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旅行記、世相独言

女城主「井伊直虎」を巡る旅

2017年06月16日 17時44分59秒 | 異文化体験_日本
 (写真はクリックで拡大します)

女城主「井伊直虎」を巡る旅    2017.06.08(木)-06.10(土)

 多種多様な解説冊子が配布されているが、これが一番!

《 初日 》

 梅雨入り宣言されたばかりの雨が降ったり止んだりのなか、大阪を朝7時に出て、東名阪道の事故と拡幅工事の影響で予定より1時間遅れで浜松城に到着。
若かりし頃の家康公の出迎えを受け、思ったより小ぶりの「浜松城」天守閣へ。29歳から45歳の頃居城としたこの城は、天下取りの後は出世城と呼ばれ数々の幕府要人が城主となった。お城の周りは公園で、駐車場も無料開放されている。

   
若き頃の家康公の像がお出迎え             浜松城天守閣              浜松エリアMAP   
 
 公園の管理人の一人に昼食のお勧めを聞く、城から車で数分の「福みつ」がお勧めと言う。そう!浜松と言えば餃子!何せ、消費量日本一の街だ。早速、車を走らせると駐車場完備の一軒家のビル。店内ほぼ満席。メニューはいたって簡単。単品か定食か。定食と言っても単品にご飯と味噌汁が付くだけ。女房は10ケの定食、私は単品15ケを注文。ふっくらした野菜たっぷりの餃子で満腹。ラー油は結構辛かった。

          
日本一?の浜松餃子 ふっくらジューシー片面カリカリ     地元の人が勧める「福みつ」

 予定では、浜松市の楽器博物館に寄りたかったが、雨も降り、周辺駐車場もなさそうなので、日本3大砂丘の一つと言われる「中田島砂丘」に寄って弁天島経由、今宵の宿「浜名湖ロイヤルホテル」に早めのチェックインすることに。
 遠州灘に面した中田島砂丘は、現在津波対策の堰堤づくりの真最中。ここはアカウミガメの産卵場所としても有名だが、砂丘の奥行のほぼ1/3ほどがなくなるので産卵に影響がなければよいが。


日本3大砂丘の一つ「中田島砂丘」   砂丘の奥行手前1/3ほどに津波防潮堤の建設中    産卵に来るアカウミガメ

 浜名湖ロイヤルホテルは、2年前にも我が家の総本山身延山久遠寺に詣でた帰りに投宿したが、その際は近隣国からバス数台を連ねた大団体で、ゆっくり出来なかった。今回は小ぶりの団体さんが相変わらずいたが、国際色豊かで隣国の人々、ご年配のフランス人の団体、柔道のトレーニングにやってきたブラジル女性たちの団体等々。前回、品切れになっていた鰻中心の会席を今回はエンジョイ出来た。

              
リノベーションされた「浜名湖ロイヤルホテル」雄踏温泉           鰻の蒲焼、鰻石焼鍋等、お品書き


《 二日目 》

 打って変わって一面の青空。国際色豊かなブッフェ朝食を済ませ、今日は、一日かけて大河ドラマ巡り。
 まず向かったのが、気賀にある「大河ドラマ館」。ホテルで、ドラマ館と龍潭寺の入場チケットがセットで百円安く、千円で入手できる。
 大河ドラマ館は、みおつくし文化会館に設置されており、周辺に無料駐車場も完備されている。観光バスでやって来るのは中部地方の人達が中心のようだ。大河館の入口で記念撮影すると、小さな写真が無料でプレゼントされる。館内は、ドラマによく出てくる井伊谷の井戸端セット(ここのに写真撮影OK)を中心に、衣裳、小道具、撮影秘話シアター等、出演者のサイン色紙等が展示されている。
 ドラマ館のお隣に、「気賀関所」がある。1606年徳川幕府が設置し、入り鉄砲、出女を取り締まった様子が展示されている。

      
   大河ドラマ館パンフレット(入場料600円、多くの旅館等で500円の割引入場券を販売)


ドラマ館入口で記念撮影(無料配布分)  「井伊谷井戸端セット」 仕掛け井戸(手を翳すとさざ波が立ち一瞬おとわらの顔が)

          
     井伊谷周辺の史跡地図              ドラマ館隣接の気賀関所(見る価値あり、無料)


 次に向かったのは「龍潭寺」。ドラマ館と龍潭寺はマストのところなので、参拝客も多い。周辺に参拝者用の無料の駐車場が数ケ所ある。
井伊家の菩提寺で、本堂には釈迦三尊、御霊屋には歴代井伊家の当主と像と位牌、井伊家墓所には直虎、許婚であった直親の墓が隣り合って祀られている。開山堂には南渓瑞聞頂相(和尚)等、代々住職の位牌を祀っている。龍潭寺の見どころは、何と言っても小堀遠州作の国指定名勝
「龍潭寺庭園(池泉観賞式庭園)」であろう。5月~6月にかけてが一番の見どころと言われ、座してしばし庭園造形の説明に聞き入る。

