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ニッポンの未来は? 子どもの“学び”が変わる@週刊ニュース深読み

2017-03-15 12:55:27 | テレビ
ニッポンの未来は? 子どもの“学び”が変わる@週刊ニュース深読み

 

専門家:
汐見 稔幸さん(白梅学園大学 学長)
齋藤 孝さん(明治大学 教授)
平川 理恵さん(横浜市立中川西中学校 校長)
早川 信夫(NHK 解説委員)

 

 
 
ゲスト:
厚切りジェイソンさん(IT企業役員・お笑い芸人)
大林 素子さん(タレント)

2月14日、国は新しい学習指導要領案を公表。
 グローバル化やAI時代の到来に備え、子どもたちの主体性や対話を重視した学びによる「質の向上」が掲げられています。
 一方で小学校での英語の教科化など、「学ぶ量の増加」も打ち出されており、
 現場の先生たちからは「忙しすぎて準備が出来ない」「本当に上手くいくのか」という不安の声も。
 学校現場にはどんな影響があるのか?これからの時代、どんな教育が必要なのか?深読みします。 ”


英語の授業は今の小学5年生から小学3年生にスタートするように変わる

街の声:全然ピンとこない


3年後の未来の社会授業を体験


Q:あなたはバスの運転手 朝のラッシュアワーで満員状態 後ろからゆっくり歩いてくるお年寄りを待つべきか?
小野:他の乗客が怒らないように実況してつなぐ

まずは「待つ」か「出る」かの二択で考える でも答えは二択とは限らない
子どもはいろいろ想像して、いろんなアイデアが出てくる
「高齢者が増えるなら、専用のバス停を増やせばいい」など

文部科学省の学習指導要領にはこう書かれている



この学習指導要領を全部叶えたらどんな子どもになるか「スーパー子ども」


国の危機感を反映している


大林:1つの答えはなくていいんですか?

厚:定義しなくていいのでは? 状況によって変える

汐見:
これまでの学力はそれなりに身についている
でも、これからは答えの見つからない問題だらけになる

AI化が進めば、ヒトはコンピュータに使われてしまうのではないかといった不安
AIは計算は得意でも、「こちらのほうが美しい、落ち着く」といったことは苦手
これまではそういう教育がされてなかったので、やり方を変えなきゃいけない

(単純作業は機械に任せて、ヒトは創造的なことを自由にやればいいのでは?


日本の教育は受験&詰め込み

齋藤:
昭和の小学校では基本的には詰め込みではなかった
未来が見えないのは、幕末、戦前戦後、いつも同じ 今だけじゃない

汐見:
日本教育は「受験」が強い

あるドイツの方が環境の授業をやったら
翌日、子どもたちが缶を集めてきたり、「生ゴミどうしよう」と行動に結びついたのに
「日本でまったく同じ授業をしても、生活は変わらないのはどうしてか?」と聞かれてドキっとした


厚:暗記で終わってしまっている

汐見:社会的実践力につながらない学び方は考え直さなければならない



早川:
これまでは「知識」が中心だった
そこに「自分で考えて、自分で判断して、人に伝える力をつけよう」という狙い
その上で、自ら学んで、社会と関わる力をつけようということ


メール:本来は遊びなどで身につけるもの なんでも先生に頼ったら大変そう


現役教師の反応は? 番組アンケート





小学校の教師は週60時間働いている
英語が増えると授業時間が増える 子どもも先生もさらに余裕がなくなる

文部科学省の答えは「各学校での“創意工夫”」 例:朝早くやるとか

大林:
私たちが教えにいくと、バレーボール部の顧問が校長先生だったりとかして気の毒

平川:
昭和時代のやり方をそれほど変えなくても良いとは思うが
でも、改善はしなくちゃいけない、でも、現場はいっぱいいっぱいだっていうジレンマ

厚:
保護者への対応、イジメ対応など教師に頼りすぎているのでは? 分ければいいのでは


マンパワーは国の予算問題?

