■長谷川博己さん@スタジオパークからこんにちは
“1977東京都出身。大学卒業後、舞台を中心に活躍。
ドラマ「鈴木先生」で初主演。映画「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」など話題作に多数出演。
土曜ドラマ「夏目漱石の妻」に夏目漱石役で出演。11月放送予定の「獄門島」では金田一耕助を演じている。”
※「長谷川博己さん出演作まとめ」も参照
ものすごい細長い面白いサインだな/驚
後ろに集まったのはほぼ女性 振り向くだけで大歓声! あの近さだもん、黄色い声も出るよね
演歌歌手やジャニ系で振られるような自作のウチワを振っている! 写経みたいな表紙の本は何?
スタパ出演は3年ぶり(以前も出たのか
「ちょっと圧倒されています」
「『夏目漱石の妻』の和服はどうでしたか?」
「和服好きですよ 普段着るのは大変ですけど」
「ヒゲが漱石そのものって感じですが ヒゲ好きですか?」(妙な質問w
「ヒゲ好きですね ここまでは伸びないですけどね
もみあげも欲しいですけどね 伸ばしたいけど伸びない もみあげとヒゲをつなげてみたいんですけどw」
いつも姿勢がピシッとしているなあ
いろんな役を演られているけれども、普段はこんなによく笑う人なのか
戸田恵子「普段お会いする時と、ビシっとしてくると別人が現れたようで、私もワア!って思いました」
にゃんことのイラストかあいい
アナ:ご自身がイラストになるのはどうですか?
ハ:けっこう難しいと思うんですよ、僕をイラストで描くのって でも皆さん上手で すごい美化してくださってます
FAX:戸田さんとは飲み仲間なんですよね 戸田さんから見て、長谷川さんはどんな人?
戸田:
リリー・フランキーさんとドラマご一緒してからなんですけど、何の話をしたかはほとんど記憶にないですw
普段はほんとにラフなスタイルで飲み屋さんに現れて、お酒が強い! ピッチが速い
でも、乱れることなく、真面目な話もする 映画が好きだから、あと本の話、
リリーさんもそうだけど、マニアックな話が多い
全然ついていけないけど、聞いてて面白い 私は女として意識されてないんでしょうねw
ハ:
いやいや、すごい女優さんとして敬意をもってます
リリーさんは、お互いまだ俳優じゃない時に、出版社で働いていた時に原稿を取りに行ったりしていて
それから十何年経って共演させてもらって
(え、マスコミ系?驚
視聴者への質問
この字もフシギ 「ちょっとおこがましいんですけど」
やっぱりアナにも「字が全体的に横長なんですよね」とつっこまれてた
アナ:普段からですか?
ハ:割とこんな感じです
ハ:
(質問内容について)聞くの恥ずかしいんですけど、パブリックイメージを聞いてみたい
アナ:いろんな役をやってきて、自身でもいろんな役をやってみたい?
ハ:
自分がこういうのやりたいって思ってても、周りからはこういう役が来るんだって
やっぱり自分が思ってる自分と、人が思う自分は違う ズレてるのも面白いんですけど
『シン・ゴジラ』での演技まとめ
気鋭の政治家役 未曾有の脅威に立ち向かう
アナ:内閣官房副長官の役づくりは?
ハ:
30代後半でそのポジションは難しいらしい そこがリアルに描けてないと
なぜ彼がそこに立つことができたのかってところから考えないといけないと思いました
身近にいる政治家の方に取材したりすると、
“このポジションで、しかも30代後半なら、必ず誰かから足を引っ張られるだろう”と聞いて
それだけ仕事ができて、官房長官にも可愛がられている 家族がどうなのか、自分で履歴書をつくる
割とオーソドックスなやり方で演りました(“割と”て口癖なんだな
戸川:
バックボーンをちゃんと自分の中に通すのが大事だとされてる
ハ:
監督からは、とにかくまくしたてるように早くセリフを言ってくれと、間をあけないでと言われていたので
行間は考えないで、バックボーンのほうを大事にしました
矢口がどんな人物か 理想主義者で、まだ政治家としては幼い部分があって
ゴジラと対峙することでだんだん成長していく
アナ:表現は具体的にどう?
