メランコリア

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大河ドラマ『花燃ゆ』 第43回「萩の乱に誓う」

2015-10-29 12:45:00 | ドラマ
大河ドラマ『花燃ゆ』
脚本:大島里美、宮村優子
出演:井上真央、大沢たかお、東山紀之、佐藤隆太、原田泰造、優香、鈴木杏、檀ふみ、奥田瑛二、三田佳子、江守徹 ほか


第43回「萩の乱に誓う」あらすじ(ネタバレあり


生糸の工場では、10代の女の子も大人並みに働いて生計を支えているのを見る美和。
(日本でも、子どもが労働力として児童労働させられていたんだ

『児童労働 働かされる子どもたち』(リブリオ出版)

その母親も字が読めずに、借金取りから利息の取立てを受けていて、
せいは、借金取りに金を握らせているのを見て、教育の必要性を考えさせられる美和と楫取。

しかし「女に教育なんて要らない。そんなヒマがあったら、もっと働いてもらわないと」
と、教育の重要性の意識を浸透させるのは困難だった。

萩では小太郎が東京に学びに行きたいというのを断固許さない文之進。

前原は、楫取らが心配した通り、300人の若者を集めて、萩で反乱を起こす。「萩の乱」


木戸「やつらはもはや逆賊じゃ!」と鎮圧軍を向かわせる。

反乱を止めに行くという楫取を必死に止めた寿は、その場で倒れる。


反乱軍には小太郎も入っていたと聞き、美和は東京で学ぶ久米次郎を止めに行く。

久米次郎「今、行かなければ、私はこの先生きていけません」


品川は、楫取を訪ね、仲間の中で生き残ったことを恥じていると語る。


わずか10日ほどで反乱は鎮圧され、前原は行方不明になるが、後に捕まり、萩の牢屋に入る。

美和が萩に着くと、小太郎が反乱で亡くなり、その責任をとって文之進が切腹したことを知る(なんてこった!



文之進の遺書には
「武士とは生まれるものではない。作られるものである。信念を貫く者のこと」

前原が「民のために誰かが立ち上がらねばならんのです」と相談に来た時、
文之進「では、このおいぼれた命を使おう。私は最期まで武士として生きる」
前原「いえ、立つのは松陰先生の弟子の私しかおりません」

「じゃが、若い命を賭けさせてよいものか」と迷う気持ちが切々と書かれていた。

すっかり気落ちした家族のために、家のことをする美和に、
母は「ここはいいから、寿を頼みます」と群馬に帰らせる。

滝「美和はみなを励ましてくれるが、美和の悲しみは、誰が受け取ってくれるんやろう」



久米次郎「志がことごとく潰されてゆく。もう何も考えず、生きるだけです」


楫取は、仲間を想う気持ちと、新しい日本を作らねばならない責任を負う木戸の気持ちに寄りそう。


木戸「まずは不平等条約を改正せねば。武士の世を終わらせること。
   特権を剥奪し、厳しい政策をとらざるを得なかった」

楫取「お前は昔から力づくより話し合いでの解決を望んでいた。悩みぬいたことだと思っとる」

首謀者の前原は斬首となる。



帰ってきた美和を迎えた楫取の顔を見て、思わず号泣する美和。

「もう誰も死なんで欲しいのに。どうして大事な人たちばっかり!」

 

 

 





美和はより近い位置から明治維新を見て、朝ドラ『あさが来た』では商人の目から見た世の中の移り変わりを描いている対比も面白い。
五代さんが気になってるんだけど、名前は外国名ぽいし、時々吹替えっぽいシーンがない?

ディーン・フジオカ

あれ?ラッパー???

ウィキ参照



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