マーサの昔話

デジカメでの景色や花、動物などの写真
海外体験談、今日の一品、糖分控えめ?なおやつ等‥‥‥

『 Always 』

2010年11月30日 | Una pelicula favorita
 
  オールウェイズ

 主演 リチャード・ドレイファス (Pete Sandich)
 ホリー・ハンター (Dorinda Durston)
 ブラッド・ジョンソン (Ted Baker)
 ジョン・グッドマン (Al Yackey)
 オードリー・ヘップバーン (Hap)
 ロバーツ・ブロッサム (Dave)
 キース・デイヴィッド (Powerhouse)

 スタッフ
 監督 スティーヴン・スピルバーグ
 製作 スティーヴン・スピルバーグ
    フランク・マーシャル
    キャスリーン・ケネディ
 原案 チャンドラー・スプレイグ
    デイヴィッド・ボーム
 脚本 ジェリー・ベルソン
 脚色 フレデリック・ハズリット・ブレナン
 撮影 ミカエル・サロモン
 音楽 ジョン・ウィリアムス
 編集 マイケル・カーン
    スクリプター
    ダルトン・トランボ
 字幕 戸田奈津子 トダナツコ

 製作年 1989年
 製作国 アメリカ


 無茶な飛行でいつも周囲をはらはらさせている森林火災の消火隊員ピート(リチャード・
ドレイファス)を恋人に持つドリンダ(ポリー・ハンター)は、誕生日にピートから白いドレスと
ハイヒールをプレゼントされた夜、“ 消火飛行のパイロットになりたい。 ”と言い出した。 
許さないピートに彼女は友人のアル(ジョン・グッドマン)から聞かされていたパイロット
養成学校の教官になるよう頼む。
 死と背中合わせの仕事を続けるピートを心配したドリンダの心を察した彼は、それを約束する。
 ところが非番の日に起きた山火事の出勤を命じられたピートは、ドリンダの制止も聞かず飛行機に
乗り込み、エンジンに火のついたアルの飛行機を鎮火させようとして逆に爆死してしまうのだった。
 天国でピーターはハップ(オードリー・ヘップバーン)という天使と出会い、パイロットに彼の霊感を
与えるように言われる。 こうしてピートは、アルが所長をすることになった養成学校の生徒
テッド・ベイカー(ブラッド・ジョンソン)にアドバイスを与えることになるのだった。 
 一方、ピートと死別した悲しみから立ち直れないドリンダの姿を見かねたアルは、現実から逃げては
いけないと、養成学校に連れてゆく。 ところがテッドは、昔ピートが送ったドレスを着た
ドリンダの姿を見て、彼女に一目惚れしていたことがあり、一方のドリンダも次第に彼に好意を
寄せてゆく。 苦しむピートにハップは愛する人に別れを告げた時、自由になれるのだ、と諭すの
だった。 やがてテッドも一人前のパイロットになった頃、山火事発生の知らせが届く。 
 出勤しようとするテッドの姿を見たドリンダは、アルたちが止めるのも振り切って飛行機に
乗り込む。 そしてピートに見守られたドリンダは、無事使命を遂行するのだった。 
 こうしてピートは、ドリンダから別れることができ、彼女はテッドとの愛を実らせるのだった。

 

 この映画は“ゴースト”より1年早く映画化されていたのです。“ゴースト”は美男美女だった
けれど、こちらはおやじとの恋愛もの(笑)ですが、これが逆に現実味があり、ある意味
“ゴースト”より感動しました。 リチャード・ドレイファスの味のある顔、熟練した演技
日本でいえば、そうですね西田敏行さんの様な俳優さんになるのかしら。

 特にドリンダが生前ピートと一緒に踊った曲“煙が目にしみる”のレコードをかけて
ピートにプレゼントされた白いドレスと靴を履き一人踊るシーンはジーンときますよ。
 あの曲“煙が目にしみる”は、よく映画を引き立てていて本当に名曲だと思いました。

 イケメンのテッドがドリンダに一目惚れして、やがてお互いがひかれあって、ある時2人が
キスしているのを目撃したピートが泣き崩れるシーンがありましたけど、どうにもならない
切なさが痛いほど分かりました。 そしていよいよ最後の山火事のシーンで、山火事の中を
飛行機で突っ込んでいくシーンがとても迫力があり、胸がドキドキしました。
 幽霊になったピートが恋人ドリンダへの深い愛情と思いを断ち切らなければならないところも
泣けましたね。 中年向けラブストーリーですけど、お若い方もきっと感動すると思いますよ。
 最後に天使役の オードリー・ヘップバーンも素敵でしたので、ヘップバーンのファンの方も
如何でしょうか。



 











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