齋藤:
英語やプログラミングを教える、採用する人材を育てることが大事
それか、対応できる人を特化して適応するとかしないと
先生は全教科できるわけではないので

早川:
国際調査をすると、日本の先生は世界一働いているのに
「自分の指導に自信が持てない」と答えている先生が多い
謙虚なのではなく「生徒に自信を持たせることができる」と回答した人は18%で世界最低
各国の平均は86%




齋藤:
日本の教育レヴェルは高い 「足りない」っていう前提がおかしいと思う
成果を見極めてから手を打つ必要がある



汐見:
知識はついても、勉強そのものが苦痛だと感じているのをどう克服するかがテーマ
授業のやり方を変えなければならない

先生が教えずに「自分たちで調べておいで」「上手に発表してごらん」とすると時間がかかる
これまでの教科を教えた上で追加となると時間は足りない

これだけは教えるというポイントを決めて、ある程度選んで、あとは減らすことをしないとムリ
減らすことへの批判は強いまま、新しいことを増やしたので先生が大変になる

小野:先生の人数は増やせないのか?


国の教育予算はワースト2

(ちなみにワースト1はハンガリー

汐見:先生が1人あたり担当する子どもの数は世界でたぶんもっとも多い

厚:これだと予算を変えればいい、カンタンな話じゃないですか?

平川:
現場としては人が欲しい、1人1台のタブレットも今後必要になる
でも、予算の議論も長い歴史があるので、一気に増えるかというと難しい
(なんだろ、長い歴史って??? 経済成長や軍事費より子どもの育成が先では?

小野:そうすると高齢者の予算を削らなきゃならないしってこともありますしね

平川:
教育委員会の予算は年間9000億円 それを現場に再配分すればもっと子どものためになるのではと思う
制度そのものを見直すことも必要


(ムダな会議ばかりしていて、現場に回ってないってことか?

大林:
オリンピック、パラリンピックの予算は出てるらしいので、それをうまく活用できればいいのに

汐見:
1人でなにもかもはムリ 親御さんの対応はソーシャルワーカーを置くなどが必要

齋藤:今の団塊世代の人たちも活用したらいいと思う

メールでも「元学校の先生に来てもらったら」という意見が来ている


**********プレゼン2:新時代のコラボ



例:
大手家電メーカーの専門家が学校に来て、家電の部品を見せて、
ゼロからモノを生み出すことを子どもたちにもやってほしいと課題を出す

「企画会議」で「学校をよくするための商品開発のアイデア」を出してもらう ヒントはなし


驚くようなアイデアが出て、実際作ってみると、実際「商品化したい」という意見も出ている

(子どものアイデアのほうが全然面白いよ 行き詰ってる企業は助かるんじゃない?

「プレゼン」

発表会ではなく、2分間で「これが社会にどう役立つか」を説明する

「CSR(社会貢献)」の一貫でボランティアなので無料
自分たちが日常的にやっている仕事を子どもから褒められて再確認し、社内でのモチベーションも上がる

平川:
出前授業には営業、企画、いろんな職種の方が来て教えてくれる

齋藤:
「学習指導要領」にもアイデアを出す力を前面に出したらいい
アイデアが価値を生み、アイデアが現実を変えていく
自分の考えをアウトプットするのはイイ

小野:受験には役に立たないですよね

厚:受験はもういらないから!

汐見:
受験はなくせないですが、高校や大学も考えを切り替えないと、学校はカンタンには変わらない

齋藤:大学入試は5割切っている

小野:これって余裕がある企業しかできないのでは?


「コミュニティスクール」(地域の人が学校運営に参加する仕組み)


平川:
企業だけでなく、NPO、地域のおじさん、おばさんとか、指導案を作ればいろんな人が貢献できる
学校が餞別してどう受け入れるかどうか
学校と地域をつなぐコーディネーターがいて、地域の資源をきちんと利用してくれる方が必要


早川:
「コミュニティスクールを教育委員会が作るよう努力しましょう」と義務付ける法律に変えようという動きがある



「ゆとり教育」と同じ?