          
   龍潭寺の解説パンフ                     龍潭寺本堂

          
本堂 ご本尊は釈迦三尊(秘仏虚空蔵菩薩)               お寺で貰える見どころマップ

              
御霊屋(右より元祖共保,22代直盛,24代直政公)  墓所(正面右共保,左直盛,左列前から直盛妻,直虎,直親,直親妻,直政)

          
           小堀遠州作 国指定 名勝庭園 石が表現する禅寺の庭(解説放送が繰り返されている)

 お寺で御朱印を貰い、見どころのイラストペーパーを頼りに周辺を散策する。後醍醐天皇第四皇子宗良(むねなが)を祀る「井伊谷宮」とその御陵墓、直政公の成長祈願の樹齢400年余の「ご神木(なぎの木)」、井伊家初代当主「共保公出生(1010年)の井戸」等を巡って、時刻は午後1時過ぎ。「井伊谷城跡」に立ち寄る予定だったが、110mの山上で特段見るものがないとのことゆえ、少し離れているが湖北五山の一つ、臨済宗方広寺派大本山「方広寺」に行くことに。


井伊谷宮(ご祭神は宗良親王、宮内庁管理)  ご神木(なぎの木)  1010年共保公が井戸の傍らで出生したと伝えられている

 方広寺のある奥山の地は、井伊家の分家の家臣として治めてきた地で、直虎の許婚であった直親に嫁いだのが奥山の姫で、後の徳川四天王・井伊直政(幼名虎松)の生母である。方広寺へは、結構山道を上って行き、約60haの境内に60余棟の伽藍を有する東海きっての古刹である。様々な表情で我々を迎えるらかんの庭の五百羅漢、東海一の大きさの大本堂と釈迦三尊像(重文)、権現造りの半僧坊真殿と昇り龍下り龍の彫刻、等々見どころも多い。今日はラッキーにも車で山上まで来れたが、週末や行事のある時は山上駐車に限りがあるので、下から徒歩で上がらねばならない。入山料は400円。JAF会員は350円。

          
山上駐車場から見た「方広寺(深奥山方広萬壽禅寺)」       方広寺・半僧坊総本殿解説パンフ

          
間口32m、奥行27mの大本堂 大額「深奥山」は山岡鉄舟の書     ご本尊の釈迦三尊

           
         半僧坊真殿                向排の昇り龍下り龍 工匠岩五郎による一木彫

          
           方広寺見どころマップ              方広寺と直虎の関係

        
             「らかんの庭」 境内様々な表情、仕草の五百羅漢が出迎えてくれる

 直虎巡りを終え、舘山寺温泉の「時わすれ開華亭」に向かう。晴天で気温も上昇し、結構汗をかいたので温泉が待ち遠しい。昨日はベッド。今日は畳と布団。夕食は、名物鰻の釜めしの会席。


時わすれ開華亭(湖上より撮影)          今宵のお品書き                鰻釜めし        


《 最終日 》

 開華亭の和定食の朝食を終え、最後の温泉入浴後、旅館のプランサービスに入っていた浜名湖湖上遊覧を楽しんで、帰阪することに。
フラワーパークの桟橋で10時5分発の船を待っていると、東名高速新城PA付近の上り線で衝突事故のラジオニュース。我々はこの後下り線で帰阪するので、関係ないなと思っていると、上下線不通という続報。女房がスマホで調べるとバスの上に車が乗って、けが人多数とのこと。
とりあえず、湖上遊覧を楽しんで、浜名湖SAで詳しく情報収集することに。

          
       部屋の窓から見た景色              湖上遊覧(ロープウェイの下に見える日本屋根が舘山寺)
 
 浜名湖SAでも、回復の目途立たず、三ケ日ICで降りて豊川ICから乗りなおすか、三ケ日JCTから新東名経由名古屋方面に行くか、どちらかの選択をお願いしますとのこと。下の道は結構な山道らしいので、20kmほど遠回りだが新東名で帰阪することに。
それにしても、信じられないような事故。バス車体構造の強化、バス運転手の機転を利かしたハンドルさばき、そしてシートベルトの着用、これらのお蔭で大事故に至らず済んだようだ。私ならどう対処しただろうか?


 この日、朝7時半ごろ 東名高速道路新城PA付近上り線で起きた事故

 伊勢湾岸道の刈谷PAは、巨大なPAである。ここで昼食。鶏尾張三和の親子丼が絶品で、食後は「えびせんべいの里」でえびせんいろいろを買って帰るのが常態化している。この店、関西に一番近いところは多賀SAしかない。数十種類あるえびせんの中で、500円のえびせんいろいろがいろんな味を楽しめてお買い得な商品だ。
 夕刻、午後4時に無事帰宅。結構、盛り沢山な旅であった。


巨大な刈谷PAで昼食 親子丼は絶品       刈谷PA内「えびせんべいの里」    ご愛用の「えびせんいろいろ」

      
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