ハ:
映画、ドラマでは、その場で起きることを大事にする 雰囲気を大事にしています
ドラマ『夏目漱石の妻』
アナ:ここで描かれている漱石がけっこうとんでもない
戸川:第1回観て、みんな意外だったと思う
アナ:気難しく、時にエキセントリック 迫真の演技ご覧いただきましょう
音にぶちキレるシーン
ものっすごい細かく書かれた離縁状を広げるシーン(舞台劇みたいだな
戸川:何回観ても可笑しいw
アナ:改めてご自分のキレっぷりをどう思いますか?
戸川:普段、そんな長谷川さん見たことないけど、時々あるんですか?
ハ:普段出来ないから、こういう所で解放できているのもあるかも
戸川:眉毛がすごくうごくんですよ!
アナ:今、動きます?
眉を動かしただけでまた沸くファンw
ハ:
これも、漱石を調べると、「パラノイア」て、割と幻覚を見る症状があったとどこかで読んで
どうしたらそう見えるかなと思って、焦点を合わせないで、右目だけで見るとか、左目だけで見るとかすると、
実際そういった感じに見えてくる だからこのままいってみようかなってやってみました
戸川:発想が面白い 人ってこんな風な顔出来るんだなあって
ハ:漱石さんのいろんな写真を全部みて、目がグッとしてる時があったので
戸川:作品は網羅しました?
ハ:大体、この作品に関わるものを 斜め読みしたものもありますけど、読みました
アナ:漱石が暮らしていた所にも行った
ハ:
はい、熊本に 今は(家とかは)ないんですけど
妻が飛び込んだ川や、働いていた大学が家から遠くて、この長い距離をどう思いながら歩いたんだろう
ほんとは作家になりたかったのにとか
あとは、4話の修善寺の旅館に行ったり その部屋はあるけど、その日はもうとられていたので、翌日ちょっと中を見させてもらって
時間があれば、そういうことけっこう好きですね
アナ:逆にプレッシャーは?
ハ:
すごいありました 漱石の像っていろんな人にあるから、それとは関係なく自分の思い通りにやっていいのか悩みながら
毎年演りたいです 芥川とか
戸川:太宰さんとか(どっちもいいかも!
演出家さんからのコメント:
現場に入る時から漱石になっていた
2ヵ月半の撮影中もなりきって生活していたのでは?と思うくらいでした
戸川:一緒にお仕事した時もそんな感じだった
ハ:せっかく演じてるので、そういたい 普段でもその人物の喋り方でいるのは楽しい
アナ:妻のキョウコさんとの絆は独特ですが、その世界はどう思う?
ハ:
夫婦ってこういうもんだなとすごく感じた あれだけの献身的な愛情がなかったら
漱石さんもあれだけの作品は書けなかったんじゃないかな
妻の力って大きいんだな 尾野さんとシンクロして現場がすごく楽しかった
にゃんことの共演シーン早く観たいな
猫になりきってて、普段の顔と全然違うw
ハ:
すごい楽しかった! 動物になるのって楽しいですね!
尾野さんのところに行く時点で、自分でも何やってんだろって笑ってたんですけど、
カっと見たら、尾野さんと5mmぐらいの近さで、お互いにふいちゃってNGでしたw
尾野さんインタビュー
「長谷川さんの印象」
他の作品を観させていただくと、繊細、掴めなさそうなイメージだったけど
あんな真面目な顔して面白いことたくさん喋ってくれます
漱石について何を質問しても答えてくれる あなたは漱石ですか?って思うくらい
“この頃、いくらの家賃で住んでたんだろうね”て聞いても、“いくらくらいだったらしいよ”とか
はじめは勉強されて悩んだこともあったと思うけど、途中で「止めた!もう考えない」てゆってw
芝居に挑んだことが一度ありました
ハ:
尾野さんが羨ましいくらいに自由に演じていて、それ見てて、
ああだこうだってがんじがらめになっていることに気づいて
自分もこの場を楽しまなきゃと思って
返ってくるものがまた面白いんですよ
クイズ
もしや天然?w
ハ:絶対これもう答え分かるでしょww(このコメントでもすぐ分かっちゃうじゃんw
FAX:
『八重の桜』からのファンです(うん、私もその辺かも
漱石の第1回の「そうだよ、おばかだねえ」のひと言にヤラれました
アナ:このセリフをゆって欲しいFAXがたくさんきたので、ちょっとゆってもらっていいですか?