メール50代男性


小野:
大人が「ゆとり教育」を始めたのに、会社で漢字が読めなかったりすると「ゆとり」とかってからかわれたりしてますよね

厚:
「ゆとり教育」はよかったのに、途中で止めちゃった
「これはダメだ」て全部捨てた 少しずつ改善しけばよかったのに もったいなかった


20代男性:
私は「ゆとり世代」です そもそも試験の点数にとらわれず、
よりよい人材を育成することを目指して始まったと聞いています



小野:今また同じようなことをしようとしてるんじゃないかと言われているような気がしますが

齋藤:
教科がないと学校のベースが崩れてしまう

例えば物理は学校でしか習わない教科 1970年には物理の履修者は9割だった「必修」
今は2割以下 物理を学ばない国に未来があるかは微妙


選択の自由を取り入れたお蔭なんだけど、学ぶ権利が剥奪されたようなもの
教科がないと地盤沈下を起こしてしまう


小野:結局、学校で教わるべきこととは何なんですか?

齋藤:物理や科学は学校でないと学べない

平川:
今、一人っ子が増えていて、人間関係性が育めない
それを学校で少しイヤな思いもしながら少しずつ学んでほしい

素子:競争能力とか、運動会でみんな一列、とかは今後どうなっちゃうの?

平川:
地域によって「地域裁量性」がとられていいと思う

全部いっしょとか、方法が1つしかないのはおかしい
日本はいろいろ選べる国なのに、どうして教育だけこんなに選べないのか

この地域に住んでるからここに行って、イヤなら私立に行きなさいとなる
私立行っても「学習指導要領」によって内容がすごく規定されているので
そこを選べないかなと思う

この地域にはどんな子どもが必要なのか、答えは先生が持っている
日本の教師は優秀なのに、外野がガチャガチャ言うから、いっぱいいっぱいになっちゃう
そんなスーパー先生はいません

早川:
今回の「学習指導要領」にはすごく細かくいろいろ書かれている
学校でやる最低基準なはずが、マニュアルチックに書いてある
現場の手足が縛られている中で「創意工夫」と言われても、したいけどやれない

平川:
していいのかっていう意見もある 「やってみよう!」と言った時に「やっていいんですか?」と聞かれた
主体的な子どもを作るためには、主体的な先生が考えてトライ&エラーができるようにならないといけないが
失敗しないように、ただ教えているほうがラクとなっちゃう


汐見:
こういう取り組みをしている学校はすでに全国にある
やる学校は、校長が「どんどんやりなさい」と言ってくれている
新しいことに抵抗のある校長だと、先生方はやれない

「学習指導要領」は間違ってないとは思うが、具体化するためには
学校の裁量と、校長や教頭のイニシアティヴがないとうまくいかない

齋藤:
そういう実践があれば、みんなで見に行って「アクティヴラーニング」的手法があれば
地域でシェアするのがいい 先生にも学ぶ余裕が必要

平川:
子どもにはどこに未来の種があるか分からないので
各教科でいいものをもってくれば、どこかで花開くのではないか


厚:保護者もそれを理解しないといけないですね 文句を言わないでほしい

平川:
本校では「PTAの茶話会」でざっくばらんに話し合う場をつくっている
「ラウンドテーブル」な場をもっと学校も作るべき
(やっぱり女性の校長がもっと増えたらいいんじゃないの?

齋藤:
学校は何のためにあるかというと、「民主主義」の主体を育てるということだと思う

平川:
自分で考えて、話し合いによって決められる人間をつくる

汐見:
主体的な学びは幼児教育では実はやっている
幼児教育と交流して、これをもっと洗練すればいいんだってなればだいぶ変わると思う



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