BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

1999年7月12日

1999年07月12日 16時36分56秒 | Pinky
この時期にしては珍しく2日連続の日記。でも、フィギュアとはあんまり関係ない。BBスタッフでも通じるといえばAsha会長とRodionくらいであろう。

実は先ほど帰ってきたらすご〜く懐かしい人から手紙が届いていた。オレシア・ドュドニクからである。この名に「おお!懐かしい!」と反応する人がいればおそらく私と同じ頃に体操も見ていた人なのでは?ここ最近は知らないが、以前はフィギュアファンであるが、同時に体操・新体操ファンでもあるという人も随分と多かったことと思う。私もその一人。しかし、私の場合、体操・新体操に限ってはここ数年、好みの選手が全くいないため、ご無沙汰している上に非常に疎い。たまたまTVでやっていれば見る程度になってしまった。

で、何故に彼女から手紙が?実は随分前から(彼女がまだ体操をしていた頃なのでかれこれ9年近く経つハズ)彼女と文通をしていたのである。しかし、ここ2年ばかし、彼女の身辺にもいろいろと変化があり、同時に私もフィギュア方面に忙しかった(なにがだ?)のでお返事をサボってしまっていた。ずっと気にはなっていたが、この住所で平気かな?なんて思っていたら2年が経っていた。そしたら、彼女の方から「私からの手紙、届いてない?(郵便事情が決して良いとはいえないので、お互いの手紙が届かない事もしばしある)元気ですか?」という手紙が今回届いたのである。なんだか覚えていてくれただけですごく嬉しくて涙が出そうになってしまった。

彼女は今から4〜5年ほど前に元レスリングのソ連代表選手と結婚をし、今では2歳になる息子マキシムくんの母親でもある。しかし、同時にウクライナで生まれ育った彼女、御両親がチェルノブイリ原発の影響で病気になり、長い闘病生活の上、亡くなってしまったという悲しい出来事がマキシムくんの生まれる前にあった。2年前に手紙をもらった時は、アメリカから体操クラブのコーチにならないかという話がきたが、息子が生まれたばかりなので行くかどうかわからないと書いていた。結局はウクライナに留まっていたらしい。そして、彼女自身は現在、幼稚園児を対象に体操を教えているらしく、仕事自体には満足しているらしい。但し、今度はご主人が失業中だそうだ(以前は彼女の方が失業していた)。

彼女自身、体操選手としての素質はすごくあったものの、怪我に泣かされ、層の厚いソビエト女子選手の中ではなかなか国際舞台などの出場機会に恵まれなかった。でも、日本や世界中に根強い人気のある選手でもあった。また、ソビエト連邦崩壊という出来事も重なり、1989年に世界舞台で活躍したのみで現役から退く事になってしまった。ここ最近、あまり体操を見なくなってしまったのも、彼女のようなエレガントな選手をすっかり見かけなくなってしまったことも1つであるかもしれない。

話は変わるが、どうして彼女と文通を?といわれると、今、考えれば運が良かっただけといえるかもしれない。彼女自身、現役時代に来日したことはない。だから、お互いに会った事はない。彼女も写真でしか私のことは知らない。だから、きっかけというのは私がソビエト連邦の体操協会に出した1通のファンレターからなのである。そのファンレターに彼女が返事をくれ、それから手紙の交換がず〜っと続いたというだけである。

でも、後で彼女が教えてくれたことであるが、当時のソビエト連邦の体操協会に届いた選手宛てのプレゼントの類は全て連盟によって抜き取られていたらしい。勿論、人気のあった選手だったので海外からたくさんのファンレターや写真・プレゼントが届いたらしいが、物品に関しては全く手元に届かず、手紙に関しても届いているものと届いていないものとがあったらしい。だから、運が良かったとしかいえないであろう。まあ、このことがそのまま旧ソ系のスケート連盟に通じるのかどうかは私にはわからないが、ファンレターも選手の元に届く事もあれば届かない事もあるのであろう。私自身、スケート選手にファンレターを書いたことは何回もあるが、連盟に送ったというのはターニャ・シェフチェンコただ1人なのでこれに関してはなんともいえないのである。

今日はなんだかすご〜く懐かしい気分になってしまった。今度はサボらずにお手紙書こうと決意したのでもある。
キーワード
ソビエト連邦 シェフチェンコ ソビエト連邦崩壊 チェルノブイリ原発 元気ですか
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