ゆったけど、カメラ目線が違ってた あ、客席のファンにゆってあげたのか 大喜びのお客さん
アナ:
けっこう夫婦の本質みたいなものが描かれているんじゃないかな
夫の考えていることと、妻の考えていることと、違うよなあって思って拝見しています
視聴者の回答は圧倒的に「天然」8割 クールは2.5%
尾野さんから答え:
天然 撮影の合間にも一度飲みに行ったんですけど、楽しかったですね
アナ:自覚ありですか?
ハ:僕は自覚してないですよw そんなつもりじゃないけど、周りからよく言われます
戸川:どっちかで選べといったら天然 でもリリーさんもみんな天然だから分からない
アナ:1つのことに夢中になったり?
ハ:“なんか、浮世離れしてる”って言われたこともあります
アナ:見どころをひと言、お願いします
ハ:夫婦に困難がきて、これを見て、夫婦、家族とは何かが分かるので、ぜひ観てください
視聴者からのメッセージがハンパない量
Q:長谷川さんの私生活、謎すぎます! せめてよく見ているテレビ番組教えてください
NHKのドキュメンタリーも見てます、ニュース、ドラマも観ます
ドキュメンタリー好きですね
Q:まだ行ったことがなくて行ってみたい国、都市は?
インドに行ってみたい
Q:海外で必ずすることはありますか
うーん、とくにない 有名な所回って、地元の人と話したりはしてる コミュニケーションをとりたい
Q:プライベートではどんな時にテンション上がりますか?
美味しいコーヒー飲んだ時 コーヒー大好きです 気分転換もあるし、毎日必ず飲んでます
こだわりはないけど、今日はストレート、今日はラテで飲みたいとか
戸川:仕事してない時なにしてるんですか?(ダイレクト!
ハ:最近は、、、ふとそう考えると、次の仕事のセリフを覚えたりですね ドライブもしたりする
Q:ストレスをためないためのリラックス法は?
ハ:
なんだろうなあ・・・体を動かすことですかね 散歩したり やっぱドライブ
少し太ったほうがいいかなと思って、昔よりかは増やしました
アナ:お酒の順番とかあるんですか?
ハ:その時によって違いますけど 美味いと言われるものはなんでも大好きです
Q:今までかけられた言葉で心に残っているものは?
蜷川さんに「おい、この白アルパラガス」て言われたことがある(戸川さん爆笑
『獄門島』
アナ:最初に役がきた時どうでした?
ハ:
嬉しかったです
先日、撮影が終わったばかり 佐渡島の山奥にお邪魔して
映像はまだ観てない
特別に映像の一部を初公開(BSプレミアムで11.19 夜8時~
映画フィルムみたい やっぱ頭掻くんだ
金田一さんと言えば、殺人事件でもっとも多く死人を多く出すことで有名だよね
自分の演技を真剣に観て、すっかり素になってて「ビックリしたw」
戸川:どうですか、初めてみて
ハ:たぶん・・・あれはファーストシーン
アナ:
頭を掻くのは金田一っぽいって思うけど、「ああ!」て吐き出すシーンは
あんまり今まではなかったような
ハ:
今回は割と新しい金田一にしたいという監督さんの要望があって、
今までとは違うものを求められていて、だから僕に来たのかなあとか
アナ:そのためには、どんな金田一像を考えていらっしゃる?
