公認会計士による税金・会計スーパー講座

複雑、難解な税金・会計について初歩から資格試験、実務に至るまで懇切丁寧に解説していきます。

消費税(入門編その4)

2005-01-27 09:53:16 | 消費税入門
フィル  「どう?頭休めた?」

ラリー「まあ何とかってとこです。」

フィル  「じゃあ続き行こうか。今までの話をまとめるとこういうことだ。まず、消費者には消費税を払う義務がないってこと。ただ、消費税を払わないと物を売ってくれないからやむを得ず払ってるわけなんだ。つまり売る側(事業者)と買う側(消費者)とで、力関係では買う側(消費者)の方が弱いっていうことだね。」

ラリー「力関係ですか・・・何か納得できないですよね。」

フィル  「確かにそうだね。でも国は消費税法で事業者に消費税を払うように定めているけど、だからといって消費税を事業者に負担させようという意図はないんだよ。最終的には国民が消費税を負担することは当然に予定してるわけ。」

ラリー「でも何で国は消費者が消費税を負担しろってハッキリ言わないんですか?」

フィル  「なかなか良い質問だね。ただ、消費者に負担しろって言っちゃうと国民から猛反発にあうわけよ。実際、平成元年に消費税を導入したとき反発がすごかったもんね。だからとりあえず事業者に払う義務を課して間接的に消費者に負担させようとしたわけ。」

ラリー「なるほど。複雑なんですね。」

フィル  「例えば、ある事業者が1000円の物を消費者に売るとしよう。この場合、消費税法では事業者は1000円に5%を掛けた50円を国に払わなければならないと言ってるだけなんだ。消費税がなかった時代は、1000円の物を売ればまるまる1000円の儲けになったんだけど、消費税が入ると1000円ー50円=950円しか儲からないことになる。ここまではいいかな?」

ラリー「はい。」

フィル  「そうすると事業者としては国に払う50円を消費者から取ろうと考えるわけ。今まで1000円で売ってきたものを、今度は1000円+50円=1050円で売ろうとするわけだ。」

ラリー「ふむふむ。」

フィル  「そうすると事業者としては、消費者からもらうのが1050円、国に払うのが50円だから儲けは差し引きで1000円になるよね。何が言いたいかっていうと、消費税があろうがなかろうが事業者は得も損もしないってことさ。分かるかな?」

ラリー「ええ、分かります。消費者に消費税を払う義務はないけど結局消費税を負担するのは消費者ってことなんですね。事業者には影響しないわけだ。」

フィル  「そうそう、だいぶ分かってきたね。それじゃ今日のとこはこのへんで・・・」




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消費税 (nori_992-07)
2005-01-29 09:31:36
四捨五入より、せめて、五捨五入にしてほしい。



http://blog.goo.ne.jp/nori_992-07/e/981962a6fb3f615a3285dc956ffce9c5

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