メランコリア

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連続ドラマ『ストロベリーナイト』(全11話)

2013-01-27 12:24:55 | ドラマ
連続ドラマ『ストロベリーナイト』(全11話)2012年1月10日~2012年3月20日
原作:誉田哲也「姫川玲子シリーズ」
出演:竹内結子、西島秀俊、小出恵介、津川雅彦、遠藤憲一、渡辺いっけい、高嶋政宏、生瀬勝久、武田鉄矢 ほか

この間、「あさイチ」で西島秀俊さんがゲストに出た時に映画版を宣伝していて知って、面白そうなので見てみた。
竹内結子さんは、どこかのんびりした役のイメージがあったけど、こうゆうパリっとした役も似合う。
意外と本人はサッパリしていて、こうゆう役向きな性格なのかも?
姫川のカバン持ち・・・ではなく、有能な部下として寄り添う菊田役の西島さんはやっぱりカッコいい。

第一弟子(桐谷健太)は殉職していて、その時の事件の名がタイトルになってるのか?
見る順番を間違えたらしい


【#1 シンメトリー】
警視庁捜査一課殺人犯捜査十係主任・姫川玲子は、
高校時代にレイプされた過去があり、母は娘を心配するあまり過干渉になっている。
そんな父母を「忙しい」といって避けて外泊が多い玲子。
新人として配属された葉山則之は、ノリとあだ名が付けられる。

真っ二つの死体とか動物殺しとか、いきなり生々しい描写ばかり
これはゴールデンタイムで流してもいいのか?
大人ばかりか、子どもまで残酷なシーンに慣れてしまったのが一番怖い


【#2 右では殴らない・前編】
ゼブラという麻薬によって病死した3人。共通点は、ガチャゲーというゲームサイト。
コアユーザーの女子高生たちはみな援助交際をしていて、
シドというアカウントの人物から麻薬が流された線を洗う。
警視庁捜査一課殺人犯捜査五係主任、通称「ガンテツ」勝俣役の武田鉄矢さんは、
悪役のイメージが強くなってきたなあ


【#3 右では殴らない・後編】
菊田の元上司とも対決?と思ったら公平で優しい人だった。
それにしても、事件の早期解決のためとはいえ、競争心を煽る以外に、
お互いのテリトリーや手柄をムダにけん制し合っている警察内部の抗争ってどうなの?


【#4 過ぎた正義・前編】
少年法で早期に出所し、更生しなかった3人がたて続けに不審な死に方をした。
共通点は、彼らを捜査した倉田刑事。彼は刑事を辞めていた。
理由は、息子・英樹が元交際相手を殺し、彼女の父親が復讐で倉田の妻を刺殺していたため。
姫川は周囲の反対を押しきって倉田と接触し、息子に制裁を加えることを止めさせようとする。
勝俣は、「姫川は倉田と同じ人を殺す目つきをしている」という。

玲子が髪をかき上げる時にいろいろ思いつくって設定なんだ。
監察医の國奥は、玲子にいつも「ヤマ」を与えてくれる味方。
「チョウバ」?て捜査会議のことかな? デカ言葉がいろいろ出てくる。


【#5 過ぎた正義・後編】
倉田英樹が出所し、父とともに帰ることを選ぶ。
恋人をストーキングしていた男がいることが分かり裏がとれたが時すでに遅し。
英樹は自殺し、父はそれを止めなかった。事情を話して泣き崩れる倉田。
「ひと思いに楽になろうなんて思わないでくださいね。苦しみ抜いてこそ筋が通る」て厳しい!
姫川は自らも被害者として毎日苦しんでいるのに、
人は過ちを犯しても更生する余地があるという信念があるのが凄い。


【#6 感染遊戯】
ノリは中学の時、家庭教師が目の前で刺殺されたのに目撃証言しなかったことを自責していた。
包丁を持った犯人を前にして立ちすくみ、姫川は腕を切られたことを責めず、
慰めもしなかったため、逆に救われた思いがする。
「主任には俺たちのことが丸ごと分かってるんだよ」って菊田のセリフがいい。
「このヤマ絶対とるわよ!」てのがいつもの掛け声。
被害者のことは「マルガイ」ってゆうのか? こうゆう隠語にも流行り廃りみたいのあるのかねえ?
今回、新たにノリの警察学校時代の同期・高野真弓(加藤あい)が出てくる。
本当に、危険と隣り合わせの警察てゆう職業にも女性がどんどん進出してゆくのも解放か。
犯罪自体が根絶してくれたらいいのにね。



【#7 悪しき実・前編】
木村多江さんが登場。他殺か自殺か分からない男の捜査を國奥から提供された玲子。
男の部屋からは私書箱の鍵が出てきて、私書箱にはたくさんの写真が入っていた。
日下(遠藤憲一)の追っている暴力団幹部殺人事件の被害者写真も含む。
男と暮らしていた女・春川美津代とは一体?!
玲子は井岡(生瀬勝久)からも好かれてるんだw


【#8 悪しき実・後編】
岸谷が持っていた春川の写真から場所を断定し、そこにいると確信する玲子。
春川を探し出し「女として話を聞かせて」と聞くと、ぽつぽつと話しはじめる。
日下は姫川を嫌っているというより、いつか大きな過ちを犯すのではと心配している。
「あしきみ」はモクレン科の木らしい。


【#9 ソウルケイジ・前編】
借金を背負った暴力をふるう父のもとで育った少年・三島耕介。
父が転落死した後、同じ建設現場で働いていた高岡(石黒賢)がわが子のように面倒をみていた。
その高岡が殺され、左手首だけが発見された。三島のアリバイは恋人。彼女もまたDVの被害者。
そして、高岡が偽名だと分かり、さらに事件は混乱する。
日下と共同体制となり、やりづらい姫川。
母親が心筋梗塞で倒れたショックを菊田が受け止めるシーンが見所


【#10 ソウルケイジ・中編】
元上司ガンテツにハメられた過去がある日下は、それから重箱の隅をつつくような捜査方法に変更したが、
玲子の才能を買っているという上司の今泉(高嶋政宏)。
皆いつもコーヒー飲んでるけど、糖分のとりすぎでは?


【#11 ソウルケイジ・後編】
話が重すぎる・・・
戸部役の池田鉄洋さんの悪役っぷりがハンパないし
でも、玲子と父母の関係は若干ゆるんだし、菊田との距離も縮んだ・・・ような?
そして27日公開の映画化につづくってわけかな?
ガンテツがノリと接触してくるワケありな感じで終わってるのも気になるし。


こうして連ドラ版を観終わって、大体の人間関係が分かった。
このドラマが当たった理由は、玲子の壮絶なレイプ体験と、
部下・菊田とのロマンスがポイントだなって思った。



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1 コメント

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Unknown ()
2014-04-11 23:34:52
いいねぇ…
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