ハ:
今までのを一切忘れて、台本だけで役を作れたらいいな
1950年代、戦後間もない、金田一が戦争にトラウマを抱えているっていうキャラクター設定がたってたのを意識して
とにかくよく喋ります あまりにもセリフが多いので、金田一の喋るカギカッコの数を数えたんです
2時間ドラマの主役だと大体カギカッコ120とか(毎回なにげに数えてるらしい/驚
今回は360あって、さらに行数が多い 1シーンで17Pくらいあって、なぜこうなったかを話す
当然(途中で撮影を)切ってくれるんだろうなと思ってたら、1カットでいきますって 舞台じゃないんでw
オールロケで、すごい所で 佐渡島の清水寺と書いて“せいすいじ”の舞台でお芝居して
昔、世阿弥が流刑されてきたとかいう話もある こんなところで演じられるのは役者として嬉しい
(島流しの場所だったんだなあ
FAXできた最初の質問の答え 「来ました?」と楽しみそう
「サイコ的な怖い役が見たい 嫌いになりそうなくらいに演じてほしい」
ハ:なるほど (ホラー)すぐ演りたいですね すごいやりたいです
「寅さん 渥美清とは違う色気が見られそうです」
ハ:それは光栄ですね
アナ:長谷川さんが寅さんなら、恋が成就しちゃいそうじゃないですか(納得w
ハ:いやいやいや
戸川:どっか1つ大きな欠点があるのよ、人には言えない だからうまくいかないんです(爆
「ちびっ子に振り回される幼稚園の先生とか」
戸川:
これ、私もちょっと思ったの すっごい子どもまみれの所にいるっていう 前も後ろも背負っちゃってみたいな
ハ:苦手だなあ!w
アナ:ちょっと困らせてみたいってあるのかもしれない
ハ:漱石の時も、つけヒゲをつけてて、子役のコが歩いてきて、「あ、モノポリーみたい」てゆって
知らないけど、こんな感じ?
ハ:それ言われた時に、あ、ヤバイなと思って、ちょっと彼女と距離をとりました 怖がらせないといけないから
(熊本地震から半年ということで)「落ち込んでいましたが『シン・ゴジラ』を13回も観て、元気もらいました」
ハ:それはほんと役者冥利に尽きます
最後は爽やか笑顔で手振ってたw
“1977東京都出身。大学卒業後、舞台を中心に活躍。
ドラマ「鈴木先生」で初主演。映画「進撃の巨人」「シン・ゴジラ」など話題作に多数出演。
土曜ドラマ「夏目漱石の妻」に夏目漱石役で出演。11月放送予定の「獄門島」では金田一耕助を演じている。”
※「長谷川博己さん出演作まとめ」も参照
ものすごい細長い面白いサインだな/驚
後ろに集まったのはほぼ女性 振り向くだけで大歓声! あの近さだもん、黄色い声も出るよね
演歌歌手やジャニ系で振られるような自作のウチワを振っている! 写経みたいな表紙の本は何?
スタパ出演は3年ぶり(以前も出たのか
「ちょっと圧倒されています」
「『夏目漱石の妻』の和服はどうでしたか?」
「和服好きですよ 普段着るのは大変ですけど」
「ヒゲが漱石そのものって感じですが ヒゲ好きですか?」(妙な質問w
「ヒゲ好きですね ここまでは伸びないですけどね
もみあげも欲しいですけどね 伸ばしたいけど伸びない もみあげとヒゲをつなげてみたいんですけどw」
いつも姿勢がピシッとしているなあ
いろんな役を演られているけれども、普段はこんなによく笑う人なのか
戸田恵子「普段お会いする時と、ビシっとしてくると別人が現れたようで、私もワア!って思いました」
にゃんことのイラストかあいい
アナ:ご自身がイラストになるのはどうですか?
ハ:けっこう難しいと思うんですよ、僕をイラストで描くのって でも皆さん上手で すごい美化してくださってます
FAX:戸田さんとは飲み仲間なんですよね 戸田さんから見て、長谷川さんはどんな人?
