『どうも、翁さん、頑張ってジョギングだな、どこまで行ってきた来たね？、越出橋まで？、それは頑張るね、ファハハハ。いつもカメラを手にしているが、どうだね春の気配わ。いよいよ杉花粉が飛散をするようだが、気温が上がれば一気に飛ぶだろうな。雑木山はまだ芽吹きはしないようだが、川の水は何となく温んできたようだ。日本海側は記録的な大雪、どうも異常気象が恒常化してきて』
『やあ、輝さん、軽トラでどこに出かけるね、農協にジャガイモの種を受け取りに？、そうか、ホームセンターよりは農協の種が良質かもね、ハハハハ。・・・・磯谷さんの道路端の水仙が綺麗だわ、山は萌え出す気配は感じないな。杉花粉、飛散の中でしばしばゴルフをしたり、こうしてジョギングも、もう免疫だな、ファハハハ』
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『どうも雨不足で干ばつになりそうだわ、川の水も少なくなって。翁さんはジャガイモを蒔く畑が掘ってないね、俺が耕耘機を持って行って掘ろうか？。ジャガイモも収穫した時にはほくほくして旨いが、夏になると味も落ち、秋口には芽が出てきて。文治さんは畑に未だに室を作り野菜の保存を、新鮮さが保てるわ。芋類などの種もそこに保存して毎年蒔いているな。これから戻って食事の支度？、大変だな』
『空気も乾いてカラカラ、加湿器を点けっぱなし、それに日中も気温が上がらなくて、家にいると暖房なしでは寒いよ。熱いお茶ばかり飲んで小便が近くて、ファハハハ。野菜や種の保存、子供の頃は農家はどこの家にも「室」があったよ、春先には箱で買った林檎もあって。生きるための感性は素晴らしかったが、科学文明がその感性を次々に淘汰をしてしまい、飽食まで助長、日本の政治哲学には「文化」の文字が無いよ』
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あとがき＝＝天変地異は明らかに天罰だな、地球の限界が見えてきた、そんな学術論文もあるそうで、ガハハハ＝＝放念の翁