです….」
と書きましたが(原稿は24日の金曜日に書いた),
この予報は不幸にもあたってしまいました.

月曜からの雨で,熊の湯は雪が溶けて営業中断,丸沼も
かなり雪が剥げて,標高2000mを誇るアサマ2000も雨だった
ようで….

ということで,FZCX50(アンサンブル図)を読めれば,
寒気の動きが予測でき,これから1週間があったかくなるか
寒くなるか予想できる,ということが実証をもって
お分かりいただけたかと思います.

「ちょいとまてよ,前回,FZCX50の左端の図6枚で今後
1週間の寒気の動きが,右下のグラフで気温傾向が分かる,と
いう風に,寒くなるかあったかくなるかの話はしたけど,
雨が降るかどうかなんて説明はなかったぞ.
なんでSは『あったかい雨で雪が溶けちゃいそう』
っていうふうに,雨が降るって言い切ったんだ?」
と不思議に思う方がいたのではないでしょうか.
…不思議に思ってください.そうしないと,話が進まないので


このFZCX50,今後の雨の降る確率も書かれてるんです.
ここでもう一度FZCX50を見てみましょう


前回説明しなかった,右上にある6枚の図面を見てください.
「500hpa特定高度線,降水量予測頻度分布(%),およびスプレ
ッド」
と書いてありますね….
この図には,雨が降る確率がかかれてるんです.
図中,太い点線で囲まれた中に,網掛けの部分がありますね.
この点線で囲まれた部分が,10%の確率で雨か雪が降る
エリア,
網掛けされた部分が50%以上の確率で雨か雪が降るエリア
です.
さらに,90って書かれている細い点線の中は,90%の確率で
雨か雪が降る,ってことです.
この図面,あまりにも範囲が広すぎるので,この90%の
領域に入っていても,局所的には降らなかったり,逆に10%
の外にあっても降ったりするんですが,天気がいいか悪いかの
大局的な判断はできます.

ということで,前回示した,11月23日(先週木曜)の
FZCX50の右上を眺めなおしてみると…

26日は日本の西に90%の雨域があります.
で,27日にかけてこの雨域が日本上空をすっぽり
覆ってきてますね.
ということで,26日の後半から28日昼くらいにかけて,
雨が降りそうだなぁ,と分かるわけです.

で,26,27,28は寒気も北上しているし,降るとしたら
間違いなく雨,だからあったかい雨が降る,と書いた
わけです.

どうですか?
今後1週間,雨が降るか雪が降るか,気温が上がっても
天気が良くて雪は持つのか,それとも雨が降って壊滅的
打撃を受けるのか?という,スキーヤーの知りたいことが,
このFZCX50を見れば,ここまで正確に予測できるんです.

おっとと.ここでひとつ注意を.
ここで表記されている時間は国際標準時(UTC)ですので,
日本時間にするには9時間足してください.
06/11/26/12UTCとは,11月26日午後9時です.

さてさて.
ここまでの説明を聞いた後で,もう一度最初のの,今日の
FXCX50を見てみましょう.
再度書いておきますが,最新のFZCX50は,
http://n-kishou.com/ee/weather/opt_map.htmlの
「週間予報支援図(アンサンブル)」や,
http://www.hbc.co.jp/pro-weather/の
「週間予報支援図(アンサンブル)FZCX50」
からたどれます.

さて.
一番左側の500hpaの図を見ると…
5340mの線が,12月2-3日は東北南部まで南下してきてます.
もう少し,信州くらいまで南下してくれると嬉しいんですが,
それでもようやく寒気が降りてきてくれるようです.
しかし,12月4日あたりからこの寒気は東へ抜けていくようで,
12月4日には5340mの南に張り出した部分は日本の東,
太平洋上へ移動し,日本上空では青森あたりまで
北上しています.

で,右下の気温傾向グラフを見ると,5340mの線がもっとも
南まで下がっている部分が日本上空に来る3日をピークに,
2,3,4日あたりは冷え込むことになっています.
あと,2,3日の期間中は,右上の降水確率
を見ると,東北の日本海側の降水量が高いです.
東北は冬型になり日本海側に降水量があると予測できます.
2日は降水量予測は北陸までカバーしているので,
スキー場での積雪も期待できそうです.
しかし,4日以降は天気は良好で,残念ながらそれほどの
積雪の積み増しは期待できなさそうです…

でも,2-4日の期間中,人工降雪機ががんがん動かせる
ほど冷え込みそうですので,それに期待しましょう.

あれれ?
前回予告の「これからの1週間の天気予報の精度が
高いのかどうか読み取れる」というところの説明が
できなかった….

次回こそ,天気予報の精度のお話を.

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 東京都立潮風公園 ===ブログランキングに登録してみました!===

スキー・スノーボードカテゴリー
志賀高原も山開き »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
 
この記事のトラックバック Ping-URL
 


ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません
 
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。
 


【PR】月の土地が買えるってホント?