戸田:
リリー・フランキーさんとドラマご一緒してからなんですけど、何の話をしたかはほとんど記憶にないですw
普段はほんとにラフなスタイルで飲み屋さんに現れて、お酒が強い! ピッチが速い
でも、乱れることなく、真面目な話もする 映画が好きだから、あと本の話、
リリーさんもそうだけど、マニアックな話が多い
全然ついていけないけど、聞いてて面白い 私は女として意識されてないんでしょうねw
ハ:
いやいや、すごい女優さんとして敬意をもってます
リリーさんは、お互いまだ俳優じゃない時に、出版社で働いていた時に原稿を取りに行ったりしていて
それから十何年経って共演させてもらって
(え、マスコミ系?驚
視聴者への質問
この字もフシギ 「ちょっとおこがましいんですけど」
やっぱりアナにも「字が全体的に横長なんですよね」とつっこまれてた
アナ:普段からですか?
ハ:割とこんな感じです
ハ:
(質問内容について)聞くの恥ずかしいんですけど、パブリックイメージを聞いてみたい
アナ:いろんな役をやってきて、自身でもいろんな役をやってみたい?
ハ:
自分がこういうのやりたいって思ってても、周りからはこういう役が来るんだって
やっぱり自分が思ってる自分と、人が思う自分は違う ズレてるのも面白いんですけど
『シン・ゴジラ』での演技まとめ
気鋭の政治家役 未曾有の脅威に立ち向かう
アナ:内閣官房副長官の役づくりは?
ハ:
30代後半でそのポジションは難しいらしい そこがリアルに描けてないと
なぜ彼がそこに立つことができたのかってところから考えないといけないと思いました
身近にいる政治家の方に取材したりすると、
“このポジションで、しかも30代後半なら、必ず誰かから足を引っ張られるだろう”と聞いて
それだけ仕事ができて、官房長官にも可愛がられている 家族がどうなのか、自分で履歴書をつくる
割とオーソドックスなやり方で演りました(“割と”て口癖なんだな
戸川:
バックボーンをちゃんと自分の中に通すのが大事だとされてる
ハ:
監督からは、とにかくまくしたてるように早くセリフを言ってくれと、間をあけないでと言われていたので
行間は考えないで、バックボーンのほうを大事にしました
矢口がどんな人物か 理想主義者で、まだ政治家としては幼い部分があって
ゴジラと対峙することでだんだん成長していく
アナ:表現は具体的にどう?
ハ:
映画、ドラマでは、その場で起きることを大事にする 雰囲気を大事にしています
ドラマ『夏目漱石の妻』
アナ:ここで描かれている漱石がけっこうとんでもない
戸川:第1回観て、みんな意外だったと思う
アナ:気難しく、時にエキセントリック 迫真の演技ご覧いただきましょう
音にぶちキレるシーン
ものっすごい細かく書かれた離縁状を広げるシーン(舞台劇みたいだな
戸川:何回観ても可笑しいw
アナ:改めてご自分のキレっぷりをどう思いますか?
戸川:普段、そんな長谷川さん見たことないけど、時々あるんですか?
ハ:普段出来ないから、こういう所で解放できているのもあるかも
戸川:眉毛がすごくうごくんですよ!
アナ:今、動きます?
眉を動かしただけでまた沸くファンw
ハ:
これも、漱石を調べると、「パラノイア」て、割と幻覚を見る症状があったとどこかで読んで
どうしたらそう見えるかなと思って、焦点を合わせないで、右目だけで見るとか、左目だけで見るとかすると、
実際そういった感じに見えてくる だからこのままいってみようかなってやってみました
戸川:発想が面白い 人ってこんな風な顔出来るんだなあって
ハ:漱石さんのいろんな写真を全部みて、目がグッとしてる時があったので
戸川:作品は網羅しました?
ハ:大体、この作品に関わるものを 斜め読みしたものもありますけど、読みました
アナ:漱石が暮らしていた所にも行った
ハ:
はい、熊本に 今は(家とかは)ないんですけど
妻が飛び込んだ川や、働いていた大学が家から遠くて、この長い距離をどう思いながら歩いたんだろう
ほんとは作家になりたかったのにとか
あとは、4話の修善寺の旅館に行ったり その部屋はあるけど、その日はもうとられていたので、翌日ちょっと中を見させてもらって
時間があれば、そういうことけっこう好きですね
アナ:逆にプレッシャーは?
ハ:
すごいありました 漱石の像っていろんな人にあるから、それとは関係なく自分の思い通りにやっていいのか悩みながら
毎年演りたいです 芥川とか
戸川:太宰さんとか(どっちもいいかも!
演出家さんからのコメント:
現場に入る時から漱石になっていた
2ヵ月半の撮影中もなりきって生活していたのでは?と思うくらいでした
戸川:一緒にお仕事した時もそんな感じだった
ハ:せっかく演じてるので、そういたい 普段でもその人物の喋り方でいるのは楽しい
アナ:妻のキョウコさんとの絆は独特ですが、その世界はどう思う?
ハ:
夫婦ってこういうもんだなとすごく感じた あれだけの献身的な愛情がなかったら
漱石さんもあれだけの作品は書けなかったんじゃないかな
妻の力って大きいんだな 尾野さんとシンクロして現場がすごく楽しかった
にゃんことの共演シーン早く観たいな
猫になりきってて、普段の顔と全然違うw
ハ:
すごい楽しかった! 動物になるのって楽しいですね!
尾野さんのところに行く時点で、自分でも何やってんだろって笑ってたんですけど、
カっと見たら、尾野さんと5mmぐらいの近さで、お互いにふいちゃってNGでしたw
尾野さんインタビュー
「長谷川さんの印象」
他の作品を観させていただくと、繊細、掴めなさそうなイメージだったけど
あんな真面目な顔して面白いことたくさん喋ってくれます
漱石について何を質問しても答えてくれる あなたは漱石ですか?って思うくらい
“この頃、いくらの家賃で住んでたんだろうね”て聞いても、“いくらくらいだったらしいよ”とか
はじめは勉強されて悩んだこともあったと思うけど、途中で「止めた!もう考えない」てゆってw
芝居に挑んだことが一度ありました
ハ:
尾野さんが羨ましいくらいに自由に演じていて、それ見てて、
ああだこうだってがんじがらめになっていることに気づいて
自分もこの場を楽しまなきゃと思って
返ってくるものがまた面白いんですよ
クイズ
もしや天然?w
ハ:絶対これもう答え分かるでしょww(このコメントでもすぐ分かっちゃうじゃんw
FAX:
『八重の桜』からのファンです(うん、私もその辺かも
漱石の第1回の「そうだよ、おばかだねえ」のひと言にヤラれました
アナ:このセリフをゆって欲しいFAXがたくさんきたので、ちょっとゆってもらっていいですか?
ゆったけど、カメラ目線が違ってた あ、客席のファンにゆってあげたのか 大喜びのお客さん
アナ:
けっこう夫婦の本質みたいなものが描かれているんじゃないかな
夫の考えていることと、妻の考えていることと、違うよなあって思って拝見しています
視聴者の回答は圧倒的に「天然」8割 クールは2.5%
尾野さんから答え:
天然 撮影の合間にも一度飲みに行ったんですけど、楽しかったですね
アナ:自覚ありですか?
ハ:僕は自覚してないですよw そんなつもりじゃないけど、周りからよく言われます
戸川:どっちかで選べといったら天然 でもリリーさんもみんな天然だから分からない
アナ:1つのことに夢中になったり?
ハ:“なんか、浮世離れしてる”って言われたこともあります
アナ:見どころをひと言、お願いします
ハ:夫婦に困難がきて、これを見て、夫婦、家族とは何かが分かるので、ぜひ観てください
視聴者からのメッセージがハンパない量
Q:長谷川さんの私生活、謎すぎます! せめてよく見ているテレビ番組教えてください
NHKのドキュメンタリーも見てます、ニュース、ドラマも観ます
ドキュメンタリー好きですね
Q:まだ行ったことがなくて行ってみたい国、都市は?
インドに行ってみたい
Q:海外で必ずすることはありますか
うーん、とくにない 有名な所回って、地元の人と話したりはしてる コミュニケーションをとりたい
Q:プライベートではどんな時にテンション上がりますか?
美味しいコーヒー飲んだ時 コーヒー大好きです 気分転換もあるし、毎日必ず飲んでます
こだわりはないけど、今日はストレート、今日はラテで飲みたいとか
戸川:仕事してない時なにしてるんですか?(ダイレクト!
ハ:最近は、、、ふとそう考えると、次の仕事のセリフを覚えたりですね ドライブもしたりする
Q:ストレスをためないためのリラックス法は?
ハ:
なんだろうなあ・・・体を動かすことですかね 散歩したり やっぱドライブ
少し太ったほうがいいかなと思って、昔よりかは増やしました
アナ:お酒の順番とかあるんですか?
ハ:その時によって違いますけど 美味いと言われるものはなんでも大好きです
Q:今までかけられた言葉で心に残っているものは?
蜷川さんに「おい、この白アルパラガス」て言われたことがある(戸川さん爆笑
『獄門島』
アナ:最初に役がきた時どうでした?
ハ:
嬉しかったです
先日、撮影が終わったばかり 佐渡島の山奥にお邪魔して
映像はまだ観てない
特別に映像の一部を初公開(BSプレミアムで11.19 夜8時~
映画フィルムみたい やっぱ頭掻くんだ
金田一さんと言えば、殺人事件でもっとも多く死人を多く出すことで有名だよね
自分の演技を真剣に観て、すっかり素になってて「ビックリしたw」
戸川:どうですか、初めてみて
ハ:たぶん・・・あれはファーストシーン
アナ:
頭を掻くのは金田一っぽいって思うけど、「ああ!」て吐き出すシーンは
あんまり今まではなかったような
ハ:
今回は割と新しい金田一にしたいという監督さんの要望があって、
今までとは違うものを求められていて、だから僕に来たのかなあとか
アナ:そのためには、どんな金田一像を考えていらっしゃる?
ハ:
今までのを一切忘れて、台本だけで役を作れたらいいな
1950年代、戦後間もない、金田一が戦争にトラウマを抱えているっていうキャラクター設定がたってたのを意識して
とにかくよく喋ります あまりにもセリフが多いので、金田一の喋るカギカッコの数を数えたんです
2時間ドラマの主役だと大体カギカッコ120とか(毎回なにげに数えてるらしい/驚
今回は360あって、さらに行数が多い 1シーンで17Pくらいあって、なぜこうなったかを話す
当然(途中で撮影を)切ってくれるんだろうなと思ってたら、1カットでいきますって 舞台じゃないんでw
オールロケで、すごい所で 佐渡島の清水寺と書いて“せいすいじ”の舞台でお芝居して
昔、世阿弥が流刑されてきたとかいう話もある こんなところで演じられるのは役者として嬉しい
(島流しの場所だったんだなあ
FAXできた最初の質問の答え 「来ました?」と楽しみそう
「サイコ的な怖い役が見たい 嫌いになりそうなくらいに演じてほしい」
ハ:なるほど (ホラー)すぐ演りたいですね すごいやりたいです
「寅さん 渥美清とは違う色気が見られそうです」
ハ:それは光栄ですね
アナ:長谷川さんが寅さんなら、恋が成就しちゃいそうじゃないですか(納得w
ハ:いやいやいや
戸川:どっか1つ大きな欠点があるのよ、人には言えない だからうまくいかないんです(爆
「ちびっ子に振り回される幼稚園の先生とか」
戸川:
これ、私もちょっと思ったの すっごい子どもまみれの所にいるっていう 前も後ろも背負っちゃってみたいな
ハ:苦手だなあ!w
アナ:ちょっと困らせてみたいってあるのかもしれない
ハ:漱石の時も、つけヒゲをつけてて、子役のコが歩いてきて、「あ、モノポリーみたい」てゆって
知らないけど、こんな感じ?
ハ:それ言われた時に、あ、ヤバイなと思って、ちょっと彼女と距離をとりました 怖がらせないといけないから
(熊本地震から半年ということで)「落ち込んでいましたが『シン・ゴジラ』を13回も観て、元気もらいました」
ハ:それはほんと役者冥利に尽きます
最後は爽やか笑顔で手